春木場駅

田沢湖線の駅、春木場の改札画像です。

駅名標。盛岡支社標準タイプとは異なるデザインの駅名標となっている。
待合室の外壁に取り付けられている駅名標も、盛岡支社標準デザインの駅名標とは若干デザインが異なっている。
当駅には三角行灯タイプの縦型駅名標が設置されている。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
待合室内部の様子。比較的小ぢんまりとしている。
待合室の奥には謎の小部屋があるが、何に使用されているのかいまいち謎である。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。

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所在地:岩手県岩手郡雫石町
乗入路線
田沢湖線

小岩井駅

田沢湖線の駅、小岩井の改札画像です。

駅名標。小岩井ことりとは関係ない。小岩井農場とも関係ない…ことはなく、関係大ありである。当駅の北側約6kmの場所に小岩井農場があり、当駅は最寄駅である。駅名も小岩井農場に由来し命名された。
別タイプの駅名標も設置されている。こちらはJR東日本の旧デザインに似たもので、春木場駅にも同様のデザインのものが設置されている。
当駅に設置されている名所案内。駅名の由来となった小岩井農場がイラストとともに一番大きく書かれている。小岩井農場へは盛岡駅からバスが出ているが、当駅も経由するため当駅からもバスに乗って行くことができる。
当駅には行灯タイプの縦型駅名標が設置されている。
駅舎。開業当時からの趣ある木造駅舎が使用されている。
改札口。有人駅となっており、係員による集札が行われるが、改札は行われない。
改札口付近にはのりば案内の手書き看板が設置されている。
雫石・田沢湖・角館方面へは跨線橋を渡る必要がある。
きっぷうりばの様子。当駅には自動券売機は設置されていない。窓口が設けられており、乗車券は窓口で購入できる。
駅舎内部は待合スペースとなっている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
駅構内には木造の歴史を感じさせる倉庫が設置されている。
駅舎のホーム側には消火用バケツ・消火用砂のホーロー看板がある
下り雫石・大曲方面のホーム横には植林されているスペースがあるが…
これは「鉄道沿線からの森づくり」として、1999年にJR東労組が植林を行い、整備されたものである。
しかし、手入れされている様子は一切見られず、荒れ放題の有様となっている。

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所在地:岩手県滝沢市
乗入路線
田沢湖線

穴山駅

中央本線の駅、穴山の改札画像です。

吊下式駅名標。中央東線大月ー小淵沢間各駅への駅番号導入に伴い、駅番号・4ヶ国語対応の駅名標に更新された。
自立式駅名標。駅番号・4ヶ国語対応となっている。
当駅に設置されている名所案内。国鉄時代からのものかどうかは不明。
名所案内のほか、ホームには「穴山氏発祥の地」を示す手書き看板がある。
駅舎。ログハウス風デザインの比較的新しい駅舎である。
改札口。当駅は無人駅となっている。Suica等の交通系ICが利用可能であり、IC専用簡易改札機が設置されている。
ホームと比べ駅舎は高い位置にあるため、駅舎と跨線橋は連絡通路でダイレクトに結ばれている。
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いは不可能である。
ホーム上にも待合室が設置されている。
待合室には国鉄時代に設置されたと思われる方面看板が残るが、経年劣化により文字が読み難くなっており、特に「方面」の文字はほとんど消えてしまっている。

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所在地:山梨県韮崎市
所属路線
中央本線

大釜駅

田沢湖線の駅、大釜の改札画像です。

駅名標。田沢湖線内で比較的よく見かけるタイプの駅名標であり、赤渕・春木場・小岩井の駅にも設置されている。ラインカラーは黄緑となっているが、田沢湖線のラインカラーは現在紫のため異なっている。
2番宣に設置されている駅名標は最近設置されたものと思われる。ラインカラーも田沢湖線の紫色となっている。
駅舎。滝沢市の大釜駅前コミュニティセンターが実質的な駅舎として使用されている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部の様子
駅舎内部の待合スペースの様子
先述の通り駅舎は滝沢市が設置したもので、JR東日本が設置したものではない。そのため駅舎横に1種駅名標が設置された通路があり、ここを通ってダイレクトにホームに行くこともできる。
ホームは2面2線となっており、列車の行き違いが可能となっている。
ホーム同士の連絡は跨線橋で行うが…
跨線橋の前には「ご利用の列車は1番線にまいります」と書かれたバリケードが置かれている。
当駅に停車する普通列車は、盛岡方面・雫石方面どちらも全列車が1番線から発車するため、列車に乗るために跨線橋を渡る必要はなくなった。
2番線の様子。前述の通り、当駅に停車する普通列車はすべて1番線から発着するため、2番線はこまち号の交換待ち専用として使用されている。2番線の線路や架線付近には大掛かりな装置が設けられているが、これは冬季に秋田新幹線を走ってきたこまち号車体の融雪を行う装置である。
冬季は車体の足回りに雪が付着するが、これが東北新幹線走行時に落雪するとしばしば輸送障害が発生する。これを防ぐため、かつては盛岡駅で人力による除雪を行っていたが、省力化のため当駅に融雪装置が整備された。床下に60℃の温水を3分間噴射することで、足回りの除雪を行うものである。
架線周りにも何からの装置が設置されているが、これは屋根周りの機器の凍結を防ぐヒーターであるものと思われる。
融雪装置を跨線橋から望む。融雪に使用された温水は回収され、ボイラーで温める事で再び融雪に使用されるという。本融雪装置の整備により、盛岡駅での人力による除雪回数は大幅に減少し、作業員の安全性向上や輸送障害の防止に一定の効果があったという。

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所在地:岩手県滝沢市
乗入路線
田沢湖線

信濃境駅

中央本線の駅、信濃境の改札画像です。

駅名標。駅名の通り、当駅は信濃と甲斐の境に位置している。当駅は長野県に位置するが、隣の小淵沢駅は山梨県となる。
駅舎ホーム側には木製・手書きの駅名標も設置されている。
また、当駅ホームには国鉄時代からのものと推測される名所案内看板もある。
近年設置されたと思われる、井戸尻遺跡の名所案内看板もある。
駅舎。開業当時からのものと思われる、趣ある木造駅舎となっている。
駅前には背の高いシラカンバの木が1本生えており、高原情緒が感じられる。
駅舎に掲げられた1種駅名標は木製・手書きとなっている。
改札口。無人駅となっている。Suica等の交通系ICが利用可能であり、IC専用簡易改札機が設置されている。
窓口付近の様子。かつての窓口跡が残るが、現在は無人駅のためカーテンが閉められている。自動券売機は設置されておらず、代わりに乗車駅証明書発行機が設置されている。
駅舎内部には待合スペースが設けられている。
駅舎ホーム側の様子。木製駅名標とレトロ感ある造りのベンチが趣ある雰囲気を醸し出している。
ホームは相対式2面2線となっている。
2番線の小淵沢・甲府方面ホームに設置されている待合室は洋風デザインとなっており、駅舎とは対照的である。
取材時は梅雨明け直前の7月下旬。生憎の雨ではあったものの、駅前にはアジサイが美しく咲き誇っていた。

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所在地:長野県諏訪郡富士見町
所属路線
中央本線