赤平駅

根室本線の駅、赤平の改札画像です。

駅名標
当駅のホームにはホーロー製の縦型駅名標も設置されている。
駅舎。「赤平市交流センターみらい」との合築である6階建ての駅舎は、お城のような形をした特徴的な外観となっている。
改札口。赤平市委託の窓口があり、乗車券の購入が可能だが、営業時間外は画像のように無人駅となる。
駅舎内部。交流センターの1Fにテレビもある待合スペースが設けられている。
駅舎内には赤平市の特産品紹介コーナーもある。
また、早朝・夜間は待合室が閉鎖となるため、この通路を通って駅構内へ行き来することとなる。
連絡通路はホームの改札口付近に通じている。なお、画像のように、早朝・深夜でなくとも連絡通路は開放状態になっていることがある。
ホームは2面3線となっており、行き違い可能である。
当駅が立地する赤平市は、かつて炭鉱の街として栄え、当駅からは石炭を積んだ貨物列車が全国各地に向けて発着していたという。現在は、石炭産業が衰退し貨物列車の発着はなくなったが、当駅構内に残る広大な線路跡から、当時の面影を伺い知ることができる。
当駅のホーム柱には「260M視程標」と書かれた看板が設置されている。

—————————————
所在地:北海道赤平市
乗入路線
根室本線

唐松駅

幌内線の駅、唐松の廃駅画像です。

駅舎。大きなギャンブレル屋根を有する木造駅舎が残っている。当駅は北海道で最も歴史ある路線である幌内線の中間駅であったが、同線の廃線に伴い1990年に廃止となった。
改札口跡。廃止時点では無人駅であった。
ホーム側から見た改札口跡の様子。かつて使用されていたと思われる改札ラッチ跡が残されている。
駅舎内部は広々とした待合室となっている。
かつての窓口跡の周囲には幌内線の写真が多数貼られている。
駅舎出入口付近の様子。当駅は廃止以降、しばらく放置され荒れ放題となっていたようだが、地元有志により修復・整備がなされた結果、現在は美しい状態が保たれている。
ホーム側から見た駅舎の様子。当駅駅舎の特徴であるギャンブレル屋根の形がよくわかる。
駅舎側面の様子。正面のみならず、側面もギャンブレル屋根となっていることがわかる。
駅舎のホーム側にかけられた時計。8時49分を指して止まっている。日付表示は11月となっているが、止まってから何年経過しているのだろうか…
かつて駅員詰所の窓であったと思われる箇所は、現在塞がれており、一部は当駅跡の美観運動の写真が展示されている。
ホーム跡も残っており、単式1面1線の棒線駅であったようである。駅舎反対側は広い芝生敷となっているが、現役時代は駅構内に留置線が4本設けられていたようで、その名残と思われる。
ホームから岩見沢方面を望む。駅名標の枠が残っているが、無論、駅名標は現在撤去済みである。
三笠の雄大な自然の下、本来の美しい姿を取り戻した当駅駅舎。今後も、末長く美しい姿で駅跡が保存されることを願ってやまない。

————————————— 
所在地:北海道三笠市
乗入路線
 幌内線

納内駅

函館本線の駅、納内の改札画像です。

駅名標。駅名標が南側を向いているためか、かなり色あせている。
当駅にもホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。深川市納内支所や多目的ホールの入った「深川市 納内時計台プラザ」と合築になっている。名前の通り、駅舎には時計台が設置されている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎のホーム側出入り口付近には椅子が置かれており、待合室の役目を果たす。
前述の通り、駅舎内には深川市役所納内支所が入居している。
逆サイドには、多目的ホールがある。
なお、駅舎横には通路(勝手口)があり、駅舎を通らずともホームまでダイレクトに行くことができる。
ホームは相対式2面2線となっている。かつては中線があったと思われるが、現在は使用されていない。
旭川方面ホームへは跨線橋を渡る必要がある。
跨線橋内部。木造で、歴史が感じられる造りとなっている。
跨線橋内部の様子。天井部の骨組みから、趣ある雰囲気が感じられる。

—————————————
所在地:北海道滝川市
乗入路線
函館本線

栗丘駅

室蘭本線の駅、栗丘の改札画像です。

駅名標。栗山・栗丘・栗沢と、3駅連続で駅名が栗から始まるので、降り間違いに注意したい。
支柱が鳥居型の自立式駅名標も設置されている。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標も設置されている
駅舎。室蘭線では比較的見かけるデザインの駅舎であり、当駅の屋根は茶色となっている。
当駅の1種駅名標からはそこはかとなく国鉄の趣が感じられる。
駅舎内部は待合室となっている。
似た駅舎を持つ三川駅・古山駅と比べると駅舎内部は比較的狭い。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、行違い不可能である。
当駅ホームには跨線橋が設置されているが、これは当駅がかつて相対式ホームを有していた名残りである。跨線橋は内部に立ち入れないよう封鎖されている。
相対式ホームはかつて当駅ー栗山間が複線であった時代に使用されていたものである。1990年に当駅ー栗山間下り線にある栗山トンネルで土砂崩れによる崩落が発生したことにより、下り線が放棄され単線化されたことに伴い、当駅は棒線駅となった。
使用が終了して30年近くが経過した旧ホームは草木に覆われてしまっており、草木の中に駅名標が埋れている様子も確認できる。
かつて当駅は複線区間と単線区間の境界であり、当駅から岩見沢方面は単線となっていた。現在は単線区間となったため、かつて設置されていたポイントは撤去され、不使用ホームに敷かれている線路は本線と繋がっていない。

—————————————
所在地:北海道岩見沢市
乗入路線
室蘭本線

東滝川駅

根室本線の駅、東滝川の改札画像です。

駅名標
当駅のホームにはホーロー製の縦型駅名標も設置されている。
駅舎。築70年ほどの歴史ある木造駅舎が現在も使用されている。
駅舎に取り付けられた駅名標はホーロー製であるものと思われる。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部は待合室となっている。様々な色のベンチが置かれており、カラフルな印象を受ける。
駅舎内部。掲示板には写真が多数貼られている。
駅舎から富良野方面へは跨線橋を渡る必要がある。滝川方面へは跨線橋を渡らず行くことができる。
ホームは相対式2面2線で行き違い可能である。ホームの配置は、北海道でしばしば見られる上下線ホームが千鳥配置となった構造である。画像は滝川方面ホームから滝川方面を望んだもの。
富良野方面ホームの様子

—————————————
所在地:北海道滝川市
乗入路線
根室本線