糸井駅

室蘭本線の駅、糸井の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
駅舎、開業当時から残るものと思われる趣ある駅舎となっている
駅舎には北海道内で設置例の多いホーロー駅名標が取り付けられている
当駅は無人駅であり、改札口は存在しない
かつての出札窓口跡は封鎖されている
駅舎内部は広々とした待合室となっている
駅舎のない北側にも出入口が設けられている
ホームは相対式2面2線となっている。当駅始発・終着列車が存在するが、当駅には折り返し設備を有していないため、隣の錦岡駅まで回送後折り返しを行う
ホーム同士の行き来は跨線橋にて行う
跨線橋から見下ろしたホームの様子

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所在地:北海道苫小牧市
乗入路線
室蘭本線

尾幌駅

根室本線の駅、尾幌の改札画像です。

駅名標、おぼろげながら浮かんできそうな駅名である
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
駅舎、北海道内では設置例の多い、廃車体を転用した駅舎となっている
ホーム側から見た駅舎の様子、当駅は無人駅であり改札口は存在しない
駅舎の外壁にはクマやキツネ等の動物たちが遊ぶ可愛らしいイラストが描かれている
目がガンギマリ状態のウサギも描かれており、道内に多数設置されている廃車体転用駅舎の中でも有数のインパクトを持つデザインとなっている
駅舎内部の様子
当駅は単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である

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所在地:北海道厚岸郡厚岸町
乗入路線
根室本線(花咲線)

奥行臼駅

標津線の駅、奥行臼の廃駅画像です。

駅名標、当駅はJR標津線の廃線に伴い、1989年4月30日に廃止となった
駅舎、開業当時からの木造駅舎が廃止まで使用され、現在も解体されずに保存されている
廃止当時は無人駅であったようだ
JR北海道のロゴが入った窓口跡も残っており、別海町により駅跡の管理が行き届いていることが垣間見える。当駅は2年間のみJR北海道の駅として営業したこととなる
廃止当時に使用されていたと思われる駅名標が保存されている
かつて駅員詰所が存在したスペースには古い看板や金庫・はかり等が保存されている
駅舎内部の待合スペース
駅舎内の壁には歴史を感じさせる旅客運賃表が掲示されていた
ホーム側から見た駅舎の様子、廃止当時は駅舎ホーム側にホーロー駅名標が掲げられていたようである
ホームは島式1面2線のように見えるが、駅舎側のホームは側線であり、旅客列車の運用上は棒線駅であったようだ。柱がかなり傾いており、廃止からの長い年月の経過が垣間見える
線路上に降り立っても誰にも文句を言われないのは廃線巡りの醍醐味と言えるかもしれない
駅構内には詰所も残っており、こちらも駅舎同様別海町の有形文化財に指定されている
老朽化が進んでいるものの、廃止当時のまま残る当駅の構造物は、当地に鉄道があった歴史を後世へと静かに物語っているのである

 

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所在地:北海道野付郡別海町
乗入路線
標津線

渡島沼尻駅

函館本線砂原支線の駅、渡島沼尻の改札画像です。

駅名標
駅舎、取材時は木造の趣ある駅舎が残っていたが、老朽化に伴い2021年11月に解体された。晩年は老朽化が激しく、建物に傾きがみられるような状態であった
駅舎には「安全第一」の看板が設置されていたが錆が酷く読み難い状態であった
駅舎内部は非常に手狭な待合室であった
ホームは千鳥配置の2面2線であり、列車の行き違いが可能である
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う
当駅は無人駅であり、駅舎を通らずともダイレクトにホームへ行き来できた
当駅は北海道駒ヶ岳の東麓に位置し、ホームからは北海道駒ヶ岳の勇姿を間近に望むことができる
今ではもう見ることのできない北海道駒ヶ岳の勇姿と木造駅舎の組み合わせは味のある光景であった

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所在地:北海道茅部郡森町
乗入路線
函館本線(砂原支線)

錦岡駅

室蘭本線の駅、錦岡の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
駅舎、洋風デザインの小ぢんまりとした駅舎である
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない
駅舎内部は待合室となっており、自動券売機も設置されている
ホームは千鳥配置の相対式2面2線であり、上下線の間にはホームのない待避線が1線存在する。この待避線は糸井駅発着の普通列車の折り返しおよび貨物列車の退避に使用されているようである
駅舎前には未来の錦岡の街並みや遡上するサケの様子を描いた壁画がある

 

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所在地:北海道苫小牧市
乗入路線
室蘭本線