比布駅

宗谷本線の駅、比布の改札画像です。

駅名標。ピップエレキバンとは関係ない…ことはなく、むしろ関係が大ありである。駅名にちなみ、かつてピップエレキバンのCMのロケ地として当駅が使用され、放映開始後は当駅を訪れる観光客でにぎわったという。
駅前には、ピップエレキバンのCM中にも登場した国鉄時代の駅名標が保存されている。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
当駅ホームに設置されている名所案内
駅舎。「スキーといちごの町」比布町の玄関口である当駅の駅舎は、新たな観光施設として町の顔となる駅舎として計画され、2016年に改築されたものである。
当駅駅舎前には、ピップエレキバンのCMをモチーフとした顔はめパネルが設置されている。CMは1980年に撮影されたもので、女優の故・樹木希林と当時のピップの会長が出演した。
駅舎内部。当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内にはカフェが営業しているが、取材時は残念ながら営業時間外であった。
駅舎内部は待合室となっている。新しい駅舎だけあり、明るく清潔感ある印象を感じさせる。
ホーム側から見た駅舎の様子
ホームは相対式2面2線で列車の行き違いが可能である。当駅には快速なよろ号が停車するほか、一部の普通列車が当駅で旭川方面へ折り返す。
跨線橋から見たホームの様子
2番線の名寄・稚内方面ホームへは跨線橋を渡る必要がある。
跨線橋内部の様子
比布町はいちごの町ということもあり、当駅付近の線路沿いの柵にはいちごのイラストが描かれている。

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所在地:北海道上川郡比布町
乗入路線
宗谷本線

占冠駅

石勝線の駅、占冠の改札画像です。

駅名標。当駅を含む石勝線の新夕張ー新得間は、特急列車のみの運行で、普通列車が運行されない区間である。そのため、新夕張ー新得間各駅の相互発着に限り、特例で特急列車の普通車自由席に運賃のみで乗車することができる。
自立式駅名標。もし、当駅の駅名が「Cカップ」に聞こえたならば、あなたは不純である。取材班は、全員が不純であるため、もちろん「Cカップ」に空耳してしまった。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。鉄筋コンクリート製の横に細長い駅舎となっている。駅舎の左半分は保線基地として使用されている。当駅は占冠村の玄関口であるが、占冠村のみならず、近隣の南富良野町や日高町からも、新千歳空港や札幌へ向かう最寄駅として広く利用者を集めている。
駅舎に掲げられた駅名標からは、そこはかとなく国鉄みが感じられる。
また、駅舎には「占冠駅」の銘板と、「海抜348m」の表示があり、どちらも国鉄時代から残るもじ鉄案件であると思われる。
当駅は無人駅扱いとなっており、集改札は行わないようである。
当駅には占冠村委託の窓口があり、乗車券の購入が可能となっている。
駅舎内の待合スペース
また、待合室からの出入り口のほかに、勝手口が設けられている。取材時は開放状態となっていた。
勝手口のホーム側には集札箱もおかれていた。そのため常時通行可能であるものと思われる。
ホームは2面3線となっており、列車交換が可能となっている。隣の新夕張駅までは34.3km、トマム駅までは21.2km離れている。
当駅のホームにも、出口看板や番線標など、国鉄時代から残ると思われる看板がある。
冬期の積雪時に、雪によりポイントが切り替わらないことによる輸送障害を防ぐための、石勝線名物であるスノーシェルターは当駅にも設置されている。

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所在地:北海道勇払郡占冠村
乗入路線
石勝線

野花南駅

根室本線の駅、野花南の改札画像です。

駅名標。隣駅表示「ふらの」がステッカーで貼られているが、これは2017年まで島ノ下駅が隣駅であったためである。島ノ下駅は利用者が少ないため廃止となり、当駅ー富良野間の駅間距離は19.4kmとなった。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。近隣の平岸駅や上芦別駅と似たデザインの駅舎だが、外観の色が両駅と異なる。
駅舎内部。待合室となっており、本棚も設けられている。
待合室内部の様子。比較的広々とした空間となっている。
駅舎内には窓口が残るが、無人駅となった今は使用されていない。
ホームは相対式2面2線で行き違い可能である。ホームの配置は、上下線ホームが千鳥配置となった構造である。
富良野方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある。

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所在地:北海道芦別市
乗入路線
根室本線

北永山駅

宗谷本線の駅、北永山の改札画像です。

駅名標
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅全景。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
待合室内部
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可能である。当駅周辺には水田が広がり、民家は見当たらないが、高校の最寄駅となっており通学利用があるため、廃止候補とはなっていない。

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所在地:北海道旭川市
乗入路線
宗谷本線

新夕張駅

石勝線の駅、新夕張の改札画像です。

駅名標。当駅からはかつて夕張駅まで石勝線の夕張支線が伸びていたが、2019年春に廃止となった。現在は石勝線の単独駅となっている。
自立式駅名標。隣駅表示「しむかっぷ」「たきのうえ」がステッカー対応となっているのは、夕張支線の廃止、十三里駅の廃止によるものである。なお、石勝線の当駅ー新得間は普通列車が運転されない区間であるため、特例で特急列車の普通車自由席に運賃のみで乗車できる。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
当駅はかつて紅葉山という駅名であった。そのため、駅前広場には紅葉山駅の駅名標をモチーフにした看板が設置されている。フォントは「ダサい書体」として知られるポップ体が使用されており、国鉄みは1ミリも感じられない。
駅舎。当駅は高架駅のように見えるが、盛り土上にある地上駅である。かつては現在の駅前広場の位置に駅があったようであるが、石勝線開通に伴い移転した。前述の通り、かつては紅葉山という駅名であり、地元の高齢者は今でも当駅を紅葉山駅と呼ぶ人もいるという。
改札口。有人駅となっており、集改札を行う。窓口営業時間外は無人となる。
駅舎内の待合スペース。待合室内には紅葉山駅時代の写真等が展示されている掲示板もある。
改札口からホームへは地下通路を通って連絡する。かつては3・4番線から夕張行きが発着していたが、廃止に伴い3・4番線は使用停止された。現在は1・2番線ホームのみ使用しており、3・4番線ホームへの立ち入りもできなくなっている。
ホームは2面4線となっている。しかし、前述の通り3・4番線ホームの1面2線は夕張支線の廃止に伴い使用停止となったため、現在は島式1面2線ホームでの運用となっている。

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所在地:北海道夕張市
乗入路線
石勝線