東相内駅

石北本線の駅、東相内の改札画像です。

駅名標。北見市街地の西端に位置する。当駅付近に高校があるため通学客の利用がみられ、夕方に当駅始発・終着となる列車が1往復存在する。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅舎、開業当時から残ると思われる木造駅舎が使用されている。石北本線でも残存例が僅かとなりつつある貴重な木造駅舎の1つである。
駅舎には手書きと思われる縦型駅名標が設置されているが、経年劣化のためか部分的に剥がれており文字が読み難くなっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。かつての窓口跡は封鎖されている。
駅舎内部は広々とした待合室となっている。
ホーム側から見た駅舎の様子
ホームは単式2面2線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能である。ホームは千鳥配置となっている。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。

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所在地:北海道北見市
乗入路線
 石北本線

紀伊小倉駅

和歌山線の駅、紀伊小倉の改札画像です。

駅名標。ラインカラー対応となっている。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
ホーム出入口付近の様子。和歌山線ではICOCA等の交通系ICは基本的に車載機での対応となるが、当駅は付近に高校が立地しており、通学客の利用が多いため、例外的に出場のみIC専用簡易改札機が設置されている。
当駅には自動券売機が設置されている。
ホーム上の待合スペースの様子。和歌山線の他の駅と同様、地元学生によるイラストが描かれている。
ホームは単式1面1線の棒線駅で、列車の行き違いは不可能である。

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所在地:和歌山県和歌山市
乗入路線
和歌山線

鎧駅

山陰本線の駅、鎧の改札画像です。

駅名標、山陰地区への路線記号導入に伴い、駅名標がラインカラー対応となった。 山陰本線(城崎温泉~米子)は、「鳥取二十世紀梨の色」となっている。
駅舎、コンクリート製の地平駅舎となっている。
駅舎の第1種駅名標は立体文字になっている。
駅舎内部はベンチが置かれ待合室になっている。なお自動券売機等の設備はない。
ホームは単式1面1線の棒線ホームで行き違い不可。
現ホームの対面にはかつてのホーム跡が残り、以前は相対式2面2線のホームであったことが伺える。
ホーム間移動に使われていた地下道は、現在勝手口への移動用に使われている。
ホーム反対側の地下道入口、入口の奥はかつてのホーム跡となっている。
ホームから見た反対勝手口側の様子。
線路横断をしないように注意看板が置かれている。
反対側の勝手口、道があり海側の集落に続くものと推測する。
駅から見た周囲の様子、眼下には鎧漁港がありホームからは海が見える。

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所在地:兵庫県美方郡香美町
乗入路線
■ 山陰本線

波多浦駅

三角線の駅、波多浦の改札画像です。

駅名標。当駅付近にある戸馳島にちなんだイラストとJRロゴが入っている。
駅全景、当駅はホームがあるのみの無人駅であり駅舎は存在しない。
駅入口、当駅ではホームへダイレクトに行くことができる。
待合室はホーム上に設けられており、簡易型の自動券売機も設置されている。
ホーム上の待合室内部の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。

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所在地:熊本県宇城市
乗入路線
三角線(あまくさみすみ線)

茂市駅

山田線の駅、茂市の改札画像です。

駅名標。JR東日本有数の閑散路線である山田線の無人駅ながら、最新のLED吊下げ駅名標が設置されている。当駅はかつて岩泉線の分岐駅であったが、2014年の同線廃止に伴い山田線の単独駅となった。
現在不使用の1番線に設置されている自立式駅名標。盛岡方の隣駅表示がテープで目隠しされた形跡が見られるが、岩泉線の隣駅である岩手刈屋駅が表示されていたと思われ、同線の廃止に伴い目隠しされたものと思われる。
旧駅舎。開業当時からの重厚な木造駅舎が使用されていたが、老朽化に伴い2020年に新駅舎に改築された。
旧駅舎改札口跡。当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。2018年に岩泉線が自動閉塞となるまで、運転要員として係員が配置されていた。
旧駅舎の窓口跡は封鎖されていた。また、小さな本棚が置かれていた。
旧駅舎内部の待合スペースの様子
ホーム側から見た旧駅舎の様子
旧駅舎の上屋も趣深いものであった
旧駅舎のホーム側には「+救急」と書かれた木製の手書き看板など、もじ鉄案件が複数存在した。
当務駅長の看板。晩年は剥がれてかなり見難くなっていた。
消火器位置を示すホーロー看板。「消火器」の文字が上から目隠しされていた。
駅舎ホーム側に置かれたカーキャッチャーの裏には「逸走車両停止用具」と書かれた手書き看板があった。
跨線橋下の倉庫に設置されていた「担架」のホーロー看板。これらの看板は、全て旧駅舎と跨線橋、およびそれに付随する施設に設置されていたものである。駅舎改築が行われた現在、これらの看板がどうなったかは推して知るべしであろう。
旧駅舎とホームは趣ある雰囲気の跨線橋で結ばれていたが…
取材当時、跨線橋は老朽化に伴い使用停止され、封鎖されていた。また、主に岩泉線用として使用されていた1番線の番線標は、路線名表記が目隠しされていた。跨線橋も、使用停止後駅舎改築に伴い旧駅舎と運命を共にしたようである。
2・3番線側の跨線橋出入口。1番線側同様に封鎖されていた。
解体された跨線橋に代わり、現在では構内踏切が駅舎とホームを結んでいる。閑散路線で本数も利用者も少ないため、跨線橋を構内踏切に置き換えても安全面での影響は少なく、むしろバリアフリー対応ができて好都合だという姿勢が垣間見える。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能であるが…
現在は島式1面2線での運用となっている。
岩泉線は駅舎側の1番線から発着していた。岩泉線廃止後は、当駅始発列車が使用していたが、自動閉塞使用開始に伴う合理化により、現在は使用停止された。
当駅から盛岡・岩泉方を望む。画像左奥にカーブしている線路が山田線、右側の草むらに向かって伸びる線路が旧岩泉線跡である。岩泉線の線路跡は雑草に覆われていることが伺える。
当駅付近の岩泉線廃線跡、画像は岩泉方から当駅方面を望んでいる。線路は一部残されていることが伺える。
同じ場所から岩泉方向を望む。岩泉方向は線路がかなり剥がされていることがわかる。雑草に覆われ、不自然に空いた空間のみがかつて線路があったことを示す生き証人となっている。

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所在地:岩手県宮古市
乗入路線
山田線