肥前竜王駅

長崎本線の駅、肥前竜王の改札画像です。

駅名標。JR九州デザインの駅名標であり、白石町名産のレンコンとタマネギのイラスト入りである。当駅を含む肥前飯田ー肥前山口間は、「肥前」のつく駅が7駅続く区間となっており、旧国名が連続する駅数としては国内で最も長い。
駅舎。庇と一体になった茶色の屋根が特徴的な小ぢんまりとした駅舎である。
駅舎の前には木製・手書きの駅名標が設置されている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。自動券売機も未設置。
駅舎内部は待合室となっている。
駅舎内にはのりば案内があるが、駅構内の配置が図示されたタイプの、変わったのりば案内である。また、「長崎方面」の文字は、戦前スタイルの右書きとなっており、謎な看板である。
ホームは相対式2面2線となっており、行違いが可能である。ホームはゆるくカーブしている。

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所在地:佐賀県杵島郡白石町
乗入路線
長崎本線

肥前鹿島駅

長崎本線の駅、肥前鹿島の改札画像です。

駅名標。JR九州デザインの手書きタイプであり、伏見・笠間と並ぶ日本三大稲荷の1つであり、鹿島市が誇る観光名所・祐徳稲荷神社のイラスト入りである。当駅を含む肥前飯田ー肥前山口間は「肥前」のつく駅が7駅連続しており、旧国名では全国で一番長い。
駅舎。鉄筋コンクリート造りの、歴史を感じさせる雰囲気の漂う地平駅舎である。
駅舎全体を写した様子。当駅の駅舎は横に長くなっている。
駅舎に掲げられた1種駅名標は国鉄時代より残るものと推測される。
駅舎内には鹿島市観光案内所が入居しており、駅舎には「鹿島市観光案内所」のエモい表記がある。
改札口。特急かもめも停車する当駅は有人駅となっている。
当駅にはみどりの窓口が設けられている。
きっぷ売り場の様子。前述の通り、みどりの窓口があるほか、自動券売機も設置されている。
駅舎内部には待合室も設けられている。
また、改札を入ってすぐの箇所にも待合スペースがある。
改札からホームへは長い通路を通って連絡する。
同じ箇所からホーム側を望む。地味に通路が長いので、乗り遅れに注意。
駅舎とホームを結ぶ通路をホーム側から望む。通路には階段のほか、エレベーターも完備されている。
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能となっている。ホームの柱は、祐徳稲荷神社をイメージしてか、朱色に塗られている。
ホームに設置されたのりば案内はほかではあまり見かけない独特のものとなっている。

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所在地:佐賀県鹿島市
乗入路線
長崎本線

蔵宿駅

松浦鉄道の駅、蔵宿の改札画像です。

駅名標。JR九州と色違いの手書き駅名標となっており、当駅付近を流れる有田川と思われるイラスト入りである。隣駅の黒川駅、西有田駅はどちらも松浦鉄道移管後に開業した駅のため、隣駅表示がステッカーで上貼りされている。
駅舎。松浦鉄道で最も歴史ある駅の1つである当駅は、松浦鉄道最古の築100年を超える木造駅舎が残る。開業以来、伊万里鉄道→九州鉄道→国鉄→JR九州→松浦鉄道と、4回運営会社が変わっている。
駅舎に取り付けられた1種駅名標は、ホーロー製と思われる古いタイプとなっている。
また、駅本屋と書かれた木製の看板も取り付けられている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。かつて窓口があったと思われるスペースは物置となっている。
駅舎出入り口付近にはかつての改札ラッチ跡が残る
駅舎内部は比較的広々としており、待合スペースも設けられている。なお、窓にはガラス等ははめ込まれていない。
駅舎内部の様子
かつて駅員詰所があったと思われるスペースでは、現在カフェが入居しているようである。なお、取材当時は営業時間外であった。
ホーム側から見た駅舎の様子。重厚で趣の感じられる造りである。
駅舎のホーム側庇の柱には、「有田方面」と書かれた看板が設置されている。面の下が不自然に切れており、かつては「有田方面のりば」等と書かれたもう少し長い看板であったのかもしれない。
ホームは相対式2面2線で行き違い可能である。ホームには桜が植えられており、春には美しい花を咲かせる。取材時は残念ながら雨天、かつ3〜5分咲き程度で満開にはまだ早い状態であった。
伊万里・松浦方面のりばへは構内踏切を渡る必要がある。
伊万里方面のりばのホーム上には小ぢんまりとした待合室が設けられている。
待合室にはホーローの方面案内看板が設置されている。
待合室内部。地元児童による松浦鉄道のイラストが入る。
伊万里方面ホームには、駅裏の国道202号線方面へ抜けられる勝手口が存在する。

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所在地:佐賀県西松浦郡有田町
乗入路線
西九州線

肥前浜駅

長崎本線の駅、肥前浜の改札画像です。

駅名標。近年交換されたと思われる比較的新しい駅名標であり、当駅が最寄りの祐徳稲荷神社の鳥居のイラストが入っている。
古いタイプの駅名標も残っており、こちらも祐徳稲荷神社の鳥居のイラストが入る。なお、当駅を含む肥前飯田ー肥前山口間は、「肥前」のつく駅が7駅続く区間となっており、旧国名が連続する駅数としては国内で最も長い。
駅舎。開業当時からの木造駅舎は近年リニューアルがなされ、開業当時の姿へと復原された。
駅舎に掲げられた1種駅名標は、「肥前浜驛」と、駅の字が旧字体の驛になっており歴史を感じさせる仕上がりとなっている。
当駅は鹿島市観光案内所委託の簡易委託駅となっているが、集改札業務は行わない。
駅舎内部。駅舎内には鹿島市観光案内所が入居しており、窓口では乗車券の販売も行うようである。
駅舎内の待合スペースは広々としている。駅舎内は、柱が外観同様薄い桃色に、壁が白色に塗られている。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いおよび折り返しが可能となっている。一部、当駅で肥前山口方向へ折り返す列車が存在する。

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所在地:佐賀県鹿島市
乗入路線
長崎本線

肥前七浦駅

長崎本線の駅、肥前七浦の改札画像です。

駅名標。有明海に生息する「トビハゼ」と思われるイラスト入りである。
国鉄デザインの手書き駅名標も設置されている。
駅舎に取り付けられた駅名標
駅舎。開業当時から残ると思われる、趣ある木造駅舎となっている。
駅前には桜が植えられており、春には駅舎と桜の花のコラボが楽しめる。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつての改札ラッチの跡が残る
駅舎内部は比較的広々としており、待合スペースが設けられている。
駅舎内部には丸型のテーブルがおかれている。
かつて窓口があったと思われるスペースは開放されており…
テーブル・椅子が置かれ、待合室同様に利用できる。
奥には線路側を向いたカウンター席のようなものもあり、まるでカフェのような内装となっている。
中には本棚もあり、様々な蔵書がある。地元・佐賀に関係する書籍もあれば、なぜか1000km以上離れた東京の港区女子愛読雑誌「東京カレンダー」も置かれており、コンセプトがいまいち謎である。
本棚付近には、「安全第一」と書かれた古い看板が残る。
駅舎内部には花瓶も置かれており、当駅が地域住民に愛されきちんと管理がなされていることが伺える。
駅舎内部には花瓶も置かれており、当駅が地域住民に愛されきちんと管理がなされていることが伺える。
ホームから見た駅舎の様子。駅舎からホームへは少し階段を上がる必要がある。
ホームは相対式2面2線で列車の行き違いが可能である。
跨線橋から見たホームの様子。上下線ホームが若干ずれて配置されていることがわかる。
駅舎から見た七浦の集落。当駅は比較的海に近い位置にあり、集落越しに有明海を望むことができる。
当駅付近の有明海の様子。有明海は干潟の面積が広いことで知られ、当駅付近の有明海も干潟が広がっている。
歴史ある木造駅舎を有する当駅には、もじ鉄案件も豊富に存在する。駅舎に取り付けられたご案内看板は、木製・手書きのものである。
駅舎裏側には、「勤務者の許可なく立入を禁止します」と書かれた木製手書き看板がある。
駅舎側面には、金属製の「火気厳禁」看板も取り付けられている。
当駅の便所の様子。駅舎同様レトロな外観をしており趣深い。外装が趣ある便所は、使用に勇気が要る内装であることが多いが、当駅便所の個室内装は清潔感ある洋式便所となっており、”QBK(急に便意が来たので)”状態になっても安心して用を足せる環境にある。

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所在地:佐賀県鹿島市
乗入路線
長崎本線