有佐駅

鹿児島本線の駅、有佐の改札画像です。

  • 吊り下げ式駅名標、九州の秘境と言われる「五家の荘」のイラストが入っている
    自立式駅名標、手書きタイプであり、イラストは入っていない
    取材時、国鉄時代に設置された駅名標が残っていたが、JR九州の合理化施策に伴い残念ながら現在は撤去されている
  • 取材時は駅名標の下部にグレー字の英語表記が配置されたタイプの国鉄駅名標も残っていた。取材時点において、このタイプの駅名標は全国でも数例の残存例しか見られない大変貴重な駅名標であったが、残念ながらこの駅名標も現在は姿を消している
    駅舎、2014年に改築された地上駅舎になっている
    改札口、IC専用簡易改札機が設置されている
    取材時、出札窓口が営業していたが現在は無人化に伴い閉鎖されている。その他、自動券売機、交通系ICカードのチャージ機が1台ずつ設置されている
    駅舎内部は待合スペースとなっており、ベンチは八代市特産の畳敷きとなっているのが特徴的である
    ホームは2面3線となっており、列車の折り返しが可能である。朝の数本のみであるが、当駅始発・終着の普通列車が存在する
    熊本地区で設置例の見られる”TRACK NO.”番線標は当駅にも設置されている
    “TRACK NO.2″番線標、2番のりばは中線であり列車の折り返し時に使用される
    “TRACK NO.3″番線標
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所在地:熊本県八代市
乗入路線
鹿児島本線

土佐白浜駅

土佐くろしお鉄道中村線の駅、土佐白浜の改札画像です。

駅名標、「渚の潮騒が聞える」というキャッチコピーが入っている
当駅の入口は非常に分かり難く、集落の中にある細い道を進み、急な坂道を登ることでようやく辿り着く。高台にあることから津波避難場所にも指定されており、有事の際には当駅が多くの人の命を救うことにもなるだろう
駅全景、当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、駅舎および改札口は存在しない
駅入口の様子、ホームに続く階段の下に待合室が設けられている
待合室内部の様子、鉄筋コンクリートブロックを積んだ簡素な造りである
ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である
「渚の潮騒が聞える」というキャッチコピーの通り、ホームからは青々とした黒潮の太平洋を望むことができる

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所在地:高知県幡多郡黒潮町
乗入路線
土佐くろしお鉄道中村線(四万十くろしおライン)

尾幌駅

根室本線の駅、尾幌の改札画像です。

駅名標、おぼろげながら浮かんできそうな駅名である
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
駅舎、北海道内では設置例の多い、廃車体を転用した駅舎となっている
ホーム側から見た駅舎の様子、当駅は無人駅であり改札口は存在しない
駅舎の外壁にはクマやキツネ等の動物たちが遊ぶ可愛らしいイラストが描かれている
目がガンギマリ状態のウサギも描かれており、道内に多数設置されている廃車体転用駅舎の中でも有数のインパクトを持つデザインとなっている
駅舎内部の様子
当駅は単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である

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所在地:北海道厚岸郡厚岸町
乗入路線
根室本線(花咲線)

ドーム前千代崎駅

地下鉄長堀鶴見緑地線の駅、ドーム前千代崎の改札画像です。

駅名標、副駅名にある通り京セラドームの地下鉄における最寄り駅となっている。なお近くには阪神なんばの線「ドーム前駅」もある。
駅入口、当駅は地下駅になっている。
改札口、京セラドームでのイベント時にも対応できるよう自動改札機の台数は多くなっている。
ホームは島式1面2線の地下ホームになっている。

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所在地:大阪市西区
乗入路線
地下鉄長堀鶴見緑地線

奥行臼駅

標津線の駅、奥行臼の廃駅画像です。

駅名標、当駅はJR標津線の廃線に伴い、1989年4月30日に廃止となった
駅舎、開業当時からの木造駅舎が廃止まで使用され、現在も解体されずに保存されている
廃止当時は無人駅であったようだ
JR北海道のロゴが入った窓口跡も残っており、別海町により駅跡の管理が行き届いていることが垣間見える。当駅は2年間のみJR北海道の駅として営業したこととなる
廃止当時に使用されていたと思われる駅名標が保存されている
かつて駅員詰所が存在したスペースには古い看板や金庫・はかり等が保存されている
駅舎内部の待合スペース
駅舎内の壁には歴史を感じさせる旅客運賃表が掲示されていた
ホーム側から見た駅舎の様子、廃止当時は駅舎ホーム側にホーロー駅名標が掲げられていたようである
ホームは島式1面2線のように見えるが、駅舎側のホームは側線であり、旅客列車の運用上は棒線駅であったようだ。柱がかなり傾いており、廃止からの長い年月の経過が垣間見える
線路上に降り立っても誰にも文句を言われないのは廃線巡りの醍醐味と言えるかもしれない
駅構内には詰所も残っており、こちらも駅舎同様別海町の有形文化財に指定されている
老朽化が進んでいるものの、廃止当時のまま残る当駅の構造物は、当地に鉄道があった歴史を後世へと静かに物語っているのである

 

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所在地:北海道野付郡別海町
乗入路線
標津線