井波駅

加越線の駅、井波の廃駅画像です。

当駅は加越線の廃止とともに1972年9月に廃駅となった。廃止後は駅舎が若干移動したものの開業当時のからの木造駅舎が現在も残り、登録有形文化財にも指定されている
駅入口には登録有形文化財標の石碑がある。駅は井波物産展示館とバス停の待合所として活用されている
駅横には駅舎の説明書きの看板がある
駅舎内部はベンチが置かれ待合スペースになっている
駅舎内部の様子
駅入口は木造の重厚な扉となっている。また駅舎には所々に木彫りの部分があり、彫刻のまち・井波の玄関口に相応しい意匠が施されていたことが垣間見える
駅舎内部には加越線運行当時の貴重な写真が展示されている。
駅横には駐輪場があり、壁には加越線の車両の木彫りの絵が飾られている。
木彫りの絵は計5パターンあり、どれも加越線にちなんだ作品となっている。
駅舎の裏には廃線跡を活用したサイクリングロードが整備されている。
サイクリングロードの石動方面を望む。加越線は旧北陸本線石動駅を起点として、城端線福野駅・当駅を経由して終点庄川町駅を結ぶ路線となっていた。
庄川町方面を望む。廃線跡のサイクリングロードは現在も石動から庄川町まで続いている。加越能鉄道は加越線をはじめ伏木線・新港港線・高岡軌道線を所有する鉄道会社であったが、加越線と伏木線は廃止、新港港線と高岡軌道線は第三セクターの万葉線に譲渡され鉄道事業からは撤退している。

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所在地:富山県南砺市
乗入路線
加越線

中ノ沢駅

函館本線の駅、中ノ沢の改札画像です。

駅名標。当駅は利用者僅少により2024年春のダイヤ改正での廃止が決定している。
当駅にもホーロー縦型駅名標が残っていた
駅舎。北海道内でよく見る貨車を転用した駅舎となっており、外壁は青と緑に塗られている
駅舎内部は待合室となっている
駅舎内部の様子
ホームは相対式2面2線となっている。かつては中線があったと思われるが現在は撤去されている
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う

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所在地:北海道山越郡長万部町
乗入路線
函館本線

歓遊舎ひこさん駅

日田彦山線の駅、歓遊舎ひこさんの改札画像です。

駅名標。イラストは入っていない。日田彦山線の添田ー夜明間は2017年7月の九州北部豪雨により被災し不通となっていたが、鉄道としての復旧を断念し、2023年8月28日よりBRTに転換されることとなった。
駅全景。当駅の駅名は隣接する道の駅「歓遊舎ひこさん」に由来する。2008年開業の日田彦山線で最も新しい駅であったが、2017年に豪雨災害となり休止となったため、列車が発着したのは僅か10年足らずということになる。
隣接する道の駅「歓遊舎ひこさん」の様子。鉄道駅より道の駅の方がはるかに大規模であることがわかる。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、駅舎および改札口は存在しない。
駅出入口には集札箱が置かれている。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。

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所在地:福岡県田川郡添田町
乗入路線

日田彦山線

豊前桝田駅

日田彦山線の駅、豊前桝田の改札画像です。

駅名標。イラストは入っていない。日田彦山線の添田ー夜明間は2017年7月の九州北部豪雨により被災し不通となっていたが、鉄道としての復旧を断念し、2023年8月28日よりBRTに転換されることとなった。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、駅舎および改札口は存在しない。
待合室外壁には木製・手書きの縦型駅名標が取り付けられていた。
ホーム上に設けられた待合室の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能であった。

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所在地:福岡県田川郡添田町
乗入路線

日田彦山線

彦山駅

日田彦山線の駅、彦山の改札画像です。

駅名標。イラストは入っていない。日田彦山線の添田ー夜明間は2017年7月の九州北部豪雨により被災し不通となっていたが、鉄道としての復旧を断念し、2023年8月28日よりBRTに転換されることとなった。
かつては、全国的に貴重であった国鉄時代に設置された下がグレー色のタイプの駅名標が残存していたが、残念ながら後述の駅舎解体に伴い撤去された。
夜間は国鉄駅名標が光っていた。
国鉄時代より残存すると思われる自立式駅名標も残っていた。晩年は錆により表示が読み難い状態となっていた。
木製・手書きの縦型駅名標も残っていた。
当駅の名所案内看板。山の名前は「英彦山」であるのに対し駅名は「彦山」であり、表記が異なる。読みはどちらも「ひこさん」である。
旧駅舎。英彦山神宮をモチーフとした、英彦山への玄関口に相応しい優雅な造りの木造駅舎であった。1942年の開業以来80年に渡り使用されていたが、老朽化が進んでおり今後の維持が困難であること、バリアフリー対応が難しいことを理由に、2021年4月に残念ながら解体されてしまった。
駅舎には国鉄スタイルの1種駅名標が取り付けられていた。
夜間、点灯状態の1種駅名標の様子
1種駅名標の下には「神話と伝説・森林浴の玄関口彦山駅」と記載されていた。
当駅は無人駅であり、改札口は存在しない。有人駅時代に使用されていたと思われる改札ラッチの痕跡が残っていた。
かつての窓口跡は封鎖されており、簡易型の自動券売機が設置されていた。
駅舎内部は待合室となっていた。
当駅の駅舎は大きな屋根が特徴的であるが、屋根の軒下にもベンチが置かれ待合室同然に利用できた。
駅舎軒下部分には臨時の改札ラッチや英彦山のイラストマップが設置されていた。臨時改札ラッチは、かつて初詣や登山のシーズン等に利用されていたのかもしれない。
鳥居を模した支柱が特徴的なご案内看板。一部が欠けてしまっている。
ホーム側から見たご案内看板
臨時の改札ラッチ跡に設置された歓迎看板。当駅が英彦山への玄関口としての役割を担っていた頃の名残が感じられる。
ホームは2面3線であり列車の行き違いが可能であった。取材時は鉄道廃止、BRT転換の方針が決定し、ホームの撤去工事が一部始まっており線路は剥がされた後であった。
下グレー駅名標の裏側は国鉄様式ののりばご案内看板であった。2番のりばは添田・小倉方面への当駅折り返し列車が使用していたようである。
夜間、点灯状態ののりばご案内看板
当駅設置の番線標も国鉄スタイルのものであった
当駅設置の国鉄様式番線標。このように当駅にはかつて貴重な駅舎や看板が大量に残っていたが、これらはBRT転換に伴う駅舎解体により全て姿を消してしまった。

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所在地:福岡県田川郡添田町
乗入路線
日田彦山線