名寄駅 宗谷本線の駅、名寄の改札画像です。 駅名標。宗谷本線における主要駅であり、特急宗谷・サロベツ号が停車する。快速・普通列車はほとんどが当駅始発・終着となる。当駅以北(稚内方面)と当駅以南(旭川方面)では本数が異なり、稚内方面へ向かう本数は旭川方面と比べると半分程度にとどまる。 自立式駅名標。当駅にはかつて宗谷本線のほか、名寄本線と深名線も乗り入れていたが、1989年に名寄本線が、1995年に深名線がそれぞれ廃止となり、現在は宗谷本線の単独駅となっている。 当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。 当駅に設置されている吊下式の名所案内。線路側はスキーのイラストが入っている。 駅舎側は写真入りの名所案内となっている。 駅舎。マンサード屋根の時計台が特徴的な古くからの木造駅舎となっている。近年、外装がリニューアル工事が施行され美しくなった。 改札口。当駅の利用者数は旭川駅を除く宗谷本線の駅としては最多である。当駅は有人駅となっており、駅員による集改札が行われるが、みどりの窓口営業時間外は無人となる。発車標としてLED式の発車標が設置されているが、これは国内最北のものである。 駅舎内部。みどりの窓口が設置されているほか、自動券売機も導入されている。 待合室内部。広々としており、利用者の多さが伺える。 待合室には隣接して小部屋も設けられており… 小部屋内にはテーブルと椅子が設置されており、待合室同様に使用できる。 ホーム側から見た改札口付近の様子。古レールを活用したと思われるホーム上家が歴史を感じさせる。 改札口付近には国鉄時代からの出口看板が残る。 ホームは2面3線となっており、列車の行き違いおよび折り返しが可能となっている。 当駅の跨線橋からは歴史を感じさせる雰囲気が感じられる。 駅構内の様子。現在は宗谷本線の単独駅だが、かつては名寄本線・深名線も合わせて3路線が乗り入れ、交通の要衝として発展してきた当駅。扇型車庫等も設置されていたようだが、現在は撤去されており、駅構内の広い用地に当時の名残が感じられる。 かつては多くの留置線があったであろう駅構内も、現在ではほとんどの留置線が撤去されてしまった。画像では分かり難いが奥側にわずかに留置線が残るのみで、現在では広い駅構内も持て余してしまっている状態である。 駅構内にはブロックで作られた「なよろ」の文字がある。ホームからでは若干見難いが、列車内や跨線橋内、上空から見るとよりはっきりと見えるかもしれない。 名寄市内にはSL排雪列車「キマロキ」が展示されている公園があり、宗谷本線の車窓からも見えるように展示されている。キマロキ編成が見られるのは全国でもここだけであり、準鉄道記念物に指定されている。 ————————————— 所在地:北海道名寄市 乗入路線 ■ 宗谷本線