紀伊田辺駅

紀勢本線の駅、紀伊田辺の改札画像です。

駅名標。当駅は和歌山県南部の中心都市である田辺市の中心駅であり、紀勢本線における運行拠点駅でもある。特急くろしお号は全列車が停車するほか、ほとんどの普通列車が当駅始発・終着となる。
自立式駅名標。普通列車は基本的に当駅を境に系統が分かれており、運行本数も異なる。和歌山方面は概ね1時間に1本運行されるが、新宮方面は3〜4時間運行間隔が空く時間がある。
駅舎。2018年に改築された、防災機能を備えた地平駅舎となっている。
改札口。有人駅となっており、係員による集改札が行われる。ICOCA等の交通系IC対応の簡易改札機が設置されている。
きっぷうりばの様子。当駅にはみどりの窓口があるほか、自動券売機が2台設置されている。
駅舎内部の様子。明るく清潔感ある空間となっており、広々とした待合スペースが設けられているほか、売店としてセブイレが入居している。
駅舎内部には田辺市の観光名所を紹介するスペースが設けられている。
駅舎内には「熊野本宮大社」の絵馬が展示されている。この絵馬には干支が描かれているが、毎年12月頃に取り替えられるという。取材時は子年である2020年12月であったが、すでに2021年の干支である丑年のものに交換された後であった。
また、熊野本宮大社と同様に田辺市内にある「闘鶏神社」の絵馬も展示されていた。
ホームは2面3線となっており、列車の折り返し・行き違いが可能である。紀勢本線は亀山ー当駅間は単線区間であるが、当駅ー和歌山間は複線区間となる。
当駅構内には留置線が設けられており、広い敷地を有する。
駅構内に設けられたJR西日本社員専用通路付近には、一般人および私服社員の通行を禁じる旨が書かれた手書き看板が設置されていた。

—————————————
所在地:和歌山県田辺市
乗入路線
紀勢本線(きのくに線)

六条駅

越美北線の駅、六条の改札画像です。

駅名標、アサヒ飲料の六条麦茶とは関係はない。
駅全景、当駅には駅舎は無くダイレクトにホームに向かう構造になっている。越美北線には駅舎のない駅が多く、当駅もその1つである。
ホームは単式1面1線の棒線ホームで行き違いは不可。ホーム上には待合室がある。
待合室内部、木製のベンチと案内用のモニターがあるのみのシンプルな造りになっている。

—————————————————
所在地:福井県福井市
乗入路線
越美北線(九頭竜線)

出目駅

予土線の駅、出目の改札画像です。

駅名標
駅入口。当駅はホームがあるのみの無人駅であり、駅舎および改札口は存在しない。
ホーム上に待合スペースが設けられており、歴史を感じさせる雰囲気のベンチが置かれていた。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である。
当駅駅前にはかつて使用されていた貨物ホームと思われる痕跡が残っているが、駐車場として利用されている。
ホーム跡を横から見ると階段も設けられており、かつてホーム跡であった可能性が高いことが伺える。

—————————————————
所在地:愛媛県北宇和郡鬼北町
乗入路線
予土線(しまんとグリーンライン)

利別駅

根室本線の駅、利別の改札画像です。

駅名標。色褪せている。
当駅にもホーロー縦型駅名標が複数枚設置されている。
駅舎。国鉄時代より使用されている鉄筋コンクリート造りの駅舎となっている。
当駅の1種駅名標は趣ある雰囲気の立体文字となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつては有人駅であり、出札窓口があった痕跡が残っている。
駅舎内には手書きの「お知らせ」看板が残っていた。「JR北海道」のステッカーが上貼りされていることから、この看板は国鉄時代に設置されたものと思われる。すなわち、当駅は国鉄時代には既に無人化されていたことが伺える。
駅舎内は待合室となっている。
駅舎からホームへは駅舎軒下に設けられた通路を通ってアプローチする。
ホームへは構内踏切を渡る必要がある
ホーム側から見た駅舎の様子
駅舎ホーム側にはホーロー駅名標が残っていた。このタイプのホーロー駅名標は国鉄釧路鉄道管理局管轄であった根室本線・釧網本線の一部駅において残存例がみられる。
ホームは島式1面2線であり、列車の行き違いが可能である。
当駅構内には国鉄コンテナが置かれていた。

—————————————
所在地:北海道中川郡池田町
乗入路線
根室本線

てだこ浦西駅

ゆいレールの駅、てだこ浦西の改札画像です。

駅名標。当駅は沖縄県最東端の駅である。駅名の「てだこ」は沖縄の方言で「太陽の子」という意味である。当駅は沖縄都市モノレール(ゆいレール)の終着駅であり、2019年に首里ー当駅間が延伸したことで新たに終着駅となった。
駅舎。ゆいレールの他駅とは異なり、筒状の外観をした高架駅となっている。
改札口。交通系IC対応の自動改札機が設置されている。なお、ゆいレールではQRコード式の乗車券を採用しており、きっぷでの乗車時はきっぷに印字されたQRコードを改札機に読み込ませることで改札を通過する。
きっぷうりばの様子
ホームは島式1面2線となっている。
前述の通り当駅が終着駅であるため、軌道は当駅で行き止まりとなっている。
当駅の那覇空港寄りにはトンネルが設けられている。このトンネルがゆいレールでは唯一のトンネルである。
当駅にも沖縄らしくシーサーが置かれている。他駅と異なり当駅の設置箇所は改札内コンコースである。
駅舎に沖縄らしさを表現するため、ゆいレールの各駅には駅にちなんだアートガラスが設置されている。
当駅のアートガラスは「てだこのまち – 太陽・空・海 ~ てぃーだ 未来線 地球号 ~」と題されたものである。

—————————————
所在地:沖縄県浦添市
乗入路線
沖縄都市モノレール線(ゆいレール)