穴山駅

中央本線の駅、穴山の改札画像です。

吊下式駅名標。中央東線大月ー小淵沢間各駅への駅番号導入に伴い、駅番号・4ヶ国語対応の駅名標に更新された。
自立式駅名標。駅番号・4ヶ国語対応となっている。
当駅に設置されている名所案内。国鉄時代からのものかどうかは不明。
名所案内のほか、ホームには「穴山氏発祥の地」を示す手書き看板がある。
駅舎。ログハウス風デザインの比較的新しい駅舎である。
改札口。当駅は無人駅となっている。Suica等の交通系ICが利用可能であり、IC専用簡易改札機が設置されている。
ホームと比べ駅舎は高い位置にあるため、駅舎と跨線橋は連絡通路でダイレクトに結ばれている。
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いは不可能である。
ホーム上にも待合室が設置されている。
待合室には国鉄時代に設置されたと思われる方面看板が残るが、経年劣化により文字が読み難くなっており、特に「方面」の文字はほとんど消えてしまっている。

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所在地:山梨県韮崎市
所属路線
中央本線

甲斐小泉駅

小海線の駅、甲斐小泉の改札画像です。

駅名標。長野支社標準タイプの自立式駅名標である。当駅は山梨県の駅であるが、他の小海線の駅同様、長野支社管轄である。
写真入り駅名標。当駅付近にある三分一湧水の写真入りの駅名標も設置されている。
駅舎。小ぢんまりとした比較的新しい簡易駅舎である。1種駅名標は英語表記のみとなっており、日本語表記がない。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。東京近郊区間に位置するが、小海線ではSuica等の交通系ICは飛び石導入となっており、当駅では使用不可である。駅舎内部は待合室となっている。
駅舎内部には美しいステンドグラスが設置されており、小諸方のものは国蝶オオムラサキと八ヶ岳をモチーフとしたデザインである。
小淵沢方のものは八ヶ岳に生息する「幸せを呼ぶ青い鳥」ルリビタキと、シラカンバの林をモチーフとしたデザインである。
取材時、ホームは相対式2面2線であり列車の行き違いが可能であったが、2020年秋に小海線へ無線列車制御システムATACSが導入されたことに伴い、現在では交換設備の使用が停止されているようである。
取材時、当駅には独特な形状の構内踏切が設置されていたが、交換設備の使用停止に伴い踏切も使用が停止されてしまった。

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所在地:山梨県北杜市
乗入路線
小海線(八ヶ岳高原線)

甲斐大泉駅

小海線の駅、甲斐大泉の改札画像です。

駅名標。八ヶ岳と星空をデザインした小海線オリジナルデザインの駅名標が設置されている。
八ヶ岳と思われる写真入りの駅名標も設置されている。
駅舎。国鉄時代からのものと思われる木造駅舎となっている。
駅舎に掲げられた1種駅名標は木製のものとなっている。
駅舎前には背の高いシラカンバの木が5本生えており、高原情緒が漂う。なお、当駅の標高は1,158mであり、JR線の駅では野辺山、清里に次いで3番目に標高の高い駅である。
改札口。当駅は東京近郊区間の駅であるが、小海線ではSuicaは飛び地導入となっており、当駅ではSuica等の交通系ICは使用できない。
駅舎内部には窓口が設けられており、窓口営業時間内は乗車券類の購入が可能である。なお、営業時間外は無人となる。
駅舎内部は待合スペースとなっている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
駅舎反対側の清里・小諸方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある。

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所在地:山梨県北杜市
乗入路線
小海線(八ヶ岳高原線)

清里駅

小海線の駅、清里の改札画像です。

駅名標。八ヶ岳と星空をモチーフとした小海線オリジナルデザインの駅名標である。当駅は山梨県最北端の駅であり、北端の野辺山駅は長野県となる。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標も設置されている。
駅舎。山小屋風デザインの真っ白な鉄筋コンクリート製の駅舎となっている。当駅は高原リゾートとして知られる清里高原の玄関口である。
駅舎に設置された1種駅名標は国鉄時代より残るものと思われる。
改札口。有人駅であり、駅員による集改札が行われる。当駅は飛び地でSuica等の交通系ICが使用可能であり、IC専用簡易改札機が設置されている。但し、交通系ICの利用は小淵沢駅等の利用可能駅への乗車に限られ、甲斐大泉駅等の非対応駅への乗車はできない。
駅舎内部。かつてはみどりの窓口が営業していたようであるが、現在は閉鎖され、指定席券売機での対応となっている。
駅舎内部。清里高原の玄関口であり、夏季の土休日を中心に観光客の利用も多いため、駅舎内部は広々としている。
駅舎内部の様子。駅舎内では季節限定で横川駅の「峠の釜めし」が販売されている。
このように、駅舎内にはかなりの席数のベンチが確保されていることが伺える。
また、駅舎内には四季折々の風景の中を走る”HIGH RAIL 1375”の写真が展示されている。
改札口付近に設置されている木製の駅名標
改札口付近にはシラカンバ材を使用して作ったシカの置物が設置されている
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
2番線の小海・小諸方面へは構内踏切を渡る必要がある
当駅にはホーロー製の方面看板が設置されている。
小淵沢方面ホームに設置されているホーロー製の方面看板。
当駅の標高は1,274mであり、JR線の駅では野辺山駅に次いで2番目に高く、山梨県内では最も高い。当駅には標高を示す標が設置されており、画像は2番線のもの。
1番線にも標高標が設置されており、駅前に展示されているSLとのコラボも楽しめる。
小海線は高原地帯を走っており、JR線で標高の高い駅トップ10のうち、1位〜9位まで小海線が独占している。先述の通り、当駅の標高はJR線で2番目に高い。
当駅構内には「ようこそ信州 小海線へ Welcome to Nagano!」と書かれた横断幕が掲げられているが、当駅はあくまでも山梨県であり、駅前には山梨中銀のATMも設置されている。
駅前にはC56 149号機が保存されている。小海線を走行したSLで、廃車後は清里町内で保存されていたが、あまりに酷い保存状態であったため、修復・整備の上当駅前に移設された経緯を持つ。現在は屋根がかけられその下で保存されている。

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所在地:山梨県北杜市
乗入路線
小海線(八ヶ岳高原線)

日野春駅

中央本線の駅、日野春の改札画像です。

吊下式駅名標。中央本線大月ー小淵沢間への駅番号導入に伴い、4ヶ国語対応となった。
駅番号導入前の駅名標
自立式駅名標
自立式駅名標
ホーム上に設置されている名所案内
駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎となっている。
改札口。有人駅となっており、係員による集改札が行われる。Suica等の交通系ICが利用可能であり、IC専用簡易改札機が設置されている。
きっぷうりばの様子。かつては窓口が設けられていたが、現在窓口は閉鎖されている。自動券売機が1台設置されている。
駅舎内部の様子
ホームは2面3線となっており、列車の待避が可能となっている。普通列車は当駅で特急列車の通過待ちを行うことが多い。
歴史ある木造駅舎を有する当駅にはもじ鉄案件が複数存在する。駅舎のホーム側には安全第一のホーロー看板がある。
また、同じく駅舎のホーム側には「停一號」と書かれていると思われる木製の看板がある。その上には建物財産標があり、明治37年(1904年)10月築であることが示されている。事実であれば、築100年を優に超える駅舎である。
当駅は七里岩の台地を超える急勾配上に位置しており、蒸気機関車の時代は給水拠点として重要な駅であったとされる。当駅構内には蒸気機関車時代の名残である給水塔が残されている。
給水塔付近には、給水塔の歴史を紹介する看板も残されている。給水塔が撤去されることなく末長く残ることを祈るばかりである。

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所在地:山梨県北杜市
乗入路線
中央本線