盛岡駅

岩手県の県庁所在地、盛岡の改札画像です。

新幹線駅名標。当駅は東北新幹線と秋田新幹線の分岐駅である。秋田新幹線の当駅ー秋田間は正式には在来線である田沢湖線と奥羽本線を経由するが、便宜上秋田新幹線と呼ばれている。岩手県の県庁所在地である盛岡駅の玄関口であるため、当駅にははやぶさ・こまち号を含む新幹線の全営業列車が停車する。
在来線駅名標。当駅には東北本線、田沢湖線、山田線、IGRいわて銀河鉄道線の4路線が乗り入れる。IGRいわて銀河鉄道線はJR線とは別改札であるが、JR東北本線と直通運転を行う列車のみ、JR線のホームを発着するため、JR線の駅名標にも隣駅表示が青色で示されている。
東北本線単独の駅名標。当駅は東北本線の終着駅である。かつて東北本線は東京ー青森間739.2kmを結ぶ日本最長の在来線であったが、東北新幹線の八戸開業・新青森開業に伴い、当駅以北の区間がIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道へ移管されたことにより、現在は東京ー当駅間の535.5kmとなり、日本最長の在来線の座を山陰本線(京都ー幡生間、673.8km)に譲っている。
田沢湖線駅名標。田沢湖線は当駅と大曲とを結ぶ在来線であるが、秋田新幹線の走行ルートとなっているため、レール幅が新幹線仕様の1435mmとなっており、通常の在来線(1067mm)とは異なる。そのため当駅在来線ホームにおいても、独立したホームが与えられており、東北本線等他の在来線への直通はできない。
盛岡IGR駅名
IGRいわて銀河鉄道駅名標。IGRいわて銀河鉄道は2002年の東北新幹線八戸開業に伴い、当駅ー目時間の東北本線が経営分離されたことにより開業した。当駅にはIGRいわて銀河鉄道線のほか、好摩駅から分岐するJR花輪線の列車も乗り入れる。
駅舎。岩手県の県庁所在地・盛岡市の玄関口であり、駅ビル「フェザン」を併設した堂々たる風格のある駅舎となっている。駅舎外壁には盛岡にゆかりのある詩人・石川啄木の字で「もりおか 啄木」と書かれている。
北口改札。当駅の改札口は在来線・新幹線で駅員詰所を共有しているため、在来線改札と新幹線改札が隣接した構造となっている。
在来線北口改札。EG-20型自動改札機が4通路設置されている。盛岡地区の在来線各線にはSuica等の交通系ICは導入されていないため、交通系ICでの在来線利用はできない。
新幹線北口改札
北口きっぷ売り場の様子。自動券売機のほか、大規模なみどりの窓口が設置されている。
南口改札。北口改札と同様に、在来線改札と新幹線改札で駅員詰所を共有している。
南口在来線改札。この改札から乗車できる在来線は東北本線、山田線と田沢湖線の普通列車に限られる。秋田新幹線は新幹線改札へ、IGRいわて銀河鉄道線と花輪線はIGRいわて銀河鉄道改札へ回る必要がある。
新幹線南口改札
南口側のきっぷ売り場。北口側と似たレイアウトとなっている。
新幹線乗り換え改札。北口と南口の駅員詰所に挟まれるような形で立地している。
JR在来線ホーム。JR在来線ホームは地上駅となっており、4面8線の広大な構内を有する。このうち、東北本線が3面4線、山田線が2面2線、田沢湖線が1面2線を使用する。
駅構内の様子。駅構内はかなり広大であり、引き込み線等が多数存在する。ただ、かつては非常に多数の側線や転車台等も存在したようだが、近年撤去が進んでいる。県庁所在地の市街地に位置することもあり、今後跡地で再開発等がなされるのかもしれない。
JR線構内からみるIGRいわて銀河鉄道線ホーム。貨物列車や直通列車が走行するため、東北本線と線路は繋がっているものの、IGRホームに乗り入れる線路はホームの少し先で行き止まりとなっている。
在来線ホーム上には国鉄時代から残ると思われる看板もある。ホーム上の出口・新幹線乗り場案内は、今は亡き200系車両をモチーフとしたピクトグラムが入っている。
6番線の番線標。国鉄時代からのものと思われる行灯タイプである。
7番線の行灯タイプ番線標
8番線の行灯タイプ番線標
8番線には、フォントが異なるタイプの番線標も設置されている。
9番線の行灯タイプ番線標
9番線にも、8番線同様にフォントが異なるタイプの番線標がある。
新幹線ホームは2面4線の高架駅となっている。1982年の東北新幹線開業から2002年の八戸延伸まで、長らく当駅が東北新幹線の終着駅であった。やまびこ号を中心に当駅始発・終着列車も多数存在し、当駅から新青森・秋田方面へははやぶさ号・はやて号およびこまち号のみの運転となる。
東北新幹線「はやぶさ」号と秋田新幹線「こまち」号は当駅以南では併結して運行されるが、当駅以北では分かれて運転となる。当駅でははやぶさ号とこまち号の連結・解結作業が行われ、作業実施時には鉄オタや親子連れをはじめとした見学ギャラリーができることがある。
IGRいわて銀河鉄道線の駅構内の様子。窓口・自動券売機があるほか、待合室も設けられている。
IGRいわて銀河鉄道線改札口。IGR線の改札はJR線とは別改札となっている。JR線の改札には自動改札機が設置されているが、IGR線には設置されていない。

—————————————
所在地:岩手県盛岡市
乗入路線
東北新幹線
 秋田新幹線
東北本線
田沢湖線
山田線
いわて銀河鉄道線
( 花輪線(十和田八幡平四季彩ライン))

八戸駅

東北新幹線・八戸線・青い森鉄道線の駅、八戸の改札画像です。

新幹線駅名標。当駅は東北新幹線盛岡ー当駅間の延伸に伴い2002年に開業し、2010年に新青森へ延伸するまでの8年間は東北新幹線の終着駅であった。現在、東北新幹線の終着駅は新青森駅となっており、同駅からは北海道新幹線が新函館北斗まで伸びている。
在来線駅名標。当駅には青い森鉄道線とJR八戸線が乗り入れる。在来線の駅は青い森鉄道が管轄しているため、駅名標は青い森鉄道仕様となっている。
青い森鉄道駅名標。青い森鉄道線は東北新幹線の延伸に伴い並行在来線である東北本線の青森県内区間を経営分離した路線で、目時ー当駅間が2002年に、当駅ー青森間が2010年にJR東日本から経営分離された。当駅以南では岩手県内の盛岡ー目時間を管轄するIGRいわて銀河鉄道線と直通運転を行なっている。
JR八戸線駅名標。青い森鉄道仕様の駅名標を帯の色だけJRカラーに変えた駅名標となっている。八戸線は当駅を起点とし久慈に至る路線で、当駅では青い森鉄道と、久慈駅では三陸鉄道と接続するため、JR東日本の在来線としては孤立した路線である。
八戸線オリジナルデザイン駅名標。愛称である「うみねこレール八戸市内線」にちなみ、駅名標にはウミネコがデザインされている。
東口駅舎。橋上駅舎となっている。当駅は八戸市中心市街地から西に5km程度離れた市街地の外れに位置しており、駅周辺に店舗や宿泊施設はそれほど多くはない。
西口駅舎。橋上駅舎となっており、東口側と自由通路「うみねこロード」で結ばれている。
新幹線改札口。当駅におけるJR東日本線(新幹線+八戸線)の利用者数は、青森県下では青森駅、弘前駅に次ぐ第3位である。弘前市と比べると八戸市の方が人口が多いが、八戸市では中心市街地に近い位置に本八戸駅があり利用者が分散するため、弘前駅より当駅の方が利用者は少なくなっている。
在来線改札口。青い森鉄道が管轄しており、自動改札機が設置されている。Suica等の交通系ICは利用できない。
きっぷうりばの様子。窓口があるほか、自動券売機が設置されている。
かつての新幹線乗換改札口跡地。2002年の新幹線開業から2010年の新青森延伸までの間、ここに新幹線乗換改札口が設置されていた。新青森延伸に伴い在来線駅はJR東日本管轄から青い森鉄道管轄に変更となったため、乗換改札は撤去された。
東西自由通路「うみねこロード」の様子。広々とした通路で、沿道にはみどりの窓口・店舗・レストラン・ホテル等がある。
「うみねこロード」に展示されている「八戸三社大祭」の山車。「八戸三社大祭」は青森ねぶた祭り、弘前ねぷた祭りと並ぶ青森県下有数の夏祭りとして知られている。
青い森鉄道駅構内には同社マスコット「モーリー」と青森市内の名所である蕪島神社、種差海岸等がデザインされた顔はめパネルが設置されている。
新幹線ホームは2面4線となっている。当駅には一部の速達便を除くほとんどの新幹線が停車する。
在来線ホームは3面5線となっており、このうち2面4線を青い森鉄道線が、2面2線をJR八戸線が使用する。2番線は青い森鉄道・JR八戸線の両方が使用する唯一のホームである。

————————————–
所在地:青森県八戸市
乗入路線
東北新幹線
青い森鉄道線
八戸線

新青森駅

東北新幹線・北海道新幹線・奥羽本線の駅、新青森の改札画像です。

新幹線駅名標。当駅は東北新幹線の終点で、北海道新幹線の起点駅である。東北新幹線はJR東日本管轄、北海道新幹線はJR北海道管轄であるため、会社境界駅でもある。なお、当駅はJR東日本の管轄である。
奥羽本線駅名標。当駅は奥羽本線の中間駅として1986年に開業した。開業当時は単式1面1線の無人駅であり、普通列車の一部列車も通過する小駅であったが、新幹線開業に伴い接続駅として大出世した。
駅舎。ガラス張りのデザインが特徴的である。新幹線駅は高架駅、在来線駅は橋上駅となっている。
新幹線改札口
有人改札はオープンカウンター式となっている。
新幹線改札内には待合スペースが設けられている。
新幹線コンコースにはねぶたが飾られている。
新幹線乗り換え改札口。有人改札はオープンカウンター式となっている。
新幹線乗り換え改札付近には待合スペースが設けられている。
在来線改札口。自動改札機が設置されている。Suica等の交通系ICは現在は利用不可であるが、2023年度をめどに使用可能となる予定である。
在来線きっぷ売り場の様子。新幹線のりばで切符が購入可能なためか、非常に簡素で自動券売機1台のみの設置である。
新幹線ホームは2面4線となっており、列車の折り返しが可能である。東北新幹線と北海道新幹線へ直通する列車は限られており、半数程度の列車は当駅始発・終着となる。
在来線ホームは島式1面2線となっており、列車の折り返しが可能である。当駅は新幹線乗換駅であるため、特急列車を含む全ての列車が停車する。

—————————————
所在地:青森県青森市
乗入路線
東北新幹線
北海道新幹線
奥羽本線

郡山駅

福島県最大のターミナル駅、郡山の改札画像です。

新幹線駅名標。当駅にははやぶさ号・こまち号を除くほとんどの新幹線が停車する。なすの号の一部列車が当駅を始発・終着とする。
在来線駅名標。当駅には東北本線、磐越東線、磐越西線が乗り入れるほか、隣の安積永盛駅で分岐する水郡線の列車も乗り入れる。

磐越西線に郡山富田駅が開業するまで、当駅の隣駅は喜久田駅であった。当駅は、東北本線で福島・白河方面、磐越東線でいわき方面、磐越西線で会津若松・新潟方面へ連絡でき、福島県における主要都市のみならず、交通の要衝としての役割も果たす。
駅舎。福島県中央に位置し交通の要衝として発展を続ける郡山市の玄関口である。
在来線中央改札。地上1Fにある。ホームへは地下道で連絡する。
新幹線中央改札口。地上2Fにある。
在来線北口(エスパル)改札 。新幹線北口改札・乗換改札とは、駅員詰所を共有している。
新幹線北口(エスパル)改札
新幹線乗換改札
ホームは3面6線となっており、東北本線・磐越東線・磐越西線・水郡線の5方向に列車が発着する。ホーム間の移動は、跨線橋で行うほか…
地下通路でも移動が可能となっている。
地下通路への階段付近には、国鉄時代からのものと思われる駅名標がある。
駅構内には留置線が多数あり、非常に広くなっている。また、市街地が広がる西口側と異なり、東口側には保土谷化学の工場がある。
東口側にも駅出入口はあり、西口側から連絡通路が伸びている。
また、駅構内には郡山総合車両センターがあり、磐越東線で使用される気動車等が留置されている。
車両所構内には転車台も残る。現在使用されているかどうかは不明。

—————————————
所在地:福島県郡山市
乗入路線
東北新幹線
 山形新幹線)
東北本線
水郡線(奥久慈清流ライン))
磐越東線
磐越西線

福島駅

福島県の県庁所在地、福島の改札画像です。

東北・山形新幹線駅名標。当駅で東北新幹線から山形新幹線が分岐する。そのため、当駅で山形新幹線と東北新幹線の連結・解結が行われる。
東北本線駅名標
福島奥羽線駅名
奥羽本線駅名標。奥羽本線は、山形新幹線が乗り入れるため標準軌となっている。東北本線など、他の在来線とはレールの幅が違うため専用のホームとなっている。
福島交通駅名標。通称「飯坂電車」と呼ばれ、飯坂温泉方面へのアクセス路線である。
阿武隈急行駅名標。阿武隈急行は旧国鉄丸森線を第三セクターに移管した路線である。
駅舎
在来線東口改札。福島県庁・福島市役所・福島市の中心市街地は東口側にある。
在来線西口改札。新幹線改札・新幹線乗換改札と駅員詰所を共用している。
エスパル改札。東口駅ビル「エスパル福島」に直結する改札口。
新幹線改札
新幹線乗換改札
新幹線改札内から見た新幹線改札および新幹線乗換改札。駅員詰所を共用している。
阿武隈急行・福島交通改札。阿武隈急行と福島交通は駅構内・改札を共用している。福島交通ではICカード「noruca」が利用でき、IC専用簡易改札機が設置されている
JR在来線ホームは3面6線。1番線が単式ホーム、2・3番線が島式1面2線、4・5・6番線が切欠1面3線である。このうち1〜4番線を東北本線が、5・6番線を奥羽本線(山形線)が使用する。
新幹線ホームは2面6線。上り東京方面が島式1面2線、下り仙台方面が島式1面2線で、通過線が上下各1線の計2線ある。
先述の通り当駅では東北新幹線と山形新幹線の連結・解結作業が行われる。連結・解結作業は当駅における大人気コンテンツとなっており、画像のように見学する乗客・親子連れ・鉄オタの姿が見られる。なお、山形新幹線の発着は上り・下りとも14番線に限られる。
山形新幹線の停車位置は当駅14番線の山形・仙台寄りとなるため乗車時は東北新幹線との乗り間違いに注意。当駅14番線の山形新幹線停車位置付近には乗客を歓迎する垂れ幕があり…
垂れ幕には「ようこそ美食・美酒県やまがたへ」と書かれている。しかし当駅はまだ福島県である。また山形新幹線は当駅を発車後、福島県内である庭坂付近を走行中に「ようこそ山形県へ」と車内電光掲示板に表示される。両者ともに完全なフライングである。
跨線橋に設置された福島県ゆるキャラ・キビタンの像。福島を訪れる人々を出迎えている。福島県の鳥、キビタキをモチーフにして作成された県公式キャラクターであり、2011年の震災以降は福島県の復興シンボルキャラクターとしても起用されている。
東口駅前に設置された福島市出身の作曲家・古関裕爾の銅像。毎時ちょうどに時報として彼が作曲した曲が流れるようになっている。なお当駅では、彼の作曲した曲のうち「高原列車は行く」を在来線発車メロディ、甲子園の入場曲として知られる「栄冠は君に輝く」を新幹線発車メロディーとして使用中である。
—————————————
所在地:福島県福島市
乗入路線
東北新幹線
山形新幹線
東北本線
奥羽本線(山形線)
阿武隈急行線
福島交通飯坂線