越前富田駅

越美北線の駅、越前富田の改札画像です。

駅名標、当駅を含む越美北線の越前大野~九頭竜湖駅間は、発着する列車本数が上下合わせて9本とJR西日本管内でも屈指の閑散路線となっている。
駅全景、当駅には駅舎は無くダイレクトにホームに向かう構造になっている。越美北線には駅舎のない駅が多く、当駅もその1つである。
ホームは単式1面1線の棒線ホームで行き違いは不可。ホーム上には待合室がある。
待合室内部、木製のベンチがあるのみのシンプルな造りになっている。

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所在地:福井県大野市
乗入路線
越美北線(九頭竜線)

東海学園前駅

豊肥本線の駅、東海学園前の改札画像です。

駅名標。駅名の通り、当駅に隣接して東海大学の熊本キャンパスと東海大学附属の高等学校が存在する。
駅全景。当駅はホームがあるのみの無人駅であり駅舎は存在しない。
1種駅名標は国鉄時代からのものと思われる。
駅入口
改札口。無人駅であり、SUGOCA専用の簡易改札機が設置されている。
自動券売機はホーム上に設置されている。
東海大学・東海大学附属高校へは構内踏切を渡る必要がある。
校門と構内踏切が直結している駅は日本全国を探しても極めて珍しいものと思われる。
かつては構内踏切を渡った先の大学敷地内に窓口が設けられ駅員が配置されていたが、2022年に無人化されてしまった。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。

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所在地:熊本市東区
乗入路線
■ 豊肥本線

大釜駅

田沢湖線の駅、大釜の改札画像です。

駅名標。田沢湖線内で比較的よく見かけるタイプの駅名標であり、赤渕・春木場・小岩井の駅にも設置されている。ラインカラーは黄緑となっているが、田沢湖線のラインカラーは現在紫のため異なっている。
2番宣に設置されている駅名標は最近設置されたものと思われる。ラインカラーも田沢湖線の紫色となっている。
駅舎。滝沢市の大釜駅前コミュニティセンターが実質的な駅舎として使用されている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部の様子
駅舎内部の待合スペースの様子
先述の通り駅舎は滝沢市が設置したもので、JR東日本が設置したものではない。そのため駅舎横に1種駅名標が設置された通路があり、ここを通ってダイレクトにホームに行くこともできる。
ホームは2面2線となっており、列車の行き違いが可能となっている。
ホーム同士の連絡は跨線橋で行うが…
跨線橋の前には「ご利用の列車は1番線にまいります」と書かれたバリケードが置かれている。
当駅に停車する普通列車は、盛岡方面・雫石方面どちらも全列車が1番線から発車するため、列車に乗るために跨線橋を渡る必要はなくなった。
2番線の様子。前述の通り、当駅に停車する普通列車はすべて1番線から発着するため、2番線はこまち号の交換待ち専用として使用されている。2番線の線路や架線付近には大掛かりな装置が設けられているが、これは冬季に秋田新幹線を走ってきたこまち号車体の融雪を行う装置である。
冬季は車体の足回りに雪が付着するが、これが東北新幹線走行時に落雪するとしばしば輸送障害が発生する。これを防ぐため、かつては盛岡駅で人力による除雪を行っていたが、省力化のため当駅に融雪装置が整備された。床下に60℃の温水を3分間噴射することで、足回りの除雪を行うものである。
架線周りにも何からの装置が設置されているが、これは屋根周りの機器の凍結を防ぐヒーターであるものと思われる。
融雪装置を跨線橋から望む。融雪に使用された温水は回収され、ボイラーで温める事で再び融雪に使用されるという。本融雪装置の整備により、盛岡駅での人力による除雪回数は大幅に減少し、作業員の安全性向上や輸送障害の防止に一定の効果があったという。

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所在地:岩手県滝沢市
乗入路線
田沢湖線

旭橋駅

ゆいレールの駅、旭橋の改札画像です。

駅名標
駅舎。高架駅となっている。駅に隣接して那覇バスターミナルがあり、那覇市における交通の結節点として機能している。
改札口。交通系IC対応の自動改札機が設置されている。なお、ゆいレールではQRコード式の乗車券を採用しており、きっぷでの乗車時はきっぷに印字されたQRコードを改札機に読み込ませることで改札を通過する。
きっぷうりばの様子。SUGOCA等の交通系ICは券売機でのチャージができないため注意が必要である。
ホームは相対式2面2線となっている。島式ホームの駅がほとんどであるゆいレールにおいて、相対式ホームを有する数少ない駅の1つである。
ゆいレールの駅には沖縄の動植物をデザインしたタイルが設置されており、当駅には「クマノミ」のタイルが設置されている。カラフルな容姿がダイバーに人気のかわいらしい海水魚であり、イソギンチャクの中で生活している。
また、壁面には「世界最大の那覇大綱挽」のデザインタイルが設置されている。ギネスブックにも登録されている最大の大綱で、戦災から立ち上がって発展した県都・那覇市民の誇りと心意気を表現している。
改札内コンコースにはゆいレールの車両をかたどった顔はめパネルが設置されている。
当駅に隣接して存在する那覇バスターミナルの所在地にはかつて沖縄県営鉄道那覇駅が存在し、今も昔も那覇市の交通の結節点であり続けている。那覇駅には県営鉄道唯一の転車台が設置されており、現在も当時使用されていた転車台の遺構が展示されている。
上から見た転車台遺構の様子。那覇駅は戦時中に焼失・運行休止となりそのまま廃止となった。転車台遺構は2015年にバスターミナルの再開発工事中に発見された。沖縄県営鉄道の遺構は戦災によりことごとく破壊されており、この転車台は沖縄県営鉄道がかつて存在したことを示す数少ない生き証人である。 

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所在地:沖縄県那覇市
乗入路線
沖縄都市モノレール線(ゆいレール)

豊田市駅

名鉄三河線の駅、豊田市の改札画像です。

駅名標。当駅には三河線のほか、隣の梅坪駅で分岐する豊田線の列車が乗り入れる。愛知環状鉄道の新豊田駅が当駅に隣接しており、徒歩5分程度で連絡できる。
駅番号導入前の駅名標
駅舎。高架駅となっている。当駅はトヨタ自動車の企業城下町として知られる豊田市の中心市街地に位置する。
改札口。当駅の利用者数は三河線内では知立駅に次いで多い。
ホームは2面3線となっている。当駅ー梅坪間は複線区間であるが、当駅から知立方面は単線区間となる。

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所在地:愛知県豊田市
所属路線
名鉄三河線(山線)
名鉄豊田線)