平津戸駅 山田線の駅、平津戸駅の改札画像です。 駅名標。当駅は2022年春のダイヤ改正以降、利用者僅少のため全列車が通過扱いとなり、1本も列車が停車しない「休止駅」となっている。 駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、ホームへはダイレクトに行くことができる。待合室は近年改築されたものと思われる。 待合室内部の様子。利用者が少ないためか、小ぢんまりとしている。 前述の通り、当駅は現在休止駅となっており1本も列車が停車しないが、取材時は1日上下合わせて5本のみ列車が停車していた。盛岡ー宮古間の公共交通としては山田線のほか106急行バスもあり、所要時間・本数面で有利な106急行バスの方が利用者が多いのが現状である。 ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である。 当駅の盛岡寄りには引き込み線の跡がある。かつては貨物ホームとして使用されていたのかもしれない。 ————————————— 所在地:岩手県宮古市 乗入路線 ■ 山田線
南幌延駅 宗谷本線の駅、南幌延の改札画像です。 駅名標。当駅のかつての両端駅であった安牛駅、上幌延駅は利用者僅少により2021年春のダイヤ改正で廃止となってしまった。理由の1つとして、両駅と当駅の駅間距離が比較的短いため、当駅が利用可能であることが挙げられている。 駅舎。赤い三角屋根が特徴的で、近年改修が実施され外装が美しくなった。駅舎外壁には、当駅駅舎をモチーフとした幌延町キャラクター「ミナミほろりんさん」のステッカーが貼られている。 駅舎内部。当駅の外装改修時に内装もリニューアルされ、美しくなった。 他駅同様、駅舎内部には除雪器具が置かれている。 駅舎内部には「ミナミほろりんさん」のステッカーや当駅の写真等が飾られており、利用者は少ないながらも秘境駅である当駅が地域のシンボルとして地元住民・町から愛着を持って親しまれていることが伺える。 駅舎内部には木製のベンチが置かれており、グリーン座席指定と書かれている。恐らく日本で最も粗末なグリーン指定座席である。 駅舎はホームから若干離れた場所に建っている。 ホームから見た駅舎の様子 ホームは単式1面1線の棒線駅で行違い不可能である。北海道で比較的よく見られる板張りの短いホームである。 ————————————— 所在地:北海道天塩郡幌延町 乗入路線 ■ 宗谷本線
雄信内駅 宗谷本線の駅、雄信内の改札画像です。 駅名標。かつては隣に上雄信内駅があったが、利用者僅少により2001年に廃止となったため、隣駅表示「ぬかなん」がステッカー貼りとなっている。当駅も廃止が検討されたが、「宗谷本線の歴史を伝える国鉄型木造駅舎の希少性について考究が必要なこと」を理由に、2021年度より幌延町での維持管理に移行された。 当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。 当駅のホーロー駅名標について、一部盗難にあったためか、ホーロー駅名標を模したデザインのプラスチック製「偽ホーロー」駅名標が設置されている。 駅舎。宗谷本線でも数少なくなった、国鉄時代からの木造駅舎が残っている。トタン屋根は腐食による錆びが酷くなってきているため、一部補修がなされている。 駅舎出入口付近の庇は重厚な造りとなっている 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 駅舎内部にはかつての窓口跡が残る 駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。冬季に使用される除雪機が駅舎内部に置かれている。 ホーム側から見た駅舎の様子 駅舎のホーム側出入口付近にある「JR雄信内駅」と書かれた縦型の駅名標が、当駅のレトロで味のある雰囲気にアクセントを加えている 駅舎ホーム側にはスノーカート置場がある。しかし、取材時は初夏であったためか、スノーカートと思われる物体は置かれていなかった。 ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。駅周辺はほぼ無人の集落となっており、野生動物の出没に注意が必要である。 2番線の名寄・旭川方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある ————————————— 所在地:北海道天塩郡幌延町 乗入路線 ■ 宗谷本線
恩根内駅 宗谷本線の駅、恩根内の改札画像です。 駅名標。当駅は2021年春のダイヤ改正での廃駅候補とされ、美深町も廃止を容認したが、高校生の利用が見込まれるため、地元住民の要請もあり町が費用負担をする形で存続が決定した。 当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている 駅舎。比較的新しい小ぢんまりとした駅舎であり、独特のデザインが特徴的である。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 駅舎内部は待合室となっている ホームは単式1面1線の棒線駅で行違い不可能である ————————————— 所在地:北海道中川郡美深町 乗入路線 ■ 宗谷本線
初野駅 宗谷本線の駅、初野の改札画像です。 駅名標 当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている 駅全景。プレハブ風の簡易的な駅舎とホームがあるのみの無人駅となっており、改札口は存在しない。 駅全景 駅舎内部。非常に小ぢんまりとした待合室となっている。 ホームは単式1面1線の棒線駅で行違い不可能である ————————————— 所在地:北海道中川郡美深町 乗入路線 ■ 宗谷本線