若井駅

土佐くろしお鉄道中村線と予土線の駅、若井の改札画像です。

駅名標、当駅は土佐くろしお鉄道中村線とJR予土線の接続駅である。JR予土線の列車は全列車が隣の窪川駅まで乗り入れ、当駅ー窪川間は土佐くろしお鉄道を走行する。そのため、青春18きっぷで当駅ー窪川間を通過する際はこの区間の運賃が必要となる
駅入口、当駅はホームがあるのみの無人駅であり、駅舎および改札口は存在しない
待合室はホーム上に設けられている
ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である
当駅より荷稲・家地川方へ3.6km進んだ先に「川奥信号場」があり、ここが中村線と予土線の正式な分岐点となる
沈下橋が多数存在することで知られる清流・四万十川は当駅近くを流れており、当駅付近にも「若井沈下橋」がある

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所在地:高知県高岡郡四万十町
乗入路線
土佐くろしお鉄道中村線(四万十くろしおライン)
予土線(しまんとグリーンライン)

窪川駅

土讃線と中村線の駅、窪川の改札画像です。

駅名標。当駅は土讃線の終着駅であり、中村線の起点駅である。土讃線はJR四国が、中村線は土佐くろしお鉄道が運営しているため、両社の接続駅でもある。両線の普通列車は全列車当駅始発・終着となるが、特急しまんと・あしずり号は全列車が当駅をまたがって直通運行される。
自立式駅名標。隣の若井駅から分岐するJR四国予土線の列車も当駅まで乗り入れるが、若井ー当駅は土佐くろしお鉄道中村線であるため、青春18きっぷ等JR線のみ有効な乗車券を使用する場合、若井ー当駅間の運賃210円を別途支払う必要がある。
土佐くろしお鉄道駅名標。当駅は1番のりばのみ土佐くろしお鉄道が管轄するホームとなっており、ここには土佐くろしお鉄道仕様の木製駅名標が設置されている。駅名標にはキャッチコピー「清流と霧の高原」が入る。
土佐くろしお鉄道ホームに設けられている名所案内看板
JR線駅舎。当駅構内はJR四国と土佐くろしお鉄道の共同使用駅となっているが、駅舎はそれぞれ別に建っている。JR四国の駅舎は鉄筋コンクリート製の地平駅舎である。
JR線改札口。有人駅となっており、係員による集改札が行われる。なお、前述の通り当駅はJR四国と土佐くろしお鉄道の共同使用駅であるため、土佐くろしお鉄道乗車時もJR四国の改札を利用できる。
JR線切符売り場の様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が1台設置されている。路線図には土讃線・予土線が書かれており、予土線の運賃には土佐くろしお鉄道当駅ー若井間の運賃も含まれている。
当駅のきっぷうりばの立体文字からは国鉄っぽい雰囲気が感じられる。
駅舎内部は待合室となっており、カフェも入居している。
待合室の様子
待合室内には土讃線の高知ー当駅間で運行される観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」号をモチーフとしたモニュメントも設置されている。
土佐くろしお鉄道駅舎。前述の通りJR四国の駅舎とは別建てになっており、こちらは三角屋根が特徴的なデザインである。
土佐くろしお鉄道改札口。土佐くろしお鉄道の駅も有人駅であるが、早朝・夜間は無人となる。
土佐くろしお鉄道きっぷ売り場。若井駅を含む中村線の各駅への乗車券は土佐くろしお鉄道の窓口で購入する必要がある。自動券売機は設置されていない。
駅舎内部は待合室となっている。
ホームは3面4線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能となっている。特急列車は全列車が土讃線と中村線を直通するため、JR線ホーム2番・3番のりばから発着する。
当駅からは「四国新幹線」も発着する。
無論「四国新幹線」という新幹線路線は現時点では存在しない。これは予土線を走る「鉄道ホビートレイン」のことであり、東海道・山陽新幹線でかつて使用された0系車両をイメージした外観となっている。
予土線の列車はすべて4番のりばから発着する。
土佐くろしお鉄道ホームである1番のりばには手書きと思われるのりば案内看板が設置されている。
2番のりばの番線票。国鉄っぽい雰囲気が感じられる。
3番のりばの番線標も同様である。左下が若干欠けている。
4番のりばの番線標の様子
当駅駅前には白ポストも設置されている。

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所在地:高知県高岡郡四万十町
乗入路線
土讃線
土佐くろしお鉄道中村線(四万十くろしおライン)
予土線)

高知駅

土讃線の駅、高知の改札画像です。

駅名標。当駅は高知県の県庁所在地・高知市の代表駅であり、特急列車を含む全ての列車が停車する。土讃線においても主要駅であり、特急を含めほとんどの列車が当駅始発・終着となる。ラインカラーは同じであるが、駅番号も阿波池田・多度津方面はD、須崎・窪川方面はKであり、当駅を境に異なる。
自立式駅名標。駅名標にはプロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグ」のチーム「高知ファイティングドッグス」のステッカーが貼られている。
駅舎。現在の駅舎は内藤廣設計で、高架化に伴い2008年に落成した。高知県産のスギ材を使用したアーチ状の大屋根が特徴的である。
改札口。高架化と同時に自動改札機が設置され、JR四国で最初に自動改札機が設置された駅となった。現在でも、JR四国における自動改札機設置駅は当駅と高松駅のみである。なお、当駅の利用者数は高知県の駅としては最多であり、JR四国の駅では高松、徳島、松山、坂出に次いで5番目に多い。
きっぷ売り場の様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が設けられている。
駅舎内部の待合スペース。カフェ等も隣接して設けられている。
よさこいの街ということもあり、待合室内にはよさこいで使用する鳴子をモチーフとしたモニュメントがおかれている。
駅舎内部の様子。駅舎内には売店としてセブイレ・パン屋のほか、土産物店が入居している。パン屋は以前、JR四国系列のウィリーウインキーであったが、同店の運営会社が合併に伴い店舗をリトルマーメイドに転換したことにより、現在はリトルマーメイドとなった。
改札内コンコースの様子。階段にはアンパンマンが描かれているが、これはアンパンマンの作者である故・やなせたかし氏が高知県出身であることによるもので、JR四国管内では高知県に限らず至る所でアンパンマン列車が走行している。
JR四国管内においてアンパンマンを頻繁に見かけるのは高知県に限った話ではないが、ここ高知は作者の故郷であることもあり、列車だけでなくコンコースにもラッピングがなされており、「アンパンマンひろば」としてアンパンマンワールドが広がっている。
アンパンマンひろば内にはアンパンマンワールドをモチーフとしたジオラマがあり、ここにはドキン・カバオ・ちびぞうといったおなじみの登場キャラクターやパン工場が配置されている。
但し、ジオラマ内ではアンパンマンワールドはあくまでもオマケに過ぎず、大部分は阿波踊りや金刀比羅宮等、四国各県の名所が再現されており、アンパンマンワールドと四国名所の組み合わさった若干シュールなジオラマとなっている。
アンパンマンひろば内にはアンパンマン列車をモチーフとした顔はめパネルが置かれている。
ゴミ箱にもアンパンマン・ばいきんまん・ドキン・チーズといったキャラクターのラッピングがなされている。
ホームは2面4線となっており、列車の行違い・折り返しが可能である。前述の通りホームは高知県産のスギ材を使用したドーム状の大屋根となっており、開放感が感じられる造りとなっている。
当駅駅前からはとさでん交通の路面電車が発着しており、駅前ロータリー内に路面電車乗り場が設けられている。
路面電車乗り場は頭端式となっており、当駅とは屋根付きの通路で結ばれている。伊野・朝倉・後免へは路面電車でも行くことができるが、路面電車の場合、当駅からははりまや橋電停での乗換が必要である。また、所要時間・運賃面でもJR土讃線利用の方が有利である。
高知の偉人としては坂本龍馬が有名であり、当地では空港の愛称等、いたるところに龍馬が登場するが、当駅駅前にも当たり前のように銅像が設置されている。龍馬はセンターに配置されており、両サイドを武市半平太と中岡慎太郎に挟まれている。
駅構内には「べろべろの神様」なる謎のモニュメントが設置されている。高知県は1人あたりの年間酒類購入額が全国1位であり、市内には「酒飲みの聖地」ひろめ市場があるなど、酒飲みの県として知られる。高知を訪れた際には、是非美味しい地酒と名物料理を味わうことをおすすめしたいが、このモニュメントのように泥酔して下半身を露出することのないよう、節度を持って飲酒したい。

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所在地:高知県高知市
乗入路線
土讃線
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線)
とさでん交通桟橋線

土佐くろしお鉄道の駅 一覧

中村線・宿毛線
窪川若井 – 荷稲 – 伊与喜 – 土佐佐賀 – 佐賀公園 – 土佐白浜 – 有井川 – 土佐上川口 – 海の王迎 – 浮鞭 – 土佐入野 – 西大方 – 古津賀 – 中村 – 具同 – 国見 – 有岡 – 工業団地 – 平田 – 東宿毛 – 宿毛

ごめん線・なはり線
後免 – 後免町 – 立田 – のいち – よしかわ – あかおか – 香我美 – 夜須 – 西分 – 和食 – 赤野 – 穴内 – 球場前 – 安芸 – 伊尾木 – 下山 – 唐浜 – 安田 – 田野 – 奈半利