岡女堂駅

北海道ちほく高原鉄道の駅、岡女堂の廃駅画像です。

駅名標、駅名の由来はかつて存在した甘納豆メーカー「岡女堂」であり、同社本別工場の隣接地に同社負担の下新設された駅である。駅名標の駅名表記も同社のロゴとなっている。当駅は2006年4月にふるさと銀河線廃線に伴い廃止となったが、岡女堂自体も2006年11月末に経営破綻し、ふるさと銀河線と運命をともにしている
駅入口、旧岡女堂の工場敷地内から、ホームへ向かう長い通路が伸びていた
ホーム入口の様子、画像左側に見える通路がホームへの入り口であった
ホーム通路上には発車時刻表が残っており、北見方面が1日5本、池田方面が1日6本と僅かな運行本数にとどまっていたことが伺える
ホームは単式1面1線の棒線駅であったようであり、現在ホームは残っているものの線路は撤去されている。日高山脈をモチーフにしたホーム上屋が特徴的である
岡女堂自体は経営破綻してしまったが、現在は「豆屋とかち」が岡女堂本別工場の土地・建物・設備および「岡女堂」の屋号を引き継いで現在も当地で甘納豆を製造している。当駅跡は豆屋とかちが保有するもので、当駅跡および工場に隣接して直売所も設けられている

————————————— 
所在地:北海道中川郡本別町
乗入路線
ふるさと銀河線

八雲駅

函館本線の駅、八雲の改札画像です。

駅名標、当駅には特急「やくも」は停車しないが、全ての特急「北斗」号が停車する。当駅は北海道最西端の駅である
駅名標、当駅と山崎駅との間に鷲ノ巣駅が存在したが、利用者僅少に伴い2016年春のダイヤ改正で廃止され、信号場となった。鷲ノ巣駅は北海道最西端の駅であったため、同駅の廃止に伴い当駅が北海道最西端の駅の座を獲得したことになる
当駅にもホーロー縦型駅名標が残っていた
当駅設置の名所案内看板、北海道の名産品として知られる「木彫熊」は当地が発祥とされている
駅舎、鉄筋コンクリート造りの駅舎となっている
改札口、有人駅であり、係員による集改札が行われる。列車別改札のため、列車到着直前までホームに立ち入ることはできない
ホーム側から見た改札口の様子
改札口上部には「やくも」と駅名の立体文字が取り付けられている
きっぷうりばの様子、当駅にはみどりの窓口および自動券売機が設置されている
駅舎内部は広々とした待合室となっている
ホームは2面3線となっている。当駅を含む森駅ー鷲ノ巣信号場間は複線区間となっている

—————————————
所在地:北海道二海郡八雲町
乗入路線
函館本線

木見駅

本四備讃線の駅、木見の改札画像です。

駅名標
国鉄スタイルの三角行灯タイプの縦型駅名標も残っていた
ゴナフォント使用の三角行灯駅名標
駅全景、当駅は高架下に駅入口が設けられている無人駅であり、駅舎は存在しない
改札口、当駅は無人駅となっており、交通系ICおよびきっぷ対応の簡易型自動改札機・簡易型自動券売機が設置されている。ホームへは改札機奥の階段を上がり連絡する
当駅ホームへ向かうには棒人間も一生懸命階段を登らないといけない、1番のりばからは茶屋町・岡山方面の列車が発着する
2番のりばからは児島・高松方面の列車が発着する
ホームは相対式2面2線となっている
1番のりば岡山方面ホームの待合スペースの様子、当駅では待合スペースはホーム上に設けられている
2番のりば高松方面ホームの待合スペースの様子
当駅は四国方面へ向かう特急・快速列車の運行ルート上にあり、停車列車より通過列車のほうが圧倒的に多いため、駅利用時は通過列車に十分注意しよう
当駅ホームは高架ホームにつきホームから周辺の眺めがよく見える
駅前には当駅周辺案内の看板が設置されているようだ
看板は吹き飛んだのか撤去されたのか定かではないが、現在は駅周辺案内の役割は果たしていないようである

—————————————
所在地:岡山県倉敷市
乗入路線
本四備讃線(瀬戸大橋線)

荒尾駅

鹿児島本線の駅、荒尾の改札画像です。

電照式駅名標。鹿児島本線の駅番号は門司港ー当駅間の導入となっており、南荒尾駅以南には駅番号は導入されていない。
光らないタイプの吊下げ式駅名標も設置されている。当駅は熊本県最北端の駅であり、隣の大牟田駅は福岡県となる。
自立式駅名標。当駅の駅名標にはイラストは入っていない。

 

改札口付近に設置されている駅名標。世界文化遺産である万田坑のイラストが入っている。
また、駅舎のホーム側には国鉄時代からのものと思われる駅名標が残っていた。
ホーム上には写真入りの名所案内看板が設置されていた。
駅舎。築70年を超える長い歴史を有する木造駅舎となっている。

改札口。自動改札機が2通路設置されている。なお鹿児島本線の当駅以南の駅で、自動改札機設置駅は当駅と熊本駅のみとなっている。
改札口周辺。みどりの窓口があるほか、自動券売機が1台設置されている。
駅舎内部は待合スペースになっている。また自動販売機が4台設置されている。
駅舎内の隅には「荒尾駅 旅の友図書館」というスペースが設けられている。
中には本棚とベンチがあり、本を読みながら列車を待つことができる。また、空調も設けられているため、暑い夏や寒い冬はここで列車を待つ方が快適かもしれない。
ホーム側から見た駅舎の様子。駅舎とホームの間のスペースは駐車場として活用されている。
駅舎からホームへは跨線橋で連絡する。跨線橋へ通じる部分の上屋は、木造の趣ある造りとなっている。
駅舎外からみた跨線橋の様子。趣を感じさせる外観となっている。
跨線橋・架線柱は駅舎とホームの間にある駐車場をまたいでいるため、全長が長くなっている。かつては三池炭鉱から産出される石炭を輸送するための貨物列車が多く発着しており駅構内も広かったが、現在は広い構内が不要となったため、駐車場に転用したものと推測される。
跨線橋内部も外観同様、歴史を感じさせる造りになっている。
上屋・骨組みが趣ある雰囲気を漂わせる
跨線橋の床には熊本・八代と手書きでダイレクトに書かれている。
また、跨線橋内部には国鉄行灯タイプの出口看板も設置されていた。
ホームは2面4線となっており、折り返しが可能な構造である。当駅始発・終着列車も複数存在する。
ホーム・跨線橋には熊本地区で比較的多く見かけるTRACK No.表記の番線標があり、国鉄時代から使用されているものと思われる。
2番のりばの番線標
3番のりばの番線標
4番のりばの番線標
駅舎外の駐車場出入り口付近には鉄筋コンクリート製の倉庫が設置されている。
駅前には「汽車の音」と題された石碑が置かれている。
また駅前には万田坑の第二竪坑櫓のモニュメントが置かれている。
第二竪坑櫓の説明書き
—————————————
所在地:熊本県荒尾市
乗入路線
鹿児島本線

柳井駅

山陽本線の駅、柳井の改札画像です。

駅名標、吊り下げタイプの駅名標は落下防止の観点から近年撤去が進んでいる
駅名標、錆が目立つ
当地は白壁の町が著名であり、駅構内にも写真入りの名所案内看板が設置されていた
駅舎、国鉄時代に建てられた鉄筋コンクリート造りの駅舎である
当駅駅舎の駅名表記は立体文字であり、「やない駅」とひらがな表記になっているのが特徴的である
改札口、有人駅であり、ICOCA導入に伴い自動改札機が設置された
きっぷうりばの様子、かつてはみどりの窓口が設置されていたが、近年の合理化による窓口閉鎖の流れに伴い当駅も窓口が閉鎖された。現在はみどりの券売機プラスが設置されている
駅舎内部の様子
駅舎内の隅っこに小ぢんまりとした待合スペースが設けられている
駅舎内には当地の民芸品である「金魚ちょうちん」が吊るされている。かつて柳井の商人が遠く青森県は弘前の「金魚ねぷた」に着想を得て作ったものとされており、約150年の歴史をもつ
ホームは2面3線となっている。山陽本線ではほとんどの列車が岩国ー徳山・新山口・下関間を通しで運行しているが、朝晩に限り僅かながら当駅始発・終着列車が存在する
当駅のホーム上屋は古レールを活用したものとなっている
当駅には国鉄時代に設置された内照式の看板が複数残っていることで知られる。取材時は「駅長事務室」看板が煌々と光り輝いていた
「便所」の内照式看板も取材時は煌々と光っていた
煌々と光り輝く当駅の「駅事務室」看板のように、我々も光り輝く人生を送りたいものである

—————————————
所在地:山口県柳井市
乗入路線
 山陽本線