中越駅

石北本線の駅、中越の廃駅画像です。

駅舎、当駅は利用者僅少により、2001年に旅客駅としては廃止となった。旅客駅であった当時の駅舎は赤いトタン屋根が特徴的な木造駅舎であり、取材当時も保線基地として使用されていた。
線路側から見た駅舎の様子(列車車内より撮影)
廃止後の駅構内の様子、廃止後ホームや駅名標は撤去され、ここがかつて旅客駅であったことを示すものは何も残っていない
当駅は旅客駅としては廃止されたが、現在も「中越信号場」として、石北本線の運行の安全を支える存在となっている
石北本線の上川ー白滝間は37.3km離れており、全国の在来線で駅間の距離が最も長い区間であるが、当駅はこの駅間に3つある信号場の1つであり、最も旭川寄りにある信号場である
かつて、石狩国と北見国の境であり、現在も険しい峠が立ちはだかる北見峠越えの区間に位置する当駅。周囲には人家は皆無であり、駅前の国道333号を時折車が通過するのみである
人の営みが消えても、現在も鉄路の安全を守る重要な存在であることには変わりない

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所在地:北海道上川郡上川町
乗入路線
 石北本線

呼人駅

石北本線の駅、呼人の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
当駅設置の名所案内看板。イラストがカラーのタイプである。
イラストがモノクロの名所案内看板も設置されている
駅舎。青い外壁が特徴的な簡易型の駅舎となっている。
当駅は無人駅であり改札口は存在しない。
駅舎内部の待合スペース
駅舎内部の様子
ホームは相対式2面2線であり列車の行き違いが可能である。ホームは千鳥配置となっている。

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所在地:北海道網走市
乗入路線
 石北本線

女満別駅

石北本線の駅、女満別の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されていた
当駅設置の名所案内看板。イラストにも描かれている網走湖は当駅の駅裏すぐの場所にある。
イラストのないタイプの名所案内看板も設置されている。
駅舎。大空町立女満別図書館が併設された駅舎となっている。
駅前広場の様子。色とりどりの花が咲く花壇も設置されている。
当駅は無人駅となっており改札口は存在しない。
駅舎内部の様子。図書館の1階が待合室として開放されているような構造となっている。
駅舎内部の様子
駅舎内に図書館の出入り口が存在する
駅舎出入り口付近のステンドグラス。大空町の自然が描かれているものと思われる。
ホームは相対式2面2線であり列車の行き違いが可能である。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う
駅舎横には独特の形状をした跨線橋が設けられている
跨線橋を渡ることで駅舎反対側の網走湖方面へ向かうことができる
引き込み線には謎の車両が留置されている
跨線橋から見下ろした駅構内の様子
ホーム上には色とりどりの花が植えられている

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所在地:北海道網走郡大空町
乗入路線
 石北本線

西女満別駅

石北本線の駅、西女満別の改札画像です。

駅名標。当駅は女満別空港から2km程の場所に位置しており最も近い駅であるが、普通列車しか停車せず、連絡手段は徒歩のみであるため空港連絡の手段としてはほとんど利用されていない。女満別空港へは北見駅および網走駅からのバス連絡が主流である。
当駅にはホーロー縦型駅名標は設置されていないがホーローに似せたデザインの縦型駅名標が設置されている。
駅全景。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり駅舎および改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。
待合室外観
ホーム側から見た待合室
待合室内部の様子。小ぢんまりとした待合スペースには本棚が置かれている。
待合室内から出入口付近を望む。機器類と除雪器具等が置かれていることがわかる。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。駅周辺は空港が近くにあるとは信じ難いような雰囲気となっており、民家もほとんど存在しない。

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所在地:北海道網走郡大空町
乗入路線
 石北本線

美幌駅

石北本線の駅、美幌の改札画像です。

駅名標。当駅には特急オホーツク・大雪号を含む全ての列車が停車する。
自立式駅名標。1985年までは当駅から相生線が分岐しており起点駅であったが、同線の廃止に伴い現在は石北本線の単独駅となっている。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
ホーム上屋には名所案内看板が吊るされており、美幌峠と屈斜路湖のイラストが入っている。なお、屈斜路湖・川湯温泉に最も近い鉄道駅は当駅ではなく、釧網本線の川湯温泉駅である。
駅舎。高く突き出た時計台が印象的なデザインが特徴的な駅舎となっている。
駅舎。高く突き出た時計台が印象的なデザインが特徴的な駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつての窓口跡は封鎖されており、売店が設けられていたと思われるスペースには自販機が設置されている。
駅舎内部は広々とした待合室となっている。当駅には隣接してバスターミナルがあり、バスターミナルの待合所も兼ねている。
駅舎内の待合スペース
駅舎内にある観光案内所ではJR乗車券の販売も行っている。
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
当駅構内には1985年に廃止となった相生線が使用していたと思われるホームの跡が残る。線路はすでに剥がされてしまっている。
当駅に設置の番線標は国鉄時代から残ると思われる行灯タイプとなっている。なお、当駅のホームは2番・3番のりばの2線であり、1番のりばは存在しないが、これは1985年に廃止となった相生線が1番のりばを使用しており、廃止に伴いホームも使用停止されたためである。
3番のりばの番線標
当駅ホーム網走方の上屋は古レールを使用したものとなっている。
一方、ホーム旭川方の上屋は木造となっている。
国鉄時代から使用されていると思われる方面案内看板が残っていた。
また、跨線橋出入口付近には「足もとにご注意」の手書き看板が残っていた。
駅舎出入口付近には危険品ご注意の手書き看板が残っていた。

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所在地:北海道網走郡美幌町
乗入路線
 石北本線