下白滝駅

石北本線の駅、下白滝の廃駅画像です。

駅舎、当駅は利用者僅少により2016年春のダイヤ改正で旅客駅としては廃止された。取材時は営業当時に使用されていた木造駅舎が残っており、保線作業用の基地として使用されていたようだ
線路側から見た駅舎の様子(列車内より撮影)
駅舎ホーム側には有人駅時代に使用されていた改札ラッチの跡と思われる痕跡が残る
駅舎ホーム側には安全第一のホーロー看板が残っていた
当駅は旅客駅として廃止された現在も信号場として残っており、石北本線の運行の安全を司る重要な役割を果たしている
線路傍にはルピナスの花が咲いており、石北本線の安全な運行を静かに見守っていた
旅客駅時代の設備であるホームや駅名標は撤去されており、交換設備のみが残る。山の間から遠く大雪山と思われる山を微かに望むことができる
駅前には牧場が1軒あるのみであり、人家は極めて少ないことから、旅客駅としての当駅は廃止される運命となったわけである

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所在地:北海道紋別郡遠軽町
乗入路線
 石北本線

奥白滝駅

石北本線の駅、奥白滝の廃駅画像です。

駅舎、当駅は利用者僅少に伴い、2001年7月1日をもって旅客駅としては廃止された。旅客駅として営業していた当時の駅舎は現在も残っており、保線作業用の作業基地として使用されているようである
ホーム側から見た駅舎の様子(列車内より撮影)
駅舎ホーム側には旅客駅として使用されていた当時の改札ラッチ跡と思われる痕跡が確認できた
当駅は現在、旅客駅から信号場に格下げされ、「奥白滝信号場」として石北本線の運行の安全を司る重要な役割を果たしている
石北本線の上川ー白滝間は駅間距離が37.3km離れているJR在来線で最も駅間が離れている区間である。この区間に3つの信号場が存在するが、当駅「奥白滝信号場」は最も白滝寄りに存在する信号場である
駅付近の踏切から見た駅構内の様子、旅客駅当時の設備であるホームや駅名標は全て撤去されている
駅舎付近から見た「駅前通り」の様子、当駅付近は人家がほとんど存在せず、駅の利用者も極めて僅少であったことから、JR北海道管内で近年進められている利用僅少駅の廃止に先駆けて、2001年時点で旅客駅が廃止となっている
人の営みが消えた駅構内では、ルピナスの花が静かに咲き乱れ、時折通過する列車を見守っていた

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所在地:北海道紋別郡遠軽町
乗入路線
 石北本線

上越駅

石北本線の駅、上越の廃駅画像です。

当駅は石北本線の駅であったが、50年以上前の1975年に旅客駅としては廃止となり、「上越(かみこし)信号場」となった。1975年時点で、上越地区の住民は0人であった。廃止後もしばらくは駅名標が残っていたようだが、取材時は枠のみが残っていた
駅舎、取材時は旅客駅として営業当時の木造駅舎が残っており、保線作業用の基地として使用されていたようだ
旅客営業当時に使用されていた駅名標は上川町内の資料館に保存されている
線路側から見た駅舎の様子(列車内より撮影)
石狩国・北見国の境である北見峠のすぐ西側に位置する当駅の標高は634mであり、北海道内に現存する停車場としては最も標高が高い停車場である
駅舎内には50年前の旅客駅であった当時から残ると思われる看板類が確認できた
当駅は旅客駅として廃止されてから50年以上経った現在も信号場として残っており、石北本線の運行の安全を司る重要な役割を果たしている
石北本線の上川ー白滝間は駅間が37.3km離れており、JRの在来線で最も駅間が長い区間であるが、当駅はこの区間に3つある信号場の1つであり、中間に位置する信号場である
奥に見える高架橋は旭川紋別自動車道であり、このほか国道333号も駅付近を通っている。当駅付近は人口が皆無であるが、旭川・上川と遠軽を結ぶ石北本線・旭川紋別自動車道・国道333号が北見峠を越える交通の要衝となっている
当駅周辺は冬はかなりの積雪となることから、ポイント付近はスノーシェッドに覆われている。また取材時は保線作業員の姿もみられた。鉄道運行の安全は人知れず働く作業員の方の努力により担保されているのである
当駅は国道333号から林道を少し入った箇所に位置している。駅への入り口には小さな看板が建っており、看板には旅客駅として廃止されてから50年以上経った現在も「上越駅」と書かれている
当駅には留辺志部川に架かる小さな橋を渡らないとたどり着くことができない。周囲は人口が皆無であり山深い場所にあるため、野生動物との遭遇には十分注意しよう

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所在地:北海道上川郡上川町
乗入路線
 石北本線

中越駅

石北本線の駅、中越の廃駅画像です。

駅舎、当駅は利用者僅少により、2001年に旅客駅としては廃止となった。旅客駅であった当時の駅舎は赤いトタン屋根が特徴的な木造駅舎であり、取材当時も保線基地として使用されていた。
線路側から見た駅舎の様子(列車車内より撮影)
廃止後の駅構内の様子、廃止後ホームや駅名標は撤去され、ここがかつて旅客駅であったことを示すものは何も残っていない
当駅は旅客駅としては廃止されたが、現在も「中越信号場」として、石北本線の運行の安全を支える存在となっている
石北本線の上川ー白滝間は37.3km離れており、全国の在来線で駅間の距離が最も長い区間であるが、当駅はこの駅間に3つある信号場の1つであり、最も旭川寄りにある信号場である
かつて、石狩国と北見国の境であり、現在も険しい峠が立ちはだかる北見峠越えの区間に位置する当駅。周囲には人家は皆無であり、駅前の国道333号を時折車が通過するのみである
人の営みが消えても、現在も鉄路の安全を守る重要な存在であることには変わりない

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所在地:北海道上川郡上川町
乗入路線
 石北本線

歓遊舎ひこさん駅

日田彦山線の駅、歓遊舎ひこさんの改札画像です。

駅名標。イラストは入っていない。日田彦山線の添田ー夜明間は2017年7月の九州北部豪雨により被災し不通となっていたが、鉄道としての復旧を断念し、2023年8月28日よりBRTに転換されることとなった。
駅全景。当駅の駅名は隣接する道の駅「歓遊舎ひこさん」に由来する。2008年開業の日田彦山線で最も新しい駅であったが、2017年に豪雨災害となり休止となったため、列車が発着したのは僅か10年足らずということになる。
隣接する道の駅「歓遊舎ひこさん」の様子。鉄道駅より道の駅の方がはるかに大規模であることがわかる。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、駅舎および改札口は存在しない。
駅出入口には集札箱が置かれている。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。

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所在地:福岡県田川郡添田町
乗入路線

日田彦山線