東根室駅 根室本線の駅、東根室の改札画像です。 駅名標、当駅は2025年3月15日のダイヤ改正に伴い廃止が決定している。当駅周辺には人家が集積しており、根室高校の最寄駅でもあるが、根室高校へは徒歩20分以上を要するため当駅を利用した通学の利便性が高いとは言い難い。根室高校へは校門前まで乗り入れるバスが運行されており、バス利用の方が通学の利便性が高いことも、当駅廃止が決定した理由の1つとされている 取材時、当駅にはホーロー縦型駅名標が設置されていたが、当駅の廃止決定の報道が出て以降盗難にあったため、現在当駅にホーロー駅名標は残っていない 駅全景、当駅はホームがあるのみの無人駅であり、駅舎および改札口、待合室は存在しない ホームへは階段を上がって連絡する ホームは板張りの単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である 当駅は長らく「日本最東端の駅」として注目されてきた。ホーム上には日本最東端の駅を示す碑が設置されているが、当駅廃止後、日本最東端の駅は隣の根室駅に移ることとなる ————————————— 所在地:北海道根室市 乗入路線 ■ 根室本線(花咲線)
直別駅 根室本線の駅、直別の廃駅画像です。 駅舎、営業当時駅舎として使用されていた建物が解体されずに残っていた 当駅は利用者僅少により、2019年春のダイヤ改正に伴い廃止となった。当時の駅舎前には当地に駅があったことを示す看板が設置されていた 当駅構内の様子、旅客駅としては廃止になったものの、現在は根室本線の信号場として使用されている。ホーム等は全て撤去されていた 駅前広場の様子、駅前には「さすらいの牛舎」と書かれた建築物が建てられていた ————————————— 所在地:北海道釧路市 乗入路線 ■ 根室本線
奥行臼駅 標津線の駅、奥行臼の廃駅画像です。 駅名標、当駅はJR標津線の廃線に伴い、1989年4月30日に廃止となった 駅舎、開業当時からの木造駅舎が廃止まで使用され、現在も解体されずに保存されている 廃止当時は無人駅であったようだ JR北海道のロゴが入った窓口跡も残っており、別海町により駅跡の管理が行き届いていることが垣間見える。当駅は2年間のみJR北海道の駅として営業したこととなる 廃止当時に使用されていたと思われる駅名標が保存されている かつて駅員詰所が存在したスペースには古い看板や金庫・はかり等が保存されている 駅舎内部の待合スペース 駅舎内の壁には歴史を感じさせる旅客運賃表が掲示されていた ホーム側から見た駅舎の様子、廃止当時は駅舎ホーム側にホーロー駅名標が掲げられていたようである ホームは島式1面2線のように見えるが、駅舎側のホームは側線であり、旅客列車の運用上は棒線駅であったようだ。柱がかなり傾いており、廃止からの長い年月の経過が垣間見える 線路上に降り立っても誰にも文句を言われないのは廃線巡りの醍醐味と言えるかもしれない 駅構内には詰所も残っており、こちらも駅舎同様別海町の有形文化財に指定されている 老朽化が進んでいるものの、廃止当時のまま残る当駅の構造物は、当地に鉄道があった歴史を後世へと静かに物語っているのである ————————————— 所在地:北海道野付郡別海町 乗入路線 ■ 標津線
卯原内駅 国鉄湧網線の駅、卯原内の廃駅画像です。 駅名標、当駅は国鉄湧網線の廃止に伴い、国鉄分割民営化直前である1987年3月20日に廃止となった 当駅に設置されていた名所案内、当駅は能取湖の湖畔に位置しており、営業当時の湧網線の車窓からもきっと能取湖がよく見えたことだろう 当駅跡地は「卯原内交通公園」として、廃線から40年近く経とうとしている現在でも、鉄道があった頃の記憶を今に伝えている 卯原内交通公園内には「網走市鉄道記念館」があり、湧網線をはじめとした鉄道に関連する資料が保存されているようである。開館時間が限られるため訪問時は留意しておこう 当時のホームと思われる遺構が残っている 交通公園内には9600形蒸気機関車49643号機と、国鉄の旧型客車であるオハ47形オハ47 508が保存されている 湧網線の線路があった跡地は自転車道に転用されている 交通公園内には踏切警報機も保存されている 当駅に隣接する能取湖は「日本一サンゴ草群落地」があることで知られる 9月には赤く紅葉したサンゴ草の様子を見ることができる ————————————— 所在地:北海道網走市 乗入路線 ■ 湧網線
愛冠駅 北海道ちほく高原鉄道の駅、愛冠の廃駅画像です。 駅舎、当駅は2006年春の北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧:JR池北線)廃止に伴い廃駅となったが、駅舎は現在も解体されずに残されている 屋根と外壁が一体化した左右対称の特徴的な形状をした小ぢんまりとした駅舎である 駅舎内は現在カフェ・レストランに改装され再利用されている(許可を得て撮影) 当時のホーム入口の様子 ホームも解体されずに残されており、営業当時は単式1面1線の棒線駅出会ったことが伺える。なお線路と駅名標は残念ながら撤去されてしまったようだ 線路跡から駅構内を望む ————————————— 所在地:北海道足寄郡足寄町 乗入路線 ■ ふるさと銀河線