布施屋駅 和歌山線の駅、布施屋の改札画像です。 駅名標。「布施屋」と書いて「ほしや」と読む難読駅名である。 駅舎。旧駅舎の老朽化に伴い、2020年に量産型の簡易型駅舎に改築された。 駅舎内部。自動券売機があるほか、ベンチが4席設置されている。 旧駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎であったが、老朽化に伴い2020年に解体された。取材時は、旧駅舎の使用は停止されていたものの、解体前の状態であり、仮囲いがされた旧駅舎の最期の姿を見ることができた。 旧駅舎の1種駅名標。和歌山支社標準タイプのものであった。 旧駅舎内部の様子。取材時は解体に向け、資材置き場として使用されていた。 旧駅舎内部には地元学生が描いたと思われる四季折々の風景をモチーフとした可愛らしいイラストがあったが、新駅舎に移設などされることなく、旧駅舎と運命を共にしたものと思われる。 旧駅舎の改札口付近の様子。晩年は無人駅となっており、かつての窓口跡等も封鎖されていたものと思われる。 ホーム側から見た旧駅舎の様子。 ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能。かつては2面3線構造であったものと思われるが、中線は撤去されており、ホームには柵がなされている。 ————————————— 所在地:和歌山県和歌山市 乗入路線 ■ 和歌山線
久谷駅 山陰本線の駅、久谷の改札画像です。 駅名標、山陰地区への路線記号導入に伴い、駅名標がラインカラー対応となった。 山陰本線(城崎温泉~米子)は、「鳥取二十世紀梨の色」となっている。 餘部側の駅入口。当駅はホーム上に待合室があるのみで駅舎は存在しない。 浜坂側の駅入口。こちらにも駅舎はない。 ホームは単式1面1線の棒線駅であり行き違い不可。 かつては相対式ホームであったと思われ、対面にはホーム跡が残る。 ホーム上には待合所があるが、駐輪場にベンチを入れたような簡素な作りになっている。 待合所にはベンチと案内用モニターがあるのみで券売機等の設備はない。 当駅にはかつて使われていたであろう鉄道施設跡が所々に残っている。 当駅に残る遺構。設備については謎が多い。 当駅餘部方には、明治時代に全通した桃観トンネルがある。このトンネルを含む区間は餘部橋梁と並び山陰本線の難工事個所であったとされている。 桃観トンネルを安全な場所より撮影。全長全長1992メートルと山陰本線全体で見ても2番目に長いトンネルであり、明治の鉄道遺産を今に残している。 ————————————— 所在地:兵庫県美方郡新温泉町 乗入路線 ■ 山陰本線
仙崎駅 山陰本線仙崎支線の駅、仙崎の改札画像です。 駅名標、当駅は山陰本線の支線である仙崎支線の終着駅である。仙崎支線は当駅と長門市の1駅間のみを結ぶ全長2.2kmの支線である。 当駅には観光列車「〇〇のはなし」が乗り入れるため、〇〇のはなし仕様の駅名標も設置されている。 〇〇のはなし駅名標に隣接して、沿線の観光マップが設置されている。 駅舎。歴史ある木造駅舎風の外観をしているが、実際は鉄筋コンクリート造りの駅舎である。 駅前広場は日本庭園風の造りとなっており、木造駅舎風の駅舎デザインとマッチしている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 かつて駅事務室として使用されていたスペースはギャラリーとなっている。 駅舎内部は待合室となっている。壁はモザイクアートとなっており、仙崎出身の詩人である金子みすゞが描かれている。 駅舎内部の待合スペース ホームは単式1面1線の棒線駅であり、当駅に到着した列車はそのまま進行方向を変えて長門市へ折り返していく。 当駅は仙崎支線の終点のため、線路は当駅で行き止まりとなっている。 駅舎ホーム側にはクジラと海のイラストが描かれている。 駅舎ホーム側に描かれたイラスト、木造駅舎風の駅舎外観とは雰囲気が大きく異なっている。 当駅に停車する厚狭行き普通列車。仙崎支線で運行される列車は美祢線への直通列車もしくは当駅ー長門市間の仙崎支線内のみ運行の2パターンである。仙崎支線は山陰本線の支線であるが、山陰本線への直通列車は観光列車「〇〇のはなし」に限られる。 ————————————— 所在地:山口県長門市 乗入路線 ■ 山陰本線(仙崎支線)
石見福光駅 山陰本線の駅、石見福光の改札画像です。 駅名標 駅舎。赤い石州瓦が特徴的な小ぢんまりとした駅舎は2004年に改築された新しい駅舎である。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内部は待合室となっている。 ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。 ————————————— 所在地:島根県大田市 乗入路線 ■ 山陰本線
徳佐駅 山口線の駅、徳佐の改札画像です。 駅名標。当駅は特急スーパーおき号も停車する山口線の主要駅の1つである。 SLやまぐち号停車駅に設置されている右書きのレトロ風駅名標 駅舎。開業当時のものと思われる木造駅舎となっている。 駅舎入口付近には山口線の他駅でもみられるタイプの木製縦型駅名標がある。 改札口。有人駅となっている。 ホーム側から見た改札口の様子 当駅には簡易委託の窓口が設けられており、乗車券類の購入が可能である。自動券売機は設置されていない。 改札口付近には係員不在時はホームに入ってよい旨が書かれた手書き看板がある 駅舎内部は待合スペースとなっている 駅舎から跨線橋は跨線橋で結ばれている 跨線橋の駅舎側出入口付近には消化水槽のホーロー看板がある 跨線橋内部の様子。木造で趣ある雰囲気が感じられる。取材は10月に行ったためハロウィンの飾り付けがなされていた。 ホーム側から見た跨線橋の様子。跨線橋は駅舎からダイレクトに伸びている少し変わった構造となっている。 ホームは島式1面2線となっており列車の行き違いが可能である。 当駅の便所は木造の趣ある造りとなっており、使用には勇気が要りそうだ。勇気を出して入口付近に向かってみると… 便所の入口付近には2枚のホーロー看板が残っている。 1枚目は「便所」のホーロー看板で、部分的に錆びついている。 もう1枚は日本観光協会が設置した観光地美化のホーロー看板で、全国各地で稀に見かけるものである。 当駅の駐輪場は木造の趣ある造りとなっている。 ————————————— 所在地:山口県山口市 乗入路線 ■ 山口線