久美浜駅

京都丹後鉄道宮津線の駅、久美浜の改札画像です。

駅名標、当駅は京都丹後鉄道の京都府駅としては最西端にあたり隣のコウノトリの郷より兵庫県に入る。
駅名標、京都丹後鉄道内ではナンバリングが導入されている。
名所案内、かなり錆びついているが文字は読むことはできる。
久美浜の龍伝説の紹介がされた看板も設置されている。
駅舎、瓦屋根が印象的な寺社風の駅舎となっている。
ホームから見た駅舎、重厚な作りになっていることが分かる。
駅舎に掲出された第1種駅名標、当駅の副駅名は龍伝説の駅となっている。
改札口、当駅は有人駅の為切符の購入が可能、窓口のほかに自動券売機も設置されている。
駅舎内部には待合スペースが設けられている。
駅舎内部には観光案内所も設けられている。
当駅は早朝・夜間は無人駅となる為、早朝夜間用の通用口が駅舎の外に設けられている。
ホーム側から見た通用口の様子、通用口は駅舎の間隣に設置されている。
通用口に向かう通路には・・・
「夜間通用口」と書かれた行燈型の方面看板が存在する。
通用口の利用を説明する手書きの看板も設置されている。
ホームは単式・島式複合型の2面3線で行き違い・折り返しが可能な構造になっている。
ホーム上には待合室も設けられている。
ここ久美浜駅は京丹後市久美浜地区の玄関口となっている。

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所在地:京都府京丹後市
乗入路線
京都丹後鉄道宮津線(宮豊線)

出雲大東駅

木次線の駅、出雲大東の改札画像です。

駅名標、ラインカラー対応となっている。当駅は雲南市(旧大東町)の中心駅で、木次線の中間駅では第1位の利用者数となっている。
木次線の駅名には古事記や日本書紀にちなむ愛称が付けられている。当駅は「神阿多津姫命」。
当駅周辺の名所案内も設置されている。
「ようこそ 大東町へ」とかかれた歓迎看板にはキハ120の様な車両のキャラクターが描かれている。
駅舎、2007年に改築された比較的新しい駅舎になっている。旧大東町の中心駅となっており、駅周辺には雲南市市民病院などがある。
駅入口、当駅はきっぷ売り場はあるもののホームへの入口へと向かう通路には改札口はない。
ホーム側から見た駅入口の様子。
駅舎内部にはキップ売り場があり、乗車券の購入が可能。
駅舎内部、物産コーナーやパソコン教室が入居している。
駅舎内部は待合スペースにもなっており、机やベンチが置かれている。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり行き違い不可。
駅横には旧駅舎時代から残る腕木式信号機が保存されている。

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所在地:島根県雲南市
乗入路線
木次線

塩狩駅

宗谷本線の駅、塩狩の改札画像です。

駅名標。三浦綾子の小説「塩狩峠」の舞台となった塩狩峠の最寄り駅である。当駅は利用が僅少であるため廃止候補駅とされたが、前述の通り著名な小説の舞台ゆえに観光資源としての活用が期待できることから廃止を免れ、2021年度より地元の和寒町費用負担の下維持されることが決定した。
名所案内。塩狩峠一目千本桜は当駅の東側すぐに位置し、見頃である5月には美しい花を咲かせる。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。国鉄時代から使用されている、重厚で趣ある木造駅舎となっている。当駅は駅舎すぐそばまで山が迫っている地形ゆえに、駅舎の出入り口はホーム側と妻面のみに設けられており、特異な構造となっている。
駅舎妻面の様子。当駅は駅舎正面がホーム側を向いているため、駅舎の出入り口は妻面に設けられている。また、妻面には1種駅名標代わりか、ホーロー駅名標が取り付けられている。
ホーム側の駅舎出入り口付近には「+安全第一」のホーロー看板がある
駅舎内部の様子。比較的広々とした待合室となっている。
ホーム側に通じる扉。当駅は無人駅であり、改札口は存在しない。また、駅舎を経由せずとも駅前広場からホームへダイレクトに行くことができる。
かつての窓口は封鎖され、掲示板となっている。地元・和寒町女性部によるイラストが貼られていた。
駅舎の妻面側扉付近の様子。前述の通り、妻面側のみが駅前広場を向いているが、扉はホーム側のものと比べると小さい。
駅舎内部の様子
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。ホームの配置は千鳥配置となっている。
駅舎反対側ホームへは構内踏切を渡る必要がある。
当駅のすぐそばに建っている塩狩峠の碑。塩狩峠の名前は天「塩」国と石「狩」国の国境に当たることに由来する。なお、現在は天塩国側の和寒町も、石狩国側の比布町も同じ上川総合振興局の管内にあたり、塩狩峠は振興局の境界とはなっていない。
塩狩峠の碑の付近には「長野政雄氏殉職の地」の顕彰碑も建つ。明治時代の1909年、塩狩峠の頂上付近で最後尾の客車の連結器が外れ、逸走した客車の停止を試みようとした当時の鉄道院職員・長野政雄氏が客車の床下に巻き込まれて殉職した事故が発生した。小説「塩狩峠」はこの実話を元にしたものである。
長野政雄氏の顕彰碑と塩狩峠と宗谷線の線路。時代は変わり、現在は1日15往復程度の汽車が当地を行き交うが、石碑は過去も今も変わらず鉄道の安全運航を見守っている。
当駅近くには「塩狩峠」の作者である三浦綾子の旧宅を旭川から移築した「塩狩峠記念館」が建っている。マンサード屋根とホーロー看板がレトロな雰囲気を感じさせる風情ある建物となっている。

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所在地:北海道上川郡和寒町
乗入路線
宗谷本線

播磨新宮駅

姫新線の駅、播磨新宮の改札画像です。

駅名標。当駅は姫新線における運行拠点駅の1つで、当駅始発・終着列車が多数存在する。姫路からの列車は当駅止まりのものが多く、佐用・上月方面へは本数が減少する。
駅舎。近年整備された橋上駅舎となっている。
改札口。有人駅となっており、IC専用簡易改札機が設置されている。姫新線でICOCA等の交通系ICが使用できるのは姫路ー当駅間の各駅であり、佐用・上月・津山方面への利用はできない。
きっぷ売り場の様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が設置されている。
駅舎内部には待合スペースが設けられている。
待合室の様子。ベンチの形が独特である。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いおよび折り返しが可能である。
当駅が立地するたつの市は播州素麺「揖保乃糸」の産地として知られ、駅に隣接して工場も立地する。また、揖保乃糸のCMのロケ地として当駅も使用されている。

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所在地:兵庫県たつの市
乗入路線
姫新線

高知駅

土讃線の駅、高知の改札画像です。

駅名標。当駅は高知県の県庁所在地・高知市の代表駅であり、特急列車を含む全ての列車が停車する。土讃線においても主要駅であり、特急を含めほとんどの列車が当駅始発・終着となる。ラインカラーは同じであるが、駅番号も阿波池田・多度津方面はD、須崎・窪川方面はKであり、当駅を境に異なる。
自立式駅名標。駅名標にはプロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグ」のチーム「高知ファイティングドッグス」のステッカーが貼られている。
駅舎。現在の駅舎は内藤廣設計で、高架化に伴い2008年に落成した。高知県産のスギ材を使用したアーチ状の大屋根が特徴的である。
改札口。高架化と同時に自動改札機が設置され、JR四国で最初に自動改札機が設置された駅となった。現在でも、JR四国における自動改札機設置駅は当駅と高松駅のみである。なお、当駅の利用者数は高知県の駅としては最多であり、JR四国の駅では高松、徳島、松山、坂出に次いで5番目に多い。
きっぷ売り場の様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が設けられている。
駅舎内部の待合スペース。カフェ等も隣接して設けられている。
よさこいの街ということもあり、待合室内にはよさこいで使用する鳴子をモチーフとしたモニュメントがおかれている。
駅舎内部の様子。駅舎内には売店としてセブイレ・パン屋のほか、土産物店が入居している。パン屋は以前、JR四国系列のウィリーウインキーであったが、同店の運営会社が合併に伴い店舗をリトルマーメイドに転換したことにより、現在はリトルマーメイドとなった。
改札内コンコースの様子。階段にはアンパンマンが描かれているが、これはアンパンマンの作者である故・やなせたかし氏が高知県出身であることによるもので、JR四国管内では高知県に限らず至る所でアンパンマン列車が走行している。
JR四国管内においてアンパンマンを頻繁に見かけるのは高知県に限った話ではないが、ここ高知は作者の故郷であることもあり、列車だけでなくコンコースにもラッピングがなされており、「アンパンマンひろば」としてアンパンマンワールドが広がっている。
アンパンマンひろば内にはアンパンマンワールドをモチーフとしたジオラマがあり、ここにはドキン・カバオ・ちびぞうといったおなじみの登場キャラクターやパン工場が配置されている。
但し、ジオラマ内ではアンパンマンワールドはあくまでもオマケに過ぎず、大部分は阿波踊りや金刀比羅宮等、四国各県の名所が再現されており、アンパンマンワールドと四国名所の組み合わさった若干シュールなジオラマとなっている。
アンパンマンひろば内にはアンパンマン列車をモチーフとした顔はめパネルが置かれている。
ゴミ箱にもアンパンマン・ばいきんまん・ドキン・チーズといったキャラクターのラッピングがなされている。
ホームは2面4線となっており、列車の行違い・折り返しが可能である。前述の通りホームは高知県産のスギ材を使用したドーム状の大屋根となっており、開放感が感じられる造りとなっている。
当駅駅前からはとさでん交通の路面電車が発着しており、駅前ロータリー内に路面電車乗り場が設けられている。
路面電車乗り場は頭端式となっており、当駅とは屋根付きの通路で結ばれている。伊野・朝倉・後免へは路面電車でも行くことができるが、路面電車の場合、当駅からははりまや橋電停での乗換が必要である。また、所要時間・運賃面でもJR土讃線利用の方が有利である。
高知の偉人としては坂本龍馬が有名であり、当地では空港の愛称等、いたるところに龍馬が登場するが、当駅駅前にも当たり前のように銅像が設置されている。龍馬はセンターに配置されており、両サイドを武市半平太と中岡慎太郎に挟まれている。
駅構内には「べろべろの神様」なる謎のモニュメントが設置されている。高知県は1人あたりの年間酒類購入額が全国1位であり、市内には「酒飲みの聖地」ひろめ市場があるなど、酒飲みの県として知られる。高知を訪れた際には、是非美味しい地酒と名物料理を味わうことをおすすめしたいが、このモニュメントのように泥酔して下半身を露出することのないよう、節度を持って飲酒したい。

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所在地:高知県高知市
乗入路線
土讃線
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線)
とさでん交通桟橋線