肥前飯田駅 長崎本線の駅、肥前飯田の改札画像です。 駅名標。JR九州デザインの手書き駅名標である。駅名標には鹿島市の花であるサクラのイラストが入る。なお、当駅ー肥前山口間は、「肥前」のつく駅が7駅続く区間となっており、旧国名が連続する駅数としては国内で最も長い。 駅入口。当駅には駅舎は存在しない。ホームへは地下通路を渡って連絡する。 地下道入口を示す看板は歴史を感じさせる手書き看板である。 地下道内部の様子。地下道はトの字のような構造となっており、ホームと駅の北側・南側双方を結んでいる。 地下道から続く階段を上がるとホームにたどり着く。当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 待合室はホーム上に設けられており、比較的広々としている。 待合室はホーム上に設けられており、比較的広々としている。 ホーム上の待合室外観の様子 ホームは島式1面2線で行違いが可能となっている。ホームはカーブしており、乗降時は列車とホームの隙間に気をつけたい。 当駅の線路脇には桜の木と菜の花が植えられている。当駅は3月下旬に取材したが、取材時は菜の花は見頃を過ぎ、桜の見頃には早かったようである。 ホームから海側を望む。当駅は海に近い位置にあり、駅周辺の集落越しに有明海を望むことができる。 ————————————— 所在地:佐賀県鹿島市 乗入路線 ■ 長崎本線
多良駅 長崎本線の駅、多良の改札画像です。 駅名標。JR九州デザインとなっており、比較的最近交換された新しいものと思われる。太良町の名産であるミカンのイラストが入っている。 国鉄時代からの手書き駅名標も残る。なお、駅名は「多良」駅であるが、駅所在地の自治体名は「太良」町であり、表記が異なる。 また、国鉄時代から手書き名所案内も残る。多良岳は佐賀県最高峰を誇る山である。当駅からは徒歩3時間であり、なかなかのスケール感である。 駅舎。クリーム色の外壁と茶色の屋根が特徴的な地平駅舎であり、三角屋根の庇が趣を感じさせる。 駅舎に掲げられた1種駅名標は手書きと思われる。 また、駅前には鳥居型の1種駅名標もあり、こちらも手書きと思われる。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 かつては窓口が営業していたが、2020年春をもって終日無人駅となった。 駅舎内部は待合室となっており、小さな本棚も置かれている。 ホーム側から見た駅舎の様子 ホームは2面3線となっており、列車の行き違いおよび折り返しが可能となっている。一部、当駅で肥前山口方向へ折り返す列車が存在する。 当駅の1番のりばホーム上には、「幸せの鐘」と称する鐘が設置されている。 当駅ホーム上には、太良町名産のカニ・ミカン・温泉をPRする看板がある。しかし、カニ、ミカン、温泉いずれも、他に日本一がありそうということは言わないお約束である。 当駅のホームにはかもめの乗車位置案内の跡が見られる。これは、かつて当駅に停車する定期かもめ号があった名残である。近年まで、カニのシーズンである冬期には当駅に臨時停車する列車もあったようであるが、現在はなくなってしまったようである。 ————————————— 所在地:佐賀県藤津郡太良町 乗入路線 ■ 長崎本線
肥前大浦駅 長崎本線の駅、肥前大浦の改札画像です。 駅名標。JR九州デザインの駅名標となっており、太良町名産の竹崎ガニのイラスト入りである。当駅は佐賀県最南端の駅であり、隣の小長井駅は長崎県である。 駅舎。黄色の三角屋根が特徴的な駅舎となっている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 ホームへの扉の横には「乗車券は駅前のツウラ商店で発売しています」と書かれた看板がある。 駅舎内部は小ぢんまりとした待合スペースとなっている。当駅で肥前山口方面へ折り返す列車があり、県境を越えて諫早方面へ向かう列車は1日7往復と非常に少ない。 待合室内には太良町の名所・名物が描かれたカレンダーが貼られている。 ホーム側から見た駅舎の様子 駅舎からホームは線路の下をくぐる地下通路を通じ連絡する。 ホーム側から見た駅舎へ通じる地下通路の様子 ホームは島式1面2線となっており、行違い・列車の折り返しが可能となっている。 ホーム上には太良町の名物である竹崎ガニ・みかん・温泉をPRする大きな看板がある。しかし「日本一のカニ」という表現は、北陸・山陰・北海道等の各方面から「待った」がかかりそうである。 ————————————— 所在地:佐賀県藤津郡太良町 乗入路線 ■ 長崎本線
鳥栖駅 鹿児島本線と長崎本線の結節点、鳥栖の改札画像です。 電照式駅名標。当駅近くにある「鳥栖スタジアム」のイラストが入っている。また当駅は鹿児島本線と長崎本線が交わる結節点であり、長崎本線の起点駅でもある。 自立式駅名標、 ここ鳥栖市は、福岡・熊本・宮崎・鹿児島を結ぶ九州自動車道と、大分・長崎を結ぶ 大分道・長崎道が交わる交通の要衝であり、鉄道においても当駅は交通の要衝となっている。 当駅には国鉄時代からの縦型のホーロー駅名標が複数枚貼られている。 ホーロー駅名標 駅舎。当駅は鹿児島本線の前身である九州鉄道開業時からある九州最古の駅の1つである。 改札口。自動改札機が設置されている。 ホームは3面6線の佐賀県屈指の大ターミナルとなっている。また当駅のホームの上屋には古いレールが使用されており大変趣がある造りとなっている。 ホーム上屋の古レールの様子。使われているレールは国内最古レベルのものもあるという。 鳥栖駅開業時の明治22年に製造されたレールが上屋に使われている。 使用されている古レールはドイツ製やイギリス製など様々な国のものがある。 ホームから見た東口側の様子。SLが保存されている。また、駅名標にも描かれているサガン鳥栖のホームグラウンドである鳥栖スタジアムが、当駅のすぐそばにあることも見て取れる。 ————————————— 所在地:佐賀県鳥栖市 乗入路線 ■ 鹿児島本線 ■ 長崎本線
新鳥栖駅 九州新幹線と長崎本線の駅、新鳥栖の改札画像です。 新幹線駅名標。当駅は佐賀県で唯一の九州新幹線停車駅である。また、西九州新幹線が武雄温泉駅から延伸された際には、当駅で九州新幹線と接続する計画となっている。 在来線駅名標。鳥栖市を本拠地とするJリーグ「サガン鳥栖」のキャラクターである「ウィントスくん」のイラストが入った駅名標となっている。在来線の駅は新幹線開業と同時に開設され、特急列車を含む全旅客列車が停車する。 駅番号導入前の在来線駅名標 駅舎。新「鳥」栖駅にちなみ、鳥の翼をモチーフとした特徴的なデザインとなっている。 新幹線改札。当駅は、佐賀・長崎・佐世保方面⇔熊本・鹿児島方面の乗換駅となっている。 改札機更新前の新幹線改札。九州新幹線へのEX予約(スマートEX)導入に伴い改札機が更新されたが、更新前は全国で九州新幹線のみで採用されていたオムロン製の新幹線自動改札機が導入されていた。 在来線改札口。新幹線改札とは通路を挟んで向かい側に位置する。 新幹線ホームは2面4線となっており、上下に待避線が設けられている。 在来線ホームは相対式2面2線となっている。 ————————————— 所在地:佐賀県鳥栖市 乗入路線 ■ 九州新幹線 ■ 長崎本線