御着駅

JR神戸線の駅、御着の改札画像です。

駅名標
東姫路駅開業前の駅名標
駅舎。兵庫県内の山陽本線の駅では貴重な、開業当時からのものと思われる木造駅舎となっている。
駅前広場には木が植えられており、木造駅舎の歴史ある雰囲気とマッチしている。
改札口。自動改札機が2通路設置されている。
かつてはみどりの窓口が設置されていた。
きっぷ売り場。みどりの窓口は廃止され、代わりにみどりの券売機プラスが設置されている。
駅舎内部にはわずかではあるが待合スペースが設けられている
ホームは2面3線。中線は一部列車のみが使用する。当駅のすぐ横を山陽新幹線が通過している。

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所在地:兵庫県姫路市
乗入路線
山陽本線(JR神戸線)

大越駅

磐越東線の駅、大越の改札画像です。 

駅名標。AKB48のシングル「大声ダイヤモンド」とは一切関係がない。
駅舎。国鉄時代からのものと思われる鉄筋コンクリート造りの駅舎である。
駅舎入口付近には国鉄時代の駅名標を再利用していそうな駅名標が設置されている。
また、駅舎屋根部分には手書きと思われる看板が設置されており、エモい。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内には時刻表や運行情報を表示するモニターが設置されている。
ホーム側にはかつての改札ラッチ跡が残る。改札ラッチ後には駅員さんの代わりに集札箱が立っており、切符を集札する役割を担っている。
かつて窓口があったと思われる箇所は封鎖され、掲示板となっている。当駅には自動券売機はなく、乗車駅証明書発行機が設置されている。
駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。
駅舎からホームへは構内踏切を渡る必要がある
構内踏切の警報機には「カンカンが鳴ったら必ず止ってお待ちください」と書かれた手書き看板がある。相当古いものと思われ、文字はかなり薄くなってしまっている。
ホーム入口はスロープ状になっている。
ホームは島式1面2線で列車交換が可能である。
ホーム上の待合室は木造のレトロな造りとなっており…
木製・手書きの「出口」看板が設置されており、非常に趣深い。
看板はもちろん、待合室自体も木造のレトロ感感じる造りとなっており、これらを見るために一度当駅を訪れる価値があると言える代物となっている。
また、かなり朽ちてはいるものの、ホーム上の花壇に打ち込まれている緯度経度を表示する標も当駅の長い歴史を物語っている。

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所在地:福島県田村市
乗入路線
 磐越東線 

岩泉駅

岩泉線の終着駅、岩泉の廃駅画像です。
 
駅舎。当駅は岩泉線の終着駅であったが、土砂崩れにより同線は2010年8月から不通となった。復旧に際し、全国の鉄道路線で最も低い輸送密度であった同線の利用者数に見合わないほど莫大な安全対策費用を要することを理由に、当駅は2014年4月1日、同線の廃止に伴い廃止となった。
「岩泉驛」と書かれた石碑。岩泉線開通記念に設置されたものと思われ、日付は当駅まで岩泉線が延伸開業した1972年2月6日となっている。開業からわずか42年で、岩泉線は鉄路としての役目を終えることとなった。
駅前に掲げられている「岩泉町とその周辺」のイラストマップ。岩泉町と周辺の地図と龍泉洞、浄土ヶ浜といった名所のイラストが入っている。地図には鉄道路線も描かれているが、三陸鉄道が宮古ー田老間のみで「宮古線」として描かれているため、1972年の当駅開業当時の地図であると推測される。
駅舎内は封鎖されており、残念ながら中に入ることはできない。駅舎を回り込んでホーム側に向かうと、ようこそ岩泉へと書かれた手書きの歓迎看板が設置されている。無論、廃線となった現在では、岩泉を訪れた旅人がこの看板に出迎えられることはない。
駅舎からホームへ続く階段の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅であったようである。画像は終点方向を向いているが、訪問時は8月末、かつて線路だった場所は草木で覆われており、線路が残っているかどうかなどは確認できなかった。
僅少な利用と災害が重なり、岩泉の地から岩泉線の鉄路は消えることとなった。岩泉線運行当時から、岩泉へは盛岡から直通のバスが1日4往復運行されている。県庁所在地・盛岡や龍泉洞へ直通するバスの方が、茂市での乗換が必要な岩泉線より遥かに便利であり、岩泉線は運行当時から岩泉の人々に必要とされていなかった鉄路なのかもしれない。
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所在地:岩手県下閉伊郡岩泉町
乗入路線
 岩泉線

JR長瀬駅

おおさか東線の駅、JR長瀬の改札画像です。

駅名標。長瀬智也や長瀬愛とは関係はない。おおさか東線に多く存在する「JR」のつく駅の1つ。駅名に「JR」がつくのは徒歩10分程度離れた場所に近鉄大阪線・長瀬駅があるためである。
衣摺加美北駅開業前の駅名標
駅舎。高架駅になっている。
改札口。自動改札機は4通路設置されている。

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所在地:大阪府東大阪市
乗入路線
 おおさか東線

江部乙駅

函館本線の駅、江部乙の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。築約70年の木造駅舎であるが、屋根は赤く、外壁は黄色と緑に塗装されており、カラフルで可愛らしい印象を受ける。
駅舎入口付近には木製と思われる看板が設置されている。江部乙の字は白で、駅の字は茶色で書かれており手の込んだ印象を受ける。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部。かつての窓口跡は封鎖されている。かつて駅事務所として使用されていたスペースは現在は倉庫になっていたようであり、取材時はJR北海道の作業員が電気工事のため出入りを行っていた。
駅舎内部の待合スペースにはベンチとテーブルが置かれている。
ホームは2面3線となっており、中線で列車の待避が可能となっている。
駅舎反対側のホームへは跨線橋を渡って連絡する。
跨線橋内部。当駅の跨線橋は、階段を登りきったらまた階段がある変わった構造となっている。
これはおそらく、跨線橋の高さが低く架線と跨線橋が干渉するため、電化時に跨線橋の高さをかさ上げしたことによるものと推測される。現に、当駅の跨線橋直下の架線は跨線橋の下ギリギリの高さを通っている。
架線部分を拡大すると、謎のトゲトゲした物体がついている。おそらく、架線と跨線橋を電気的に絶縁するために設置されている設備であるものと思われる。

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所在地:北海道滝川市
乗入路線
函館本線