帯広駅

根室本線の駅、帯広の改札画像です。

駅名標。当駅は十勝地方の中心都市である帯広市の玄関口であり、全列車が停車する。特急とかちや普通列車を中心に、当駅始発・終着列車も多数ある。
当駅の名所案内。十勝名物のばんえい競馬に並んで、旧国鉄の愛国駅・幸福駅が紹介されている。愛国駅・幸福駅は当駅から分岐していた旧国鉄広尾線の駅で、広尾線は1987年に全線が廃止となっている。
当駅にもホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。1996年の当駅付近の高架化に伴い完成した、高架駅舎となっている。
改札口。当駅の改札口は、1・2番線と3・4番線のホームごとに改札が分かれている。同様の構造はかつて九州の宮崎駅でもみられたが、宮崎駅は改札が統合されたため、現在では当駅が国内唯一となったいる。
北改札口。北改札口は1・2番線ホームへの改札口となっている。1・2番線ホームからは池田・釧路方面へ向かう列車の発着が多いが、一部例外があるため、乗車前には発車標で発着番線をよく確認しておきたい。
南改札口。南改札口は3・4番線ホームへの改札口となっている。3・4番線ホームからは新得・札幌方面へ向かう列車の発着が多いが、一部例外があるため、乗車前には発車標で発着番線をよく確認しておきたい。
東西自由通路。高架下を線路に平行に通っている通路で、この通路沿いに券売機や売店、みどりの窓口、待合室等がある。
自動券売機。乗車券の購入が可能である。
みどりの窓口も設置されている。
待合室は売店の横、みどりの窓口の向かい側に設けられている。
駅東側の南北自由通路。当駅の北口側・南口側間の通り抜けができるほか、駅ビルの入り口もある。
駅西側の南北自由通路。当駅北口側・南口側間の通り抜けができるほか、物産館等も営業している。
ホームは2面4線の島式高架ホームとなっている。列車の折り返しにも対応しており、前述の通り当駅始発・終着列車も多い。
当駅から新得・札幌方面を望む。当駅構内は非電化で架線がないため、駅構内はすっきりして見える。

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所在地:北海道帯広市
乗入路線
根室本線

当麻駅

石北本線の駅、当麻の改札画像です。

自立式駅名標。当駅は北海道上川郡当麻町の代表駅であり、特別快速きたみ号と普通列車が停車する。
吊下式駅名標
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
名所案内。当麻鍾乳洞のカラーイラストが入る。
自立式の名所案内に入るイラストは白黒となっている。
また、イラストのないシンプルな名所案内も設置されている。
駅舎。鉄筋コンクリート製の駅舎となっている。
改札口。現在は無人駅となっているが、有人駅時代からの改札ラッチが残る。
駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。
駅舎内には特産品販売所であるアグリステーション当麻が入居している。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
跨線橋内の様子。朝の通勤通学時間帯には旭川方面へ向かう利用者が跨線橋内で列をなして並ぶ様子が見られる。
旭川方面ホームの上川寄りには古レールを利用したホーム屋根が設置されている。
ホーム屋根部分にはホーロー駅名標とのりば案内看板が設置されている。かつてはこの場所に国鉄時代からの駅名標が残っていたようだが、現在は撤去されてしまった。壁の茶色くなっている部分が撤去痕である。
のりば案内は手書きであると思われる。
駅舎横には手書きの通行禁止看板があるが、この看板は国鉄時代からのものと推測され、日本国有鉄道の文字が消された痕跡が確認できる。
このほか、駅構内には同様の通行禁止看板が設置されている。「日本国有鉄道」の文字がはっきりと解読できる。
別の通行禁止看板。看板の記載内容は薄くなりすっかり読み難くなっているが、「日本国有鉄道」の文字だけはっきり読むことができる。

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所在地:北海道上川郡当麻町
乗入路線
 石北本線

鹿討駅

富良野線の駅、鹿討の改札画像です。

駅名標。一見すると普通の駅名標のように見えるが…
ホームから離れた場所に建っており、非常に足の長い駅名標となっている。また、駅名標とホーム柵は細い金属棒で結ばれ、固定されていることがわかる。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅全景。教会風のデザインの小さな待合室と板張りホームのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
待合室内部の様子。非常に手狭な待合室となっている。
ホームは板張りの単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。
駅周辺には農地が広がっており、富良野・美瑛地区に特有の「北海道らしい」風景を見ることができる。

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所在地:北海道空知郡中富良野町
乗入路線
 富良野線

瑞穂駅

宗谷本線の駅、瑞穂の改札画像です。

駅名標
駅全景。ホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
駅入口
待合室。赤い板張りの外観が特徴的の小ぢんまりとした待合室である。
待合室には木製の縦型駅名標が設置されているが、なぜかサッポロビールの広告部分のみホーローとなっている。また、駅名標の文字は経年劣化により剥がれかけている。
待合室内部。取材時、待合室の扉は非常に開け難く、入るのにかなり苦労した。
待合室とホームの間には花壇が設けられており、花が植えられている。また、取材した6月中旬は待合室横のツツジが満開となっており美しかった。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており行違い不可。ホームは北海道で比較的よく見られる板張りタイプのものとなっている。

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所在地:北海道士別市
乗入路線
宗谷本線

落合駅

根室本線の駅、落合の改札画像です。

駅名標。2016年夏の豪雨災害により東鹿越ー新得間の線路が被害を受けたため、根室本線は東鹿越ー新得間が不通となり、バスでの代行輸送を行っている。当駅ー新得間は狩勝峠を越えるため、駅間は28.1kmと非常に長くなっている。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。赤いトタン屋根が特徴的な木造駅舎となっている。
駅舎内部は待合室となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
待合室のベンチには座り心地の良さそうな座布団が置かれている
駅舎ホーム側には「おちあい」と駅名が書かれている
ホームは2面3線で行き違い可能である。前述の通り、2016年の豪雨災害により当駅には4年以上列車が発着していない。夏にはセイタカアワダチソウなどの雑草が線路に生い茂り、休止中とはいえ現役路線の駅とは思えないような状態となっている。
新得方面ホームへは跨線橋を渡る必要があるが、運休中のため跨線橋は封鎖されており立ち入りができなくなっている。
駅構内は広くなっているが、運休中の現在は一面雑草が生い茂っている。
当駅付近の線路は豪雨災害により被害を受けているが、4年以上経った今も復旧工事が行われず被災当時のままとなっている。JR北海道は、利用者が少ないため復旧させずに廃止したい意向を示しており、今後の状況次第では列車が再び運行されることなく廃止となる可能性がある。

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所在地:北海道空知郡南富良野町
乗入路線
根室本線