栄町駅

富山地方鉄道不二越線の駅、栄町の改札画像です。

駅名標。副駅名は「県立中央病院口」。当駅は2019年春開業で、地鉄電車では一番新しい駅である。駅番号は立山線立山駅”T56″からの続番であるが、なぜか”T57”が欠番となっており、当駅は”T58”である。
駅舎、道路からホームにダイレクトに入る構造になっている。
稲荷町方出入口、副駅名である県立中央病院はこちらの出入り口が最寄りとなる。
南富山方にも出入り口が設置してある。稲荷町方はスロープに対してこちらに階段のみである。
ホームは片面1面1線の棒線ホームのため行き違い不可。

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所在地:富山県富山市
所属路線
不二越線

夜明駅

久大本線と日田彦山線の分岐駅、夜明の改札画像です。

久大本線駅名標。当駅は久大本線と日田彦山線の分岐駅である。山をバックに走行するゆふいんの森号のイラストが入っている。当駅は大分県最西端の駅であり、隣の筑後大石駅は福岡県となる。
イラストのないタイプの駅名標も設置されている。
日田彦山線駅名標。日田彦山線は当駅が終点であるが、全列車が当駅から久大本線に乗り入れ日田駅まで運行される。2017年夏の九州北部豪雨により日田彦山線の副田ー当駅間が被災し、長らく運転休止であったが、BRTへの転換が決定した。これにより、日田彦山線は日田にも彦山にも行かない路線になってしまった。
久大本線ホーム設置の乗り換え案内看板。日田彦山線添田ー当駅間のBRT転換により、田川後藤寺・小倉へは列車で行けなくなった。
日田彦山線ホームに設置の乗り換え案内看板。日田彦山線のBRT転換により、今後当駅から日田彦山線の列車が発着することは二度とないため、この看板はもはや設置されている意味を失ってしまっている。
駅舎。2010年に改築した、比較的新しい木造駅舎である。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部は待合室となっている。

駅舎内には自動券売機は設置されていない。
当駅のホームへは駅舎を通らずともダイレクトに行くことができる。
ホームは2面3線となっており、久大本線が1番・2番のりば、日田彦山線が3番のりばから発着する。

跨線橋から見たホームの様子
右側2線が久大本線、一番左が日田彦山線の線路である。日田彦山線は長年の運休により、線路が錆びついてしまっていることが分かる。無論、日田彦山線のBRT化が決定しているため、この線路を列車が通ることは二度とない。

当駅の駅舎に隣接して「夜明の鐘」が設置されている。取材班は鐘を見ると鳴らしたくなるため、訪問記念に8〜9回程度鳴らしておいた。 
取材時、ホームに隣接して植えられている桜の木が美しく咲いていた。
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所在地:大分県日田市
乗入路線
久大本線

日田彦山線

西ノ庄駅

南海加太線の駅、西ノ庄の改札画像です。

駅名標、元AV女優の西野翔とは関係はない。
当駅を含む加太線の駅には、通常の駅名標のほか、木製の駅名標も設置されている。
駅舎。レトロ感が感じられる小ぢんまりとした駅舎である。
当駅に設置されている1種駅名標は手書きのものとなっており、南海電車の通常タイプとは異なる。
改札口。無人駅となっており、自動改札機が2通路設置されている。
ホームは単式1面1線の棒線駅で、列車の行き違いは不可能である。
当駅のホームに設置された柵は、路線愛称の「加太さかな線」にちなみ、魚のイラストが見えるような塗装がなされている。
当駅に進入する加太行きの「めでたいでんしゃ」。加太線には水戸岡デザインの列車が複数種類走っており、そのうちの1つである。

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所在地:和歌山県和歌山市
乗入路線
南海加太線(加太さかな線)

大草駅

長崎本線の駅、大草の改札画像です。

駅名標。国鉄時代から残ると思われる手書き駅名標が設置されている。表示が薄くなっているためか、一部分のみ上から書き直されていることがわかる。
別タイプの駅名標。同様に国鉄時代から残る手書きタイプとなっている。なお、取材時はなかなかの勢いで雨が降っていたため、駅名標の根元が冠水していた。
駅舎。白を基調とした洋風デザインの駅舎となっており、◇を二つ並べたような形状(◇◇)となっている。
改札口。無人駅となっており、IC専用簡易改札機と自動券売機が設置されている。なお、駅員詰所の跡が残っているが、無人化により使用されておらず、物置同然となってしまっている。
駅舎内部は広々としており、待合スペースも設けられている。
駅舎内部の待合スペースの様子
駅舎内には長崎本線を走る列車の写真が展示されている。
長崎本線の写真は、地元である旧線のものもあれば、新線のものもあり、国鉄時代のもののあれば、JR化後のものもあり様々である。
ホームは相対式2面2線で行き違い可能となっている。長与支線では長与駅と並びただ2つの交換可能駅である。なお、長崎地区への新型車両(YC1系イカ釣り漁船)導入に伴い、ホームの嵩上げが実施された。
嵩上げに伴いホームに柵がなされたが、これにより柵の内側にあるため座ることのできないベンチが存在する。ベンチは誰にも座られることなく、柵の中に閉じ込められ、役目を終えた今はただ朽ち果てるのを待つばかりである。
跨線橋から見たホームの様子。上下線ホームが若干ずれて配置されていることが見て取れる。

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所在地:長崎県諫早市
乗入路線
長崎本線(長与支線)

下仁田駅

上信電鉄の駅、下仁田の改札画像です。

駅名標。「ねぎとこんにゃく下仁田名産」と謳われる下仁田町の玄関口であり、上信電鉄の終着駅でもある。「上信電鉄」の社名の通り、かつては当駅から信州・小海線の羽黒下駅までの延伸計画があったが頓挫し、上州と信州とが上信電鉄で結ばれることはなかった。
吊下げ式駅名標。行灯タイプとなっており、近年交換されたものと思われる。もしもあなたが当駅の駅名を「下ネタ」に空耳したならば、残念ながらあなたの知能レベルは下ネタ大好きな当サイト取材班と同レベルであると言わざるを得ない。
当駅には木製手書きの縦型駅名標が設置されている。他駅にも設置されている隣駅表示入りのものだが、当駅は終着駅のため当然、隣駅表示は高崎方の隣駅「せんだいら」のみが書かれている。
ホームには名所案内が設置さてている。
駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎となっている。当駅は「100年の歴史を誇り、妙義山、荒船山の登山客に親しまれる上信電鉄終着駅」として、関東の駅100選に選定されている。
改札口。有人駅となっており、終日駅員による集改札が実施される。列車別改札となっており、列車発車の10分前まではホームに入ることが出来ないため注意。
駅舎内部の様子。窓口が設けられているほか、自動券売機が設置されている。
自動券売機付近には、切符は自動券売機で購入するように促す看板が天井から吊るされて設置されている。
駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。
ホームは1面2線となっている。
上信電鉄は当駅が終点のため、当駅で線路は行き止まりとなっている。
改札口付近から見たホームの様子。頭端式ホームとなっていることがわかる。
駅構内には留置線が設けられており、車両が留置されている。
ホーム側から見た駅舎の様子。上信電鉄では無料レンタサイクルをやっており、駅構内にレンタサイクル用と思われる自転車が置かれている。
駅構内にはかつて使用されていたと思われる改札ラッチ跡が残る。
駅構内にはイラスト入りの名所案内看板も設置されている。
東日本最古の私鉄路線・上信電鉄の終着駅である当駅には、他駅同様多くのもじ鉄案件が存在する。ホームの番線標は手書きのものと推測される。
このほか、風雨に晒され錆び付いて文字が見え難くなった手書き番線標も設置されている。
改札口付近には、ホームへの入場には入場券が必要である旨が書かれた木製の手書き看板がある。
出口看板も改札口付近に設置されている。
改札口付近には「ねぎとこんにゃくと人情の町」と書かれた歓迎看板が設置されている。
同様に、改札口付近に設置されている「旅客運賃精算所」の看板。上信電鉄の他駅でも見ることのできる木製手書き看板である。
駅員詰所付近に設置されている「駅長」の木製手書き看板。上信電鉄の他駅でも見ることができる。
駅舎出入口付近には”SHIMONITA”と駅名が英語で書かれた木製手書きプレートが設置されている。This is SHIMONITA.
このほか、駅構内には手洗所と書かれた木製手書き看板が設置されている。このように、当駅構内には多数のもじ鉄案件が設置されているため、看板マニアには当駅の滞在時間に余裕を持って当駅を訪問されることをオススメする。

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所在地:群馬県甘楽郡下仁田町
乗入路線
上信電鉄