ガーラ湯沢駅

東京から75分で行けるスキー場、ガーラ湯沢の改札画像です。

駅名標。駅名の通り、ガーラ湯沢スキー場(JR東日本グループ)の最寄駅である。当駅は越後湯沢と当駅を結ぶ上越線ガーラ湯沢支線の終着駅となっている。上越新幹線直通で新幹線車両での運行だが、正式には在来線である上越線の支線である。在来線扱いだが新幹線用の車両で運行される路線としては他に博多南線が挙げられる。
駅舎。駅舎はガーラ湯沢スキー場のスキーセンターも兼ねた建物となっている。スキー場の最寄駅であるという性格上、当駅は冬季のみ営業の臨時駅である。 ガーラ湯沢までは新幹線利用のほか、越後湯沢駅から無料シャトルバスでの来訪も可能。
改札口。列車発車の15分前まで改札内への入場は不可能となる。
改札口を内側から撮影
改札前の待合スペース
改札口向かいにはガーラ湯沢スキー場のカウンターがある。新幹線を降りてすぐ、リフト券の購入やスキー・スノボレンタルが可能である。この手軽さが首都圏在住者や外国人観光客に人気となっている。
当駅の利用者は大部分がガーラ湯沢スキー場の利用者である。ごく稀に、当サイト取材班のような駅巡り・乗り鉄目的の鉄オタがいる程度である。
ホームは島式1面2線。スキー場来場者を輸送する性格上、列車ダイヤに偏りがある。午前中は東京から来る列車、午後は東京へ向かう列車が多く、それぞれ逆は少ない。スキー場の営業時間に合わせて運転するため終電は17〜18時代であり、かなり早い。
当駅ホームから越後湯沢方向を望む。越後湯沢駅までは1.8kmとかなり近い。越後湯沢ー当駅間は乗車券140円+特急券100円の計240円で新幹線に乗ることができる。このため、「日本一安く乗れる新幹線」としてテレビ等で紹介されることがある。なお画像右手、緑のライン入りのスノーシェッドの中を上越新幹線の本線が通っている。
線路は当駅で終点となっており、新幹線の線路の終点を見れる全国でも数少ない場所の1つである。なお当駅はスキー場開設にあたり上越新幹線の引込線に駅を設けて旅客線化したもの。現在も、スキー場が営業しない夏季を中心に本来の用途である引込線として使用される。

—————————————
所在地:新潟県南魚沼郡湯沢町
乗入路線
上越新幹線

川越駅

JR川越線と東武東上線の接続駅、川越の改札画像です。

東武東上線駅名標。川越には東武東上線、JR川越線、西武新宿線の3路線が乗入れるが、
川越と東京都心との移動で距離面・所要時間面で最も有利なのは東武東上線である。
沿線で最も大きな町である川越市の中心駅であるため、当駅には全列車が停車する。
川越 駅名標
JR川越線駅名標。川越線は当駅を境に東西で運転系統が分断されている。
当駅以東・大宮方面は埼京線と、当駅以西・高麗川方面は八高線と一体化している。
東口駅舎。橋上駅舎であり、東口側は東武管轄。駅ビル「EQUIA」が入居する。
川越市中心部には、「川越」「川越市」「本川越」と「川越」を冠する駅が3つある。
このうち当駅「川越」には東武東上線とJR川越線が乗り入れ、利用者は最も多い。
西口駅舎。西口側はJR管轄であり、都心でもおなじみのLUMINEの川越店がある。
なお、「時の鐘」がある川越の蔵造りの街並みまでは当駅から徒歩20分以上かかる。
最も近いのは西武新宿線の本川越駅である。なお本川越駅までは徒歩15分程度かかる。
東上線から西武新宿線に乗り換える場合、当駅利用より隣の川越市駅利用が近い。
東武東上線改札口。当駅の利用者数は池袋、和光市、朝霞台に次ぐ東上線内4位。
JR川越線改札口。JR線の利用者は東上線の利用者の半分程度である。
東武東上線ホームは相対式2面2線。利用者が多いためホームドアが設置されている。

————————————————–
所在地:埼玉県川越市
乗入路線
川越線
東武東上線

太海駅

内房線の駅、太海の改札画像です。

駅名標
当駅ホームに設置の名所案内看板
駅舎。青い瓦屋根が特徴的な歴史と趣を感じさせる木造駅舎である
駅舎にはホーロー駅名標が設置されている
改札口。有人駅でありIC専用簡易改札機設置。時間帯により無人となる
自動券売機は未設置。有人時間帯には窓口で切符の購入が可能
駅舎内の待合スペース
ホーム側から見た駅舎の様子
名所案内にも記載されている仁右衛門島へ渡船の就航状況に関する手書き看板が駅舎ホーム側に設置されている
ホームは相対式2面2線となっており列車の行き違いが可能である。
ホーム上には木に埋もれるように安全塔が立っている
跨線橋から見たホームの様子
天気が良ければ跨線橋から青々とした太平洋を望むことができる
当駅周辺にはヤシの木が植えられており、海に近い立地も合わさって南国情緒が感じられる。
当駅周辺には城西国際大学のキャンパスがあり最寄駅となっている。そのため、利用者80名程度の駅ながら当駅では若者の姿をしばしば見かける。

—————————————
所在地:千葉県鴨川市
乗入路線
内房線

江見駅

内房線の駅、江見の改札画像です。

駅名標
駅舎。2020年に改築された新駅舎は江見駅郵便局と合築の駅舎となっている。駅舎の屋根は青色となっており、先代の木造駅舎を彷彿とさせる色合いである。
郵便局併設ということもあり、駅前には国鉄の郵便車両をモチーフとした郵便ポストが設置されている。
改札口。IC専用簡易改札機が設置されている。当駅では平日のみ日本郵便への駅委託業務を行っており、郵便局員が乗車券類の販売や旅客案内業務を行う。駅業務が日本郵便へ委託されるのは当駅の事例が国内初である。
改札内から見た改札口の様子
駅舎内部の待合スペース
駅舎内部の様子
駅舎内には江見駅郵便局が入居しているが、取材時は土曜日のため休業しておりシャッターが下りていた。当駅では駅業務を日本郵便へ委託しているため、郵便局が休業の土休日は無人駅となる。
旧駅舎。青い瓦屋根が特徴的な、開業当時からのものと思われる木造駅舎であった。
駅舎に取り付けられた駅名標はホーロー風の色合いをしたものとなっている。以前はここに本物のホーロー駅名標が取り付けられていたようである。
旧駅舎時代の改札口。旧駅舎時代は有人駅であり、時間帯によっては無人となっていた。
旧駅舎時代も自動券売機は未設置であり、有人時間帯に限り窓口で乗車券が購入できた。
旧駅舎時代の駅舎内部
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
跨線橋から俯瞰したホームの様子
跨線橋から俯瞰した旧駅舎時代のホームの様子
鴨川・茂原方面ホーム上には木造の待合室が設けられている
旧駅舎時代、駅舎の横にはソテツや花壇のあるスペースが設けられていた。このスペースに現駅舎が建設されたため、ソテツや花壇は撤去されてしまった。
花壇は現在、規模がかなり縮小されたものの現駅舎の前に移転し、当駅を訪れた人々を出迎えている。

—————————————
所在地:千葉県鴨川市
乗入路線
内房線

和田浦駅

内房線の駅、和田浦の改札画像です。

駅名標。内房線・外房線1周の中間地点は当駅ー南三原間にあるため、当駅ー鴨川間の内房線各駅から蘇我以遠へは外房線周りの方が近い。
当駅設置の名所案内看板
駅舎。当駅の立地する南房総市和田町は関東唯一の捕鯨基地として知られており、木材を多用した駅舎はクジラをモチーフとした特徴的なデザインとなっている。
改札口。当駅は無人駅となっており、IC専用簡易改札機が設置されている。
ホーム側から見た改札口の様子
当駅に自動券売機は設置されていない
駅舎内は広々とした待合スペースがある
ホームは相対式2面2線で行き違い可能
千倉・館山方面へは跨線橋を渡る必要がある
当駅はB.B.BASEの内房コースにおける終着駅であるため、ホーム上にサイクルラックが置かれている
跨線橋から見たホームの様子。当駅裏の国道側には道の駅があり、和田浦名産であるクジラ料理が食べることもできる。しかし、当駅から直接道の駅側に出ることはできず、まわり道をする必要がある
天気の良い日には当駅の跨線橋から青々とした海を望むことができる。当駅は内房線の駅だが外房側にあるため、見える海は東京湾ではなく太平洋である。
当駅跨線橋から太平洋を望む
ホームからもわずかに海を見ることができる
取材時、当駅1番線にはホーローの番線標が残っていた。

—————————————
所在地:千葉県南房総市
乗入路線
内房線