抜海駅

宗谷本線の駅、抜海の改札画像です。

駅名標。当駅は利用者僅少により廃止が検討されている。稚内市は当駅を廃止する方針を示しているものの、抜海地区の地元住民側が廃止に反対していることもあり、地元住民と稚内市との間で協議が続けられている。
近年交換されたと思われる新しい駅名標も設置されている。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
サッポロビールとの契約の関係から広告部分が白塗りされたホーロー駅名標
駅舎には、ホーローを模したデザインのプラスチック製縦型駅名標が設置されている。なお、なぜか下のJRマークの部分のみホーローとなっている。
当駅に設置されている名所案内。イラストが入っていたものと思われるが、色褪せてほとんど見えなくなっている。
駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎が残る。当駅は木造駅舎のある駅としては日本最北端に位置しており、秘境駅であることも併せてオタク人気の高い駅である。
駅舎に設置されている1種駅名標は木製となっている。
駅舎内部は比較的広々とした待合室となっている。
かつては窓口があったと思われるが、現在は封鎖されている。
ホーム側へ続く扉。当駅は酷寒地に位置していることもあり、駅舎には風除室が設けられており、ホームへ行くには扉を2回通る必要がある。
かつてはこの部分に改札口があったと思われ、柵の遺構が残る。現在当駅は無人駅となっており、無人駅としては日本最北端に位置している。
ホーム側から見た改札口跡の様子
ホーム側から見た駅舎の様子。駅前広場側から見るよりレトロ感を感じる外観となっている。
ホーム側の駅舎出入口付近には複数の駅名標が設置されている。縦型のものは「抜海駅」の文字の部分が貝を貼り合わせて作られており、独特の風情が感じられる。
ホームは相対式2面2線で、列車の行き違いが可能である。交換設備があることから、仮に廃止となった場合でも信号場として残るものと思われる。
2番線の幌延・名寄方面ホームへは構内踏切を渡って移動する
当駅に停車する名寄行き普通列車。当駅に停車する列車本数は上り名寄方面が4本、下り稚内方面が3本の計7本と非常に少なく、鉄道での訪問難易度は高い。最北の木造駅舎・最北の無人駅である当駅が少しでも長く存続することを祈るばかりである。

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所在地:北海道稚内市
乗入路線
宗谷本線

勇知駅

宗谷本線の駅、勇知の改札画像です。

駅名標
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている
駅舎。北海道でよく見かける廃車体を転用したタイプの駅舎となっている。近年外装がリニューアルされたものと思われる。
駅舎内部は待合室となっている
奥側から見た駅舎内部の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可能である

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所在地:北海道稚内市
乗入路線
宗谷本線

兜沼駅

宗谷本線の駅、兜沼の改札画像です。

駅名標。駅名は駅付近の兜沼に由来する。かつては隣に芦川駅があったが、利用者僅少により2001年に廃止されたため、隣駅表示「とくみつ」がステッカー貼りとなっている。
日光の影響か、色褪せた駅名標も設置されている。
当駅に設置されている名所案内
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。小ぢんまりとした簡易駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内部は待合室となっている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
2番線の稚内方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある。
当駅のホームからは駅名の由来である兜沼を一望できる。
当駅付近には、旧兜沼郵便局の局舎を転用した「兜沼郷土資料室」があり、レトロな趣のある木造の洋風建築物となっている。
庇の部分は繊細かつ凝った造りとなっている。
窓の造形も特徴的なものとなっている。

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所在地:北海道天塩郡豊富町
乗入路線
宗谷本線

豊富駅

宗谷本線の駅、豊富の改札画像です。

駅名標。当駅には特急宗谷号・サロベツ号が停車する。
自立式駅名標
自立式駅名標
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
当駅設置の名所案内。サロベツ原野原生花園のイラスト入りである。
イラストが褪せてほとんど見えなくなっている名所案内看板もある。
駅舎。屋根から突き出た2本の煙突が特徴的な、国鉄時代からのものと思われる駅舎である。
駅舎に設置された1種駅名標
当駅は特急停車駅であるが、無人駅となっており改札口は存在しない。かつての改札ラッチ跡が残る。なお、駅に隣接する豊富町の観光情報センターで乗車券類の販売を行なっている。
駅舎内部。広々とした待合室となっている。
駅舎内部。かつての窓口跡が残っている。画像左側のログハウス風の部分はカフェとなっている。取材時は残念ながらカフェの営業時間外であった。
カフェの入り口前には本棚があり、多数の文庫本やマンガ本が置かれている。
ホームから見た駅舎の様子
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
2番線の稚内方面ホームへは跨線橋を渡る必要がある。
また、2番線の稚内方面ホーム側にダイレクトに行くことができる勝手口が設けられている。
外側から見た勝手口の様子
駅構内には豊富町の観光案内広告が複数設置されている。画像は豊富町名産であるとよとみ牛乳のもので、イラストがかわいらしい。酪農が盛んな豊富町内では人口の4倍もの頭数の牛が飼育されており、「人より牛の方が多いまち」となっている。
また、当駅は日本最北の温泉郷とされている豊富温泉の最寄駅でもある。
豊富町内にはサロベツ原生花園が広がっている。日本海沿いのオロロンライン(道道106号線)は利尻富士と日本海を眺めながらサロベツ原野を走ることができ、ドライブやツーリングのルートとして人気が高い。
駅舎ホーム側にも、サロベツ・豊富温泉・豊富牛乳の3点セットの歓迎看板がある。
駅前の様子。歓迎ゲートが設置されており、サロベツ・豊富温泉の記載がなされている。豊富町には道内の他の市町村と比較しても十分魅力的な観光地が存在しているが、駅から離れているがゆえに、鉄道利用で訪れることが便利とは言い難いのが現状である。

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所在地:北海道天塩郡豊富町
乗入路線
宗谷本線

下沼駅

宗谷本線の駅、下沼の改札画像です。

駅名標。隣駅表示「ほろのべ」がステッカー貼りとなっているが、これは2006年まで隣に南下沼駅があったためである。同駅は利用者僅少により廃止となった。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。当駅駅舎をモチーフとした幌延町キャラクター「ぬまひきょん」のデザインに近年リニューアルされた。
ホーム側から見た駅舎の様子。ホーム側には「ぬまひきょん」の顔が描かれている。
駅舎側面も「ぬまひきょん」の顔となっている。
駅舎内部の様子。長いベンチが置かれており、ベンチの上には座布団も敷かれている。
駅舎内部の様子。長いベンチが置かれており、ベンチの上には座布団も敷かれている。
奥側から見た駅舎内の様子
奥側から見た駅舎内の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅で行違い不可能である。

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所在地:北海道天塩郡幌延町
乗入路線
宗谷本線