くりこま高原駅 東北新幹線の駅、くりこま高原の改札画像です。 駅名標。当駅は1990年に地元の要望により開設された請願駅。駅設置に当たってはくりはら田園鉄道との交点に設置する案もあったようだが、地元の若柳町と築館町とがお互い駅設置を譲らなかった結果、両町の中間地点である当地に駅が設置された。 駅舎。星型のような窓の形が特徴的な高架駅舎となっている。当駅は若柳町と築館町の中間地点である当地に設置されたが、若柳町・築館町は合併により栗原市の一部となり2005年に両町とも消滅。新幹線が接続する案もあったくりはら田園鉄道も経営悪化により2007年に廃線となっている。 改札口。自動改札機が2通路設置されている。 改札内から望む改札口。「ようこそくりこま高原駅へ」と書かれた看板には世界谷地や伊豆沼・内沼といった当駅周辺の景勝地の写真が入っている。 みどりの窓口があるほか、指定席券売機・自動券売機が設定されている。 駅舎内には土産物店が営業している 栗原市の観光案内所も駅舎内にある 改札内コンコース。照明が緑色っぽい独特の色となっている 改札内コンコースには伊豆沼・内沼の冬の風景をはじめとした栗原地域の美しい風景が描かれている ホームは相対式2面2線。当駅は後付けで設置されたためホームはダイレクトに本線に面している。そのためホームドアが設置されている。列車通過時はホームに面した線路を時速300km/h以上の速度で通過するため、恐怖と迫力を感じる。 当駅新幹線ホームから東口側を望む。田園風景が広がるが駅周辺には駐車場が整備されている。当駅は宮城県北部の広範囲から自家用車で利用者を集めており、宮城県北への玄関口の1つとしてしっかり機能しているようである。 東口駅前には田園風景に似つかわしくない謎の高層建築が建つが、これはエポカ21というホテル・レストラン・結婚式場などが一体となった複合施設である。ある程度離れた場所からもその姿を見ることができ、当駅周辺のランドマークとしても機能している。 当駅から西口側を望む。西口側では駅前にイオンが営業している。 当駅西口駅前には水車が立っている。開設当初は日本一の大きさを誇っていたが、現在は記録が更新され日本一ではなくなってしまったようである。 ————————————— 所在地:宮城県栗原市 乗入路線 ■ 東北新幹線
磐城守山駅 水郡線の駅、磐城守山の改札画像です。 駅名標。当駅は水戸支社管轄のため、駅名標は水戸支社仕様となっている。隣の安積永盛駅からは東北本線となり、仙台支社管轄となる。 駅舎。近年建てられた簡易型の駅舎となっている。無人駅でありホームへはダイレクトに行くことができる。 駅舎内部の様子。駅舎左側・右側にそれぞれ待合スペースが設けられている。 駅舎内部は夜は外から丸見えとなり、夏には虫が入り込むことが予想される構造である。 ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。かつてのホーム跡と思われる構造物が残っており、以前は相対式ホームで交換可能であったと思われる。 ————————————— 所在地:福島県郡山市 乗入路線 ■ 水郡線(奥久慈清流ライン)
浅内駅 岩泉線の駅、浅内の廃駅画像です。 駅舎。当駅は岩泉線の中間駅であったが、2014年に同線の廃止に伴い廃止となった。当駅は廃止後も木造駅舎が保存されている。 取材時は駅舎内に立ち入ることもできた。かつて改札口があったと思われる箇所は、晩年は無人駅となり改札口は設けられていなかった。 かつて窓口があったと思われる部分。なぜか空き缶の入った袋が複数置かれていた。普段は住民のゴミ置き場として使用されているのかもしれない。 駅舎内には廃止後も危険品ご注意の手書き看板が残されていた。 また、国土美化のホーロー看板も設置されている。 駅舎内部には待合室が当時のまま残されている。待合室内には除雪機が置かれている。 ホーム側から見た駅舎の様子 ホーム・線路跡付近を望む。線路・ホームは残されているが、草に覆われており見え難くなっている。 駅構内の岩泉方向を望む。SL時代に使用されていたと思われる給水塔が残っている。このように、当駅は岩泉線の廃線跡において、木造駅舎・給水塔といった貴重な遺構が残る数少ない駅の1つである。興味がある方はぜひ訪れてみてほしい。 ————————————— 所在地:岩手県下閉伊郡岩泉町 乗入路線 ■ 岩泉線
片岡駅 宇都宮線の駅、片岡の改札画像です。 駅名標。当駅に設置されている吊り下げ式の駅名標は細長いタイプである 自立式駅名標はJR東日本の標準デザインのものが設置されているほか… 国鉄風デザインの駅名標も設置されている。 駅舎。2015年に茶色基調の橋上駅舎に改築された。 橋上駅舎化に伴いこれまで出入口のなかった西口側にも駅出入口が設けられた。 西口側から見た駅舎の様子。ガラス張りのデザインが特徴的である。 改札口。有人駅となっており、IC専用簡易改札機が設置されている 自動券売機は1台設置されている 駅舎内部、自由通路の様子 待合スペースは改札内に設置されている ホームは2面2線。かつては2面3線であったと思われるが現在中線は撤去されている 駅舎は改築されたが、当駅1番線宇都宮方面ホーム上にはレンガ造りの倉庫が残っている。 ————————————— 所在地:栃木県矢板市 乗入路線 ■ 東北本線(宇都宮線)
新田駅 東北本線の駅、新田の改札画像です。 駅名標 写真入り駅名標。当駅周辺の伊豆沼に飛来する白鳥の写真が入っている 駅舎。歴史と趣を感じさせる造りの木造駅舎となっている。屋根の形は東北地方の民家でよく見かけるタイプの形となっている。 駅舎入口には国鉄時代から残っていると思われる駅名表示がある。 無人駅となっており、改札口は存在しない。ホームには駅舎からそのまま入ることができる。 自動券売機が設置されている。窓口跡が残るが、無人駅となっているため現在は営業していない。 駅舎内の待合スペース ホームは2面2線。かつては2面3線であったが現在中線は撤去されホームにも柵がなされている。 ————————————— 所在地:宮城県登米市 乗入路線 ■ 東北本線