安和駅 土讃線の駅、安和の改札画像です。 駅名標。当駅は土讃線が海岸線に沿って走る区間に位置している「海の見える駅」である。山の中を走る区間がほとんどである土讃線において海の見える区間は当駅付近の極僅かに限られる。 駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。 待合室はホーム上に設けられている。海が見えるロケーションであることもあり、待合室は近年美しくリニューアルされた。 待合室内の様子。ベンチは2脚あるが、どちらも青系の色に塗装されている。 うち1台は真ん中が低くなる傾斜のついた「らぶらぶベンチ」であり、2人で座ればくっついた状態で須崎湾を見ることができる。なお、当駅ホームは東を向いているため、朝に訪れると須崎湾から朝日が昇る様子を見ることができる。 ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。 ホームからは美しい須崎湾を望むことができ、南国情緒が感じられる。 ホームに隣接して、地域のコミュニティ施設が近年整備された。 当駅に進入する須崎行き普通列車。四国にある「海が見える駅」としては予讃線の下灘駅が著名であるが、下灘駅が完全に観光地化して静かな無人駅の風情を味わい難くなっているのに対し、当駅はまだそれほど観光地化しておらず、現時点では静かな無人駅の風情を味わうことができる。 ————————————————— 所在地:高知県須崎市 乗入路線 ■ 土讃線
山瀬駅 徳島線の駅、山瀬の改札画像です。 駅名標 待合室。かつては開業当時からの木造駅舎が残っていたが、2020年春頃に量産型の簡易的な待合室に改築された。 当駅は無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。 待合室内の様子。シースルー式となっており、夜には外から丸見えになってしまうものと思われる。 ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。 ————————————————— 所在地:徳島県吉野川市 乗入路線 ■ 徳島線(よしの川ブルーライン)
土佐新荘駅 土讃線の駅、土佐新荘の改札画像です。 駅名標。須崎市キャラクターである「しんじょう君」のイラストが入っている。 駅全景。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、駅舎は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。 当駅の待合室は2017年に外装がリニューアルされ、須崎市のマスコットキャラである「しんじょう君」が描かれたデザインとなった。 待合室側面にはJR四国のキャラクターであるすまいるえきちゃん&れっちゃくんのイラストも描かれている。 待合室内には木製のベンチが2脚設置されている。待合室内にもしんじょう君、すまいるえきちゃん、れっちゃくんのイラストが描かれている。 待合室と駅名標の様子 ホームは単式1面1線の棒線駅で列車の行き違いは不可能である。 ホームに隣接して便所が設けられており、看板はしんじょう君仕様に更新されている。 当駅は比較的海に近い位置にあり、ホームからは海をチラリと見ることができる。 ————————————————— 所在地:高知県須崎市 乗入路線 ■ 土讃線
阿波山川駅 徳島線の駅、阿波山川の改札画像です。 駅名標。旧国名「阿波」が小さく表示されている。 駅舎。開業当時からの木造駅舎が使用されている。駅舎への出入り口は妻面側に設けられている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。かつての窓口跡は封鎖されており、自動券売機が設置されている。 駅舎内部は待合室となっている 駅舎からホーム側を見た様子。ゆるい階段を上がってホームへ向かう。階段の傍には石碑が設けられている。 また、「安全」と書かれた小さな石碑もしれっと階段の傍に置かれている。 ホームは単式1面1線の棒線駅で、列車の行き違いは不可能である。 ホーム上にも待合スペースが設けられている。 ホーム上の待合スペースも比較的大規模なものとなっている。 ————————————————— 所在地:徳島県吉野川市 乗入路線 ■ 徳島線(よしの川ブルーライン)
須崎駅 土讃線の駅、須崎の改札画像です。 駅名標。当駅は土讃線における運行拠点駅の1つであり、特急しまんと号・あしずり号の全列車が停車するほか、当駅始発・終着となる普通列車も多い。 自立式駅名標。当駅から高知方面への普通列車は概ね1時間に1本程度運行されるのに対し、当駅から窪川方面への普通列車は1日5往復の運行となり、当駅を境に極端に本数が減る。 駅舎は鉄筋コンクリート製の地平駅舎となっており、横に長い。 改札口。当駅は有人駅となっており、係員による集改札が行われる。 当駅にはみどりの窓口があるほか、自動券売機も設置されている。 駅舎内部は待合室となっているほか、郵便局も入居している。 ホームは2面3線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能である。 ホームは千鳥式配置となっている。 当駅の跨線橋は歴史を感じさせる趣ある造りとなっている。 跨線橋には通票閉塞時代の木製手書き看板がしれっと残っており、跨線橋が長い歴史を有していることの生き証人である。 当駅のホーム上屋は古レールを使用したもので、跨線橋同様趣ある雰囲気が感じられる。 2番・3番のりばホーム上には、歴史を感じさせる雰囲気の水飲み場があった。 ホーム上のベンチには、国鉄っぽいフォントでワンマン列車乗車口と書かれた看板が設置されている。 当駅を含む土讃線の高知ー窪川間では観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」号が運行されており、当駅でも客扱いは行わないものの運転停車が行われる。取材時は偶然、ものがたり列車の運転停車に立ち会うことができた。 ものがたり列車と須崎市キャラクターしんじょう君の顔はめパネル。ものがたり列車のヘッドマーク部分は時計の形をモチーフとした装飾が施されている。 当駅での運転停車時にはホーム上でおもてなしがなされ、明徳義塾和太鼓部メンバーによる和太鼓演奏が行われる。 和太鼓演奏終了後の当駅ホームの様子 観光列車の見送り・出迎えを行うの際は、旗を持ってホームに入場することで入場券を買うことなくホームへ入場できる。取材班も地元民にしれっと混じって見送りを実施した。 観光列車は1番のりばに長時間停車するため、運行日は定期列車ののりばが変更されるため注意したい。駅舎内待合室にはそのことを示す看板が設置される。 跨線橋から駅構内を望む。取材時は偶然、定期特急列車との並びを見ることができた。また、当駅構内のバラスト上には白いバラストで「なべやきラーメン」と書かれていることがわかる。 鍋焼きラーメンは須崎市の名物として知られており、駅構内には鍋焼きラーメンの看板も設置されている。 駅前の便所にも鍋焼きラーメンをモチーフとしたキャラクターのイラストが入る。このキャラクターはアンパンマンの作者として知られる故・やなせたかし氏(高知県出身)がデザインしたものである。 便所にはカワウソのイラストも入っているが、これは絶滅種に指定されたニホンカワウソが最後に目撃されたのが須崎市内の新荘川であることに由来する。須崎市のキャラクター「しんじょう君」もニホンカワウソがモチーフである。 ————————————————— 所在地:高知県須崎市 乗入路線 ■ 土讃線