歌内駅

宗谷本線の駅、歌内の改札画像です。

駅名標。当駅は2021年春のダイヤ改正時に地元自治体である中川町の管理へ移行したが、町が提供する定額タクシーサービスや町営バスでの代替が可能と判断されたため、自治体管理に移行して僅か1年後の2022年春のダイヤ改正での廃止が決定した。なお、当駅と天塩中川駅との間にはかつて下中川駅があったが、同駅も利用者僅少により2001年に廃止となっている。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅舎。北海道でよく見られる廃車体を転用したタイプの駅舎である。外壁は風化が進んでおり、痛々しい状態となっている。
駅舎内部の様子。廃車体転用の他駅同様、長いベンチが駅舎内に置かれている。
駅舎内部の様子。廃車体転用の他駅同様、長いベンチが駅舎内に置かれている。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。駅周辺の人家は僅少であり、廃止もやむを得ない環境であることが伺える。

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所在地:北海道中川郡中川町
乗入路線
宗谷本線

大谷駅

和歌山線の駅、大谷の改札画像です。

駅名標。ラインカラー対応となっている。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
当駅には自動券売機が設置されており、ICOCA等の交通系ICは車載機での対応となるためIC専用簡易改札機は設置されていない。
ホーム上の待合室内部の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能。

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所在地:和歌山県伊都郡かつらぎ町
乗入路線
和歌山線

伊予長浜駅

予讃線の駅、伊予長浜の改札画像です。

駅名標。予讃線は高野川ー当駅間では伊予灘の海岸線沿いを走るが、当駅以西では海岸線を離れ、肘川に沿って内陸部を走行する。かつては当駅にも急行等の優等列車が停車したが、内子経由の新線が開業後、特急列車はすべて新線経由で運行されるため、現在は普通列車しか停車しなくなった。
自立式駅名標。JR四国の旧デザイン駅名標は旧国名が小さく表記されることが特徴的である。予讃線は当駅を経由する旧線と、内子線を経由する新線の2ルートがあるが、旧線経由を案内する場合は「長浜経由」と当駅の駅名を用いて案内される。
駅舎は国鉄時代から使用されている木造駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつての窓口跡は無人化に伴い現在は使用されていない。
駅舎内部は待合スペースとなっている。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能である。なお、中線である2番のりばは使用停止されており、列車が入線できないため当駅は実質2面2線で運用されている。
3番のりばへは構内踏切を渡る必要がある。
構内踏切付近のホーム下には、『危い!! 左右をよく見て!!』と手書きで書かれていると思われるが、経年劣化により文字は随分読み難くなっている。
1番のりばの構内踏切付近ホーム下にも、「左右確認」と手書きで書かれている。
また、3番のりばの構内踏切付近には国鉄時代より残ると思われる手洗所の看板が残っている。
1番のりばの上屋は比較的新しいものであり、1〜2両分の長さがあるのみとなっている。
上屋の下にはベンチが置かれており待合スペースとして利用できる。ベンチはレトロなデザインとなっている。
3番のりばの上屋は木造の趣ある造りとなっている。上家とベンチは一体化した構造である。
当駅の便所付近には国鉄時代より残ると思われる手洗所看板がある。
駅舎外側には手書きの手洗所看板も設置されている。
また、かつての駅事務室入口扉付近には、「線路横断‼︎左右指差呼唱確認」と手書きで書かれている。屋根下にあるため状態が良好であるが、いつ頃書かれたものかは定かではない。
別の箇所にも同じ内容が書かれている。
また、松山方面ホーム1番のりばの松山よりには、ホームにダイレクトに「確認」と書かれている。このように、当駅構内には多数のもじ鉄案件が存在する。
内子経由の新線が開業後は普通列車のみが走るローカル線となった予讃線旧線。車窓に見える伊予灘や肱川が美しく、近年インスタで注目されている下灘駅があるなど魅力ある路線ではあるが、JR四国管内では予土線に次いで輸送密度の低い区間であり、今後の状況が懸念される。

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所在地:愛媛県大洲市
乗入路線
予讃線(愛ある伊予灘線)

東白石駅

東北本線の駅、東白石の改札画像です。

駅名標。当駅はもともと信号場であり、駅に昇格後も長らく一部の普通列車しか停車しない状況が続いていたが、1998年以降は全ての普通列車が停車するようになった。
仙台支社オリジナル駅名標。当駅横を流れる白石川に飛来する白鳥の写真入りである。
駅舎。簡素な雰囲気の駅舎となっている。
改札口。無人駅となっており、IC専用簡易改札機設置。
駅舎内部。乗車駅証明書発行機が設置されている
駅舎内待合室入口付近から待合室内部を望む
ホーム側から見た駅舎の様子
ホームは相対式2面2線でゆるくカーブしている。仙台市への通勤通学圏内にありながら、貝田駅や越河駅同様、秘境駅の趣が漂う。
下り仙台方面ホームへはホームの仙台寄りにある構内踏切を渡る必要があるが…
構内踏切までは駅舎からホームの端まで歩く必要があり結構距離がある。
無人駅であることと構内踏切までの距離が長いことを理由に、横着して線路を横断する利用者がいるためか、駅構内には「線路横断禁止」と書かれた看板が掲げられている。
仙台方面ホーム上には屋根とベンチが設けられた待合スペースがあるが…
壁には線路横断禁止の表示がいくつも貼られている。構内踏切が遠いため歩くのがしんどい気持ちはわからなくもないが、線路への立ち入りが違法であること、快速電車や貨物列車などの通過があり危険であることから、線路の横断は絶対にやってはならない。
当駅に進入する白石行き各駅停車。秘境駅の趣が漂うが仙台市近郊に位置する当駅には概ね1時間に1本〜3本の列車が停車する。また、首都圏と北海道を結ぶ貨物列車の通過も比較的頻繁にみられる。
当駅ホームから望む白石川の美しい流れ。下り仙台方面ホームのすぐ横が白石川である。冬季には白鳥が飛来する様子を見ることができるようだ。

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所在地:宮城県白石市
乗入路線
東北本線

紫波中央駅

東北本線の駅、紫波中央の改札画像です。

駅名標。当駅は1998年に地元・紫波町の請願駅として開業した。
駅舎。紫波町内産の木材のみを使用した近代的なデザインの駅舎となっている。
改札口。有人駅となっており、係員による集改札が行われる。
駅舎内部には待合スペースが設けられている。
駅舎内部の様子。弧を描くデザインのベンチが設置されている。木材の温かみが感じられる空間となっている。
ホームは相対式2面2線となっている。

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所在地:岩手県紫波郡紫波町
乗入路線
東北本線