青森駅 奥羽本線・津軽線・青い森鉄道の駅、青森の改札画像です。 JR線駅名標。当駅は奥羽本線の終着駅、津軽線の起点駅である。1988年の海峡線開業までは青函連絡船への乗換駅として、北海道の玄関口であった。青函トンネルの開通に伴い、青函連絡船は廃止となり、北海道への玄関口としての役目を終えた。 青い森鉄道駅名標。青い森鉄道は東北新幹線の延伸に伴い東北本線を経営分離した第三セクター鉄道である。東北本線時代は当駅が東北本線の終着駅であった。 隣駅表示として新青森が表示された駅名標もある。かつては青い森鉄道線から新青森まで直通する列車があったが、現在は全て当駅止まりとなっており、新青森への直通は無くなった。 旧東口駅舎。「あおもり駅」と書かれた緑色の1種駅名標がシンボリックな地平駅舎であったが、新橋上駅舎開業に伴い2021年春をもって使用終了となった。 旧東口駅舎。「あおもり駅」と書かれた緑色の1種駅名標がシンボリックな地平駅舎であったが、新橋上駅舎開業に伴い2021年春をもって使用終了となった。 旧東口改札。旧駅舎時代は改札口が東口・西口側に分かれており、東口側には自動改札機が設置されていた。 JR線きっぷうりばの様子。きっぷうりばはJR線と青い森鉄道線で分かれている。 青い森鉄道線きっぷうりばの様子 旧西口駅舎。青い三角屋根が特徴的な、小ぢんまりとした可愛らしい駅舎であったが、2021年春の橋上駅舎使用開始に伴い使用を終了した。 東口同様、ひらがなで「あおもり駅」と書かれた1種駅名標が特徴的であった。青い森鉄道のロゴは経営分離後に空きスペースに後付けされたものである。 旧西口改札。東口側に自動改札機が設置されていたのに対し、西口側は有人改札であった。 西口側きっぷうりばの様子。みどりの窓口と自動券売機が設置されていた。 駅舎内部には待合スペースが設けられていた。 旧駅舎時代、東口と西口は長い跨線橋で結ばれており、青函連絡船時代から残る当駅の象徴の1つであった。 跨線橋内には待合スペースがあり、ねぶたが展示されていた。 跨線橋から見たホームの様子。青森市のランドマークである青森ベイブリッジをバックに停車する列車の姿は当駅を象徴づける風景の1つとして印象深いものである。 当駅のホームは3面6線となっており、うち2面4線をJR東日本が、1面2線を青い森鉄道が使用する。 青い森鉄道ホームには国鉄電照式の番線標が残っている。 青い森鉄道線ホーム2番線の国鉄電照式番線標 当駅から発着する列車は弘前行き・大館行き・秋田行き等、新青森に停車するかどうかわかり難い行き先が多いため、新青森に停車する行き先について案内する看板が設置されている。 同様に、八戸行き・浅虫温泉行き・大湊行きも新青森に行くかどうかわかり難い。青い森鉄道線を経由するこれらの列車は全て新青森には行かないため、その旨を示した貼り紙がなされている。 当駅に乗り入れる奥羽本線・津軽線・青い森鉄道線は全て南側に向けて伸びていく。北側は行き止まりであるが、こちら側にも線路が伸びており、これは1988年の青函トンネル開通まで運行されていた青函連絡船の名残である。 当駅から北側に伸びる線路は当駅の3~6番線に繋がっており、連絡船廃止後は寝台特急等の機関車の機回し線として使用されていたようである。 ————————————— 所在地:青森県青森市 乗入路線 ■ 奥羽本線 ■ 津軽線 ■ 青い森鉄道線
浪岡駅 奥羽本線の駅、浪岡の改札画像です。 駅名標。劣化により亀裂が多数みられる。 駅舎。青森市浪岡交流センター「あぴねす」と合築となった、比較的新しい地平駅舎となっている。 改札口。有人駅であるが、集改札は行われない。当駅では2023年度をめどにSuica等の交通系ICが使用可能となる予定である。 きっぷうりばの様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が1台設置されている。 駅舎内部には待合室が設けられている。 待合室内部は手狭となっている。 当駅と合築の地域交流センター「あぴねす」は駅舎の面積の半分以上を占める。開館時間帯は待合室感覚で利用できる。 ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能である。 1番線には手書きっぽい番線標が設置されている。 当駅の跨線橋は木造のレトロ感ある造りとなっている。 ————————————— 所在地:青森県青森市 乗入路線 ■ 奥羽本線
八戸駅 東北新幹線・八戸線・青い森鉄道線の駅、八戸の改札画像です。 新幹線駅名標。当駅は東北新幹線盛岡ー当駅間の延伸に伴い2002年に開業し、2010年に新青森へ延伸するまでの8年間は東北新幹線の終着駅であった。現在、東北新幹線の終着駅は新青森駅となっており、同駅からは北海道新幹線が新函館北斗まで伸びている。 在来線駅名標。当駅には青い森鉄道線とJR八戸線が乗り入れる。在来線の駅は青い森鉄道が管轄しているため、駅名標は青い森鉄道仕様となっている。 青い森鉄道駅名標。青い森鉄道線は東北新幹線の延伸に伴い並行在来線である東北本線の青森県内区間を経営分離した路線で、目時ー当駅間が2002年に、当駅ー青森間が2010年にJR東日本から経営分離された。当駅以南では岩手県内の盛岡ー目時間を管轄するIGRいわて銀河鉄道線と直通運転を行なっている。 JR八戸線駅名標。青い森鉄道仕様の駅名標を帯の色だけJRカラーに変えた駅名標となっている。八戸線は当駅を起点とし久慈に至る路線で、当駅では青い森鉄道と、久慈駅では三陸鉄道と接続するため、JR東日本の在来線としては孤立した路線である。 八戸線オリジナルデザイン駅名標。愛称である「うみねこレール八戸市内線」にちなみ、駅名標にはウミネコがデザインされている。 東口駅舎。橋上駅舎となっている。当駅は八戸市中心市街地から西に5km程度離れた市街地の外れに位置しており、駅周辺に店舗や宿泊施設はそれほど多くはない。 西口駅舎。橋上駅舎となっており、東口側と自由通路「うみねこロード」で結ばれている。 新幹線改札口。当駅におけるJR東日本線(新幹線+八戸線)の利用者数は、青森県下では青森駅、弘前駅に次ぐ第3位である。弘前市と比べると八戸市の方が人口が多いが、八戸市では中心市街地に近い位置に本八戸駅があり利用者が分散するため、弘前駅より当駅の方が利用者は少なくなっている。 在来線改札口。青い森鉄道が管轄しており、自動改札機が設置されている。Suica等の交通系ICは利用できない。 きっぷうりばの様子。窓口があるほか、自動券売機が設置されている。 かつての新幹線乗換改札口跡地。2002年の新幹線開業から2010年の新青森延伸までの間、ここに新幹線乗換改札口が設置されていた。新青森延伸に伴い在来線駅はJR東日本管轄から青い森鉄道管轄に変更となったため、乗換改札は撤去された。 東西自由通路「うみねこロード」の様子。広々とした通路で、沿道にはみどりの窓口・店舗・レストラン・ホテル等がある。 「うみねこロード」に展示されている「八戸三社大祭」の山車。「八戸三社大祭」は青森ねぶた祭り、弘前ねぷた祭りと並ぶ青森県下有数の夏祭りとして知られている。 青い森鉄道駅構内には同社マスコット「モーリー」と青森市内の名所である蕪島神社、種差海岸等がデザインされた顔はめパネルが設置されている。 新幹線ホームは2面4線となっている。当駅には一部の速達便を除くほとんどの新幹線が停車する。 在来線ホームは3面5線となっており、このうち2面4線を青い森鉄道線が、2面2線をJR八戸線が使用する。2番線は青い森鉄道・JR八戸線の両方が使用する唯一のホームである。 ————————————– 所在地:青森県八戸市 乗入路線 ■ 東北新幹線 ■ 青い森鉄道線 ■ 八戸線