大狩部駅

日高本線の駅、大狩部の改札画像です。

駅名標
駅全景。コンクリート造りの待合室とホームがあるのみの無人駅であり、ホームにはダイレクトに行くことができる。線路のすぐそばに太平洋が広がる「海の見える駅」でもある。
待合室内部。コンクリート造りの殺風景な待合室が逆にエモい雰囲気を漂わせる。
ホームは待合室より若干低い位置にある。
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。
当駅は海岸線にかなり近く、線路のすぐそばに海があることがわかる。線路と海岸線の間には柵がなされており、線路が波により侵食されることを防いでいるが…
当駅から様似方向の線路は、波による路盤の侵食を受け路盤ごと波打つように変形していることがわかる。
さらに酷いのが当駅の苫小牧方である。こちらは路盤が完全に流出しているのみならず、枕木も焼失しており、線路のみが垂れ下がるような有様となっている。
被災箇所の修繕に加え、波による侵食を防ぐための護岸工事費用もかかるため、復旧費用が多額にのぼるとされた日高本線。日高本線の乗客に対し、余りに過大な復旧費用を負担することはJR北海道にも、沿線自治体にも不可能であった。こうして、当地から鉄路は消える運命となった。

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所在地:北海道新冠郡新冠町
乗入路線
日高本線

節婦駅

日高本線の駅、節婦の改札画像です。

駅名標
駅舎。三角屋根が特徴の小ぢんまりとした、比較的新しい駅舎となっている。なお当駅は無人駅であり、駅舎を通らずホームまでダイレクトに行くことができる。
駅舎内部。トイレと待合室となっている。トイレは一見、比較的新しく綺麗に見えるが、水洗式ではなく汲み取り式のボットン便所であるため、利用時は留意したい。
駅舎内部の待合スペース
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。

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所在地:北海道新冠郡新冠町
乗入路線
日高本線

新冠駅

日高本線の駅、新冠の改札画像です。

駅名標。当駅の駅名標の書体はJR北海道の標準タイプとは異なる。もしも、当駅の駅名をBカップやDカップに空耳してしまう人がいたならば、あなたは不純である。なお、取材班はGカップに空耳したので、不純の極みである。
駅舎。比較的新しい、洋風デザインの駅舎となっている。駅舎には「出会いと憩いのセンター」と書かれているが、駅名は一切書かれていない。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内は待合室となっている。
駅舎内は非常に広々としている。
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。
実はホームへは駅舎を通らずともダイレクトに行くことができたようだが、現在はホームへの階段が腐食しており立入禁止となっている。そのためホームへは駅舎を経由する必要がある。
当駅付近の踏切。日高線内では踏切の遮断機が撤去されているが、この踏切は警報機のランプも撤去されている。そして、この踏切が再び踏切としての役割を果たすことは二度とない。

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所在地:北海道新冠郡新冠町
乗入路線
日高本線

静内駅

日高本線の駅、静内の改札画像です。

駅名標
駅舎。比較的新しい地平駅舎はバスターミナルも併設しており、静内地区における公共交通の結節点を担う。
改札口。日高本線では数少ない有人駅の1つであり、改札業務を行う唯一の駅である。みどりの窓口も設置されている。
当駅にはみどりの窓口があるほか、自動券売機も設置されており、日高本線の駅としては唯一である。
駅舎内は待合室となっているほか、売店も設置されている。
駅舎内には観光案内所も入る
ホームは相対式2面2線となっており、行き違いが可能。無論、日高線の運休が5年以上続いている現状、当駅で列車行き違いが行われることはない。
駅舎反対側のホームへは構内踏切を渡る必要がある。しかし、現在ではこの踏切がなることも、列車が通ることも、乗客が通ることも二度とない。
ホームには静内への訪問を歓迎する看板が掲げられているが、この看板は5年以上、列車で静内を訪れる乗客を出迎えていない。そして、今後列車で静内を訪れる乗客が現れることは、二度とない。

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所在地:北海道日高郡新ひだか町
乗入路線
日高本線

東静内駅

日高本線の駅、東静内の改札画像です。

駅名標。海が近いためか、隣の春立駅同様かなり錆びついている。
駅舎。公衆便所と待合室の入ったコンクリート造りの駅舎となっている。
駅舎内部。広々とした待合いスペースとなっている。
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。ホーム屋根は、屋根と呼べるのか不明なレベルに短いものが設置されている。

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所在地:北海道日高郡新ひだか町
乗入路線
日高本線