岩峅寺駅

富山地方鉄道立山線と上滝線の駅、岩峅寺の改札画像です。

立山線駅名標。当駅は立山線と不二越・上滝線の接続駅であり、不二越・上滝線の終着駅である。立山線、不二越・上滝線ともに、当駅を始発・終着とする列車が多数存在する。
駅番号導入前の立山線駅名標
当駅立山線ホームに設置されている吊り下げ式駅名標はエモい雰囲気が漂う
不二越・上滝線駅名標。不二越・上滝線ホームの駅名標には駅番号は貼られていない。
駅舎。開業当時からのものと思われる、神社風の重厚な風格ある駅舎である。
改札口。終日係員配置の有人駅で、IC専用自動改札機が設置されている。
駅舎内部には自動券売機はないため、乗車券は窓口で購入する必要がある
駅舎内部の待合スペース。木製の歴史を感じさせるベンチが趣深い。当駅では2007年に公開された映画「剣岳 点の記」のロケが行われたようで、撮影時の写真が展示されている
当駅の構造は変則的な構造となっており、駅舎側から2番線、1番線、3番線、4番線となっている。
1番・3番・4番ホームには構内踏切を渡る必要がある。
ホームから見た構内踏切の様子。
ホームは相対式2面2線で行き違いが可能である
当駅ではしばしば列車の交換が行われるほか、先述の通り当駅始発・終着列車も存在する。
当駅折り返し列車は一旦立山方面に発車後に一旦本線上に停車し、方向転換をした後に再び富山方面ホームに進入してくる。
立山線ホーム入口付近に置かれたベンチ。屋根や柱の構造も相まって、レトロな雰囲気を醸し出している。
駅舎から不二越・上滝線ホームへは屋根のある通路を通ってアプローチする
通路から見た不二越・上滝線ホーム入口付近の様子。通路と交わるように線路の跡が残っており、かつてはこの部分は構内踏切であったものと思われる。現在は線路が埋められ、車止めや壁もあるため列車の通過は不可能である。
通路から不二越・上滝線ホームを望む
車止めは枕木が束ねられた簡素な構造のものとなっている
不二越・上滝線ホームは島式1面2線。画像右側の4番ホームは立山線立山方面へ線路が繋がっており直通可能だが、現在立山方面に直通する列車は1本もなく、全列車が当駅始発・終着となる。
不二越・上滝線ホームは島式1面2線。画像右側の4番ホームは立山線立山方面へ線路が繋がっており直通可能だが、現在立山方面に直通する列車は1本もなく、全列車が当駅始発・終着となる。(画像左側が3番線、右側の列車が停車中のホームが4番線)
4番線の横に建つ趣のある建物は保線基地として使用されている。
不二越・上滝線ホーム上の待合室も歴史を感じさせる雰囲気が漂う
待合室内部。元東急のステンレス車両との対比がギャップを感じさせる
不二越・上滝線ホームから立山線ホーム方面を望む。カボチャ色の電車が止まっている奥のホームが立山線ホームで、間隔が空いていることがわかる。
当駅には趣あるレトロな看板が多数設置されている。吊り下げ式の乗り場案内は経由の「経」が略字となっており歴史が感じられる。
また、このタイプの金属製の縦型駅名標も残っており…
特に駅舎改札口付近の柱には大量に取り付けられている。
中には屋根の下にあるため風雨にさらされることなく良好な状態を保っているものもある。

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所在地:富山県中新川郡立山町
所属路線
立山線
上滝線

杉河内駅

久大本線の駅、杉河内の改札画像です。

駅名標。イラスト無しの手書き駅名標が設置されている。
ホームに設置されている名所案内看板は手書きとなっている。一番上に書かれている「慈恩の滝」は久大本線の車窓から望むこともでき、特急ゆふいんの森号は滝の付近では徐行運転を行う。
駅舎。ホーム出入口付近に建てられており、張り出した庇が特徴的な木造駅舎となっている。
駅舎内部は待合室となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。ホーム出入口付近には集札箱が置かれている。駅舎を通らずともホームへダイレクトに行くことができる。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっている。
駅舎付近から駅前を望む。駅は盛り土上にあり、駅舎も高い位置にある。駅前には国道210号が通るが、国道からホームへは坂道を上る必要がある。

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所在地:大分県日田市
乗入路線
久大本線

多奈川駅

南海多奈川線の駅、多奈川の改札画像です。

駅名標。当駅は南海多奈川線の終着駅であり、大阪府最西端の駅でもある。
駅舎。鉄筋コンクリート造りの地平駅舎となっている。
駅舎入口には歴史を感じさせる雰囲気の駅名標が掲げられている。
改札口。有人駅となっており、交通系IC対応の自動改札機が設置されているほか、窓口・自動券売機も設けられている。
駅舎側から見た改札口の様子
ホームは頭端式2面1線となっているが、このうち画像左側のホーム1面は使用されておらず、実質1面1線での運用である。
みさき公園方面からホームを望む
線路は当駅で行き止まりとなっている
当駅のホーム上屋は独特の風情ある造りとなっている
ホーム上にはベンチが置かれており、待合スペースとして利用できる。ベンチの造りも趣あるものとなっている。
ホーム側から見た駅舎の様子
当駅に進入する多奈川線の列車。普通車のみの運行で、多奈川線内での列車行き違いは行われず、ピストン輸送する運行形態である。車両も多奈川線・高師浜線・汐見橋線等の支線で使用される、2両編成の車両となっている。
当駅に停車する多奈川線の折り返し列車。大阪府内に位置し、大手私鉄・南海電鉄の駅でありながら、ローカル線情緒が色濃く感じられた。

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所在地:大阪府泉南郡岬町 
乗入路線
南海多奈川線

帯広駅

根室本線の駅、帯広の改札画像です。

駅名標。当駅は十勝地方の中心都市である帯広市の玄関口であり、全列車が停車する。特急とかちや普通列車を中心に、当駅始発・終着列車も多数ある。
当駅の名所案内。十勝名物のばんえい競馬に並んで、旧国鉄の愛国駅・幸福駅が紹介されている。愛国駅・幸福駅は当駅から分岐していた旧国鉄広尾線の駅で、広尾線は1987年に全線が廃止となっている。
当駅にもホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。1996年の当駅付近の高架化に伴い完成した、高架駅舎となっている。
改札口。当駅の改札口は、1・2番線と3・4番線のホームごとに改札が分かれている。同様の構造はかつて九州の宮崎駅でもみられたが、宮崎駅は改札が統合されたため、現在では当駅が国内唯一となったいる。
北改札口。北改札口は1・2番線ホームへの改札口となっている。1・2番線ホームからは池田・釧路方面へ向かう列車の発着が多いが、一部例外があるため、乗車前には発車標で発着番線をよく確認しておきたい。
南改札口。南改札口は3・4番線ホームへの改札口となっている。3・4番線ホームからは新得・札幌方面へ向かう列車の発着が多いが、一部例外があるため、乗車前には発車標で発着番線をよく確認しておきたい。
東西自由通路。高架下を線路に平行に通っている通路で、この通路沿いに券売機や売店、みどりの窓口、待合室等がある。
自動券売機。乗車券の購入が可能である。
みどりの窓口も設置されている。
待合室は売店の横、みどりの窓口の向かい側に設けられている。
駅東側の南北自由通路。当駅の北口側・南口側間の通り抜けができるほか、駅ビルの入り口もある。
駅西側の南北自由通路。当駅北口側・南口側間の通り抜けができるほか、物産館等も営業している。
ホームは2面4線の島式高架ホームとなっている。列車の折り返しにも対応しており、前述の通り当駅始発・終着列車も多い。
当駅から新得・札幌方面を望む。当駅構内は非電化で架線がないため、駅構内はすっきりして見える。

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所在地:北海道帯広市
乗入路線
根室本線

西富岡駅

上信電鉄の駅、西富岡の改札画像です。

駅名標
駅周辺案内
駅舎。三角屋根が特徴的な民家風の駅舎となっている。1種駅名標は近年リニューアルされたようである。
改札口。一部時間帯のみ係員が配置される。改札ラッチが残る。
改札口わきに設置されている屑入れ。「屑入れ」の文字が毛筆手書きで趣がある。取材班もこの中に入るべきなのではないかと一瞬思ったが、サイズ的に入らないため入るのは断念した。
出札口にの表示は手書きっぽく、古くから残る歴史あるものと推察される。
また、改札口付近には旅客運賃精算所の木製手書き看板が設置されている。精算所の木製看板は根小屋や山名、七日市など他駅でも見られるが、当駅のものは他駅のものと様式が異なる。
裏側から見た精算所看板。文字の太さや大きさが表側と異なり、手書き独特の味わいが感じられる。
駅舎内部は待合室となっているが、比較的手狭である。
駅舎内部の様子
取材時、待合室内に寝転がる猫の姿を見ることができた。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、行き違い不可能である。
駅付近の踏切から見たホームの様子(踏切道内の安全な場所より、周囲の安全を確認し撮影。)
ホームの一部分には屋根がかけられており、屋根の下にはベンチが設置されている。
取材時、ホーム上には紫陽花が美しく咲く様子を見ることができた。

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所在地:群馬県富岡市
乗入路線
上信電鉄