上盛岡駅

山田線の駅、上盛岡の改札画像です。

駅名標
駅舎。小ぢんまりとした比較的新しい簡易駅舎である。
駅舎内部は待合室となっている。
待合室内には開業日を示す木製の手書き看板が吊るされている。
また、駅ノートも置かれている。
当駅周辺の風景を描いたイラストも飾られている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎のホーム側には、駅入口は線路を回り込んで反対側にあることを示した看板が貼られている。
ホームは単式1面1線の棒線駅で行違い不可能である。当駅は盛岡市の市街地に位置しており、市中心部の大通地区にもそう遠くない距離にある。そのため駅周辺には大規模なマンション等が立ち並び、風景だけ見れば大都市近隣の駅とそう変わらない雰囲気が感じられる。
このように、駅周辺の人口は多く、利用者も期待できそうだが、JR東日本管内有数の閑散路線である山田線に位置していることもあり、本数は1日6往復と非常に少ない。近隣住民で、日常的に当駅を利用している人はほぼ皆無であると推測される。

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所在地:岩手県盛岡市
乗入路線
山田線

山岸駅

山田線の駅、山岸の改札画像です。

駅名標
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
待合室は木造の趣ある雰囲気が感じられる。「蜂に注意」との注意書きがなされているが、夏季はガチで蜂がいるため注意したい。
待合室内部の様子。ベンチがカラフルで可愛らしい印象が感じられる。
待合室内部の様子
待合室内部の様子
待合室内には駅ノートが置かれている
当駅には出入口が3箇所ある。画像は最も盛岡寄りにある出入口である。
画像は宮古寄りにある出入口である。車両通行不可の踏切が併設されている。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。駅周辺は盛岡市郊外の住宅街となっているが、近隣住民で当駅を日常的に利用する者は少ないと思われる。

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所在地:岩手県盛岡市
乗入路線
山田線

上米内駅

山田線の駅、上米内の改札画像です。

駅名標。当駅ー区界間は25.7km離れており、JR東日本の在来線で最も長い駅間距離である。本区間にはかつて大志田・浅岸の2駅が存在したが、利用者僅少により2駅とも2016年春のダイヤ改正で廃止となった。
別タイプの駅名標。当駅は盛岡市外れの集落に位置しており、当駅ー盛岡間の3駅のみ走行する区間列車が朝に2往復存在する。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
別タイプのホーロー製縦型駅名標も設置されている。
当駅には合計3タイプのホーロー駅名標が設置されている。あなたはどのホーローが好み?
駅舎。開業当時からの趣ある木造駅舎が使用されている。近年駅舎改築が進む山田線において、木造駅舎が残る数少ない駅の1つである。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
ホーム側から見た駅舎出入口の様子。出入口付近には漆の木が並べられている。
駅舎内部は待合スペースとなっている。
かつての窓口跡はクラウドファンディングを利用してリニューアルがなされ、現在はカフェと漆工房が入居している。
待合カフェおよび漆工房の様子(許可を得て撮影)カフェは待合室としても利用でき、列車待ちの間にドリンクを飲むことができる。また、当駅駅舎内の漆工房で製作された作品の展示・販売もなされている。
カフェ奥側から待合室内部を望んだ様子。カフェ内は冷暖房が完備されており、暑い夏や寒い冬も快適に列車を待てる。
ホーム側から見た駅舎の様子
駅舎横には駅舎内を通らずともダイレクトにホームに行くことができる勝手口が設けられている。
ホームは相対式2面2線となっており列車の行き違いが可能となっている。当駅から宮古方では、51.6km先の川内駅まで交換設備が無く1閉塞となっている。しかし、この区間の列車本数は上下合わせて1日に7本のみのため、あまり困っていないようである。
駅舎反対側の2番線には構内踏切を渡る必要がある。
当駅構内にはカーキャッチャーが置かれている

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所在地:岩手県盛岡市
乗入路線
山田線

区界駅

山田線の駅、区界の改札画像です。

駅名標。当駅と隣の上米内駅の間は25.7km離れており、これはJR東日本の在来線で最も長い。本区間にかつては大志田・浅岸の2駅があったが、利用者僅少に伴い2駅とも2016年春に廃止された。
当駅設置の名所案内。イラスト入りとなっている。
旧駅舎。開業当時からのものと思われる趣ある木造駅舎が残っていたが、老朽化に伴い2020年冬に新駅舎へ改築された。
旧駅舎時代の1種駅名標。木製の立派なものが設置されていた。
旧駅舎時代の改札口跡。当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。当駅の乗車人員は1人/日であり、JR東日本の駅としては最少である。
旧駅舎の窓口跡。かつての窓口跡は封鎖されていた。当駅は非常に利用が僅少な駅でありながら、2018年まで運転取扱要員として係員が配置されていた。自動閉塞化に伴い、係員の配置が不要となったことから、2018年に無人駅となった。
旧駅舎時代の駅舎内部。待合室となっていた。ベンチは当駅の1日の利用者数を上回る席数があり、当駅で1日待っても全部埋まることはないだろう。
旧駅舎内部、出入り口扉付近を望む。当駅は区界峠の頂上付近に位置し、標高が高い。冬季の寒さ対策のためか風除室が設けられており、二重扉となっていた。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。
かつては相対式ホームを有しており、交換可能であったようである。交換設備は2018年の自動閉塞化に伴い撤去された。これにより、上米内ー川内間の実に51.6kmが交換設備のない1閉塞となった。しかし、この区間の本数は上下合わせて1日7本しかないため、特に困っていないようである。
廃止された旧ホーム上には、現在では誰も使用することのなくなった待合室が放置プレイされ、ただただ朽ち果てるのを待つばかりとなっている。
同様に、名所案内も旧ホーム上で放置プレイされている。表面のラミネートが経年劣化してきたためか、徐々に剥がれ始めている。
ホーム上には木造と思われる倉庫が設けられていた。
倉庫の壁には「火気厳禁」「消火用砂」など様々なホーロー看板が貼られていた。
また、屋根と扉の間には竹の棒に隠れるように「禁煙」のホーロー看板も設置されている
このほか、旧駅舎のホーム側には「安全第一」のホーロー看板が設置されていた
当駅は区界峠の頂上付近に位置しており、標高は744mと東北地方の駅で最も高い位置にある。そのため、ホーム上の柵には「東北一高い 標高744メートルの区界駅」と書かれた看板が設置されている
当駅前を通る旧国道106号を望む。当駅付近には宮古市と盛岡市の境界があり、ここが区界峠にあたる。区界峠の区間は国道106号の難所だったが、2020年に高規格道路の区界道路が開通し抜本的な改良が行われた。これにより山田線の競合である106急行バスも区界道路経由便が増え、本数のみならず所要時間面でも山田線は不利な状態となっている。

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所在地:岩手県宮古市
乗入路線
山田線

松草駅

山田線の駅、松草の改札画像です。

駅名標
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
待合室内部。比較的新しく、小ぢんまりとした待合室である。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。
当駅は集落より少し高い位置にあり、集落へは駅前から伸びる階段を通ってアプローチする。
集落側から見た階段の様子。ぱっと見、この階段が駅に通じているとは思い難い外観である。

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所在地:岩手県宮古市
乗入路線
山田線