銀山駅

函館本線の駅、銀山の改札画像です。

駅名標
駅舎。小ぢんまりとした簡易的な建物となっている。
当駅の1種駅名標
駅舎から駅前までは比較的長い通路が伸びている
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内部は待合室となっている。
ホーム側から見た待合室内部の様子
ホームは相対式2面2線であり列車の行き違いが可能である。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。

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所在地:北海道余市郡仁木町
乗入路線
函館本線

大岸駅

室蘭本線の駅、大岸の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。
待合室内部の様子
ホームは相対式2面2線となっている。中線を撤去した痕跡が残っていることから、かつては2面3線構造を有していたと思われる。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。
ホームから長万部方面を望む。当駅は海岸線に近い位置にあり、ホームからは噴火湾(内浦湾)を望むことができる。

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所在地:北海道虻田郡豊浦町
乗入路線
室蘭本線

原生花園駅

釧網本線の駅、原生花園の改札画像です。

駅名標。駅名の通り、小清水原生花園の最寄駅である。例年5/1〜10/31の夏季半年間のみ営業し、それ以外の時期は全列車が通過となる臨時駅である。
当駅設置の名所案内。記載されているのは無論「小清水原生花園」である。
当駅は小清水原生花園の中に設けられている。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
当駅待合室の様子。ログハウス風の外観となっている。
待合室内部の様子。
ホーム側から見た駅出入口付近の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。

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所在地:北海道斜里郡小清水町
乗入路線
釧網本線

新得駅

根室本線と石勝線の駅、新得の改札画像です。

駅名標。当駅は石勝線と根室本線の接続駅である。トマム駅が石勝線、落合駅が根室本線である。札幌と帯広・釧路方面を結ぶ特急・貨物列車はかつては根室本線経由で運行されていたが、石勝線の開通以降は全て石勝線経由での運行となっている。
自立式駅名標。根室本線の東鹿越ー当駅間は2016年8月に発生した台風10号により被災し不通となっていたが、2024年春をもってこの区間を含む富良野ー当駅間が廃止となることが決定した。これにより根室本線は滝川ー富良野間、当駅ー根室間に分断されることになる。
当駅にもホーロー縦型駅名標が残っていた。
当駅設置の乗り換え看板。根室本線の富良野ー当駅間が廃止後は、当駅は実質的に1本の路線の途中駅となることになる。
当駅設置の名所案内看板。国鉄時代に設置されたものと思われる。
当駅設置の名所案内。大雪山国立公園と新得町内の名所がそれぞれ紹介されている。
新得町内のイラストマップ
駅舎。新得町商工会館と合築となった横に長い駅舎である。
駅舎部分のみを撮影
改札口。当駅は有人駅であり、係員による集改札が行われる。
当駅には「LED職人」がいるようであり、発車標にはイラストが表示される。駅前発着の根室本線代行バスも発車標に表示される。
きっぷうりばの様子。みどりの窓口と自動券売機が設置されている。
取材時、当駅には近年数を減らしているみどりの窓口看板が残っていた。
駅舎内部は待合室となっている。
駅舎内部、改札口方向を望む
ホームは2面3線となっており列車の行き違い・折り返しが可能である。新夕張ー当駅間の石勝線は特急列車のみが運行されており、乗車券のみで特急列車の自由席に乗車できる特例が設定されている。そのため、根室本線の普通列車は全列車当駅始発・終着となる。
2番線の番線標は国鉄スタイルの行灯タイプとなっている。
3番線の番線標
当駅の跨線橋は重厚感ある造りとなっている。
跨線橋入口付近には「右側通行」の手書き看板が設置されていた。
駅舎側の「右側通行」手書き看板はホーム側のものと比べて状態が良好であった。
跨線橋内には「JR新得駅」と書かれた看板があった。
跨線橋内には「おつかれさまでした WELCOME TO」と書かれた看板が設置されていた。日本語と英語で意味が異なる看板である。
駅構内は比較的広くなっており、留置線が複数設けられている。
取材時、道内でも数を減らしつつある「ヨンマル」が多数留置されていた。現在、根室本線当駅ー釧路間の普通列車は全て新型車両「デクモ」での運用となっている。
ホーム上には花壇が設けられており、美しい花々が咲いていた。

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所在地:北海道上川郡新得町
乗入路線
根室本線
石勝線

小沢駅

函館本線の駅、小沢の改札画像です。

駅名標。かつては当駅から岩内線が分岐していたが、1985年に岩内線が廃止されて以降、函館本線の単独駅となっている。函館本線も長万部ー小樽間(通称:山線)が北海道新幹線開業に伴い廃止となる予定で、当駅も廃止される運命となっている。
当駅にもホーロー縦型駅名標が残っていた。
駅舎。三角屋根が特徴的な簡易的な駅舎であり、当駅ー銀山間で通過する「稲穂トンネル」をモチーフにしたデザインと思われる。
駅舎内部の様子。当駅は無人駅となっており改札口は存在しない。
ホームへは跨線橋を渡って連絡する。
当駅の駅舎は比較的新しいのに対し、跨線橋は歴史ある雰囲気が感じられ、おそらく開業時に近い年代から残るものと推察される。
跨線橋内部の様子。
跨線橋内部の様子。橋の中央部分でさらに一段高くなる構造となっている。
跨線橋内には「よい旅を」と書かれたイラストが貼られている。イラストには雷電の「刀掛岬」と盃温泉郷の「カブト岩」が描かれている。なお当駅から雷電までは約30km、盃温泉までは約25km離れている。
跨線橋内には手書きののりば案内看板も残っている。倶知安の「倶」、函館の「函」が旧字体となっており、歴史が感じられる。
跨線橋の駅舎側には「ようこそ共和町へ」と書かれたイラスト看板があり、共和町内にある神秘な「神仙沼」が描かれている。現在では共和町唯一の鉄道駅となった当駅から神仙沼までは約30km離れている。
手書きの出口看板も残っている。出口看板の下半分は白く塗られているが、これはかつて「岩内方面」と書かれていたものを、岩内線廃止に伴い塗りつぶされたものである。心が綺麗な人には「岩内方面」の文字が見えるかもしれない。
ホームは島式1面2線であり列車の行き違いが可能である。
ホームから駅舎方向を望む。ホーム側線路と駅舎の間にはもう1〜2線敷けそうなスペースが空いており、かつてはこの部分にも線路があったものと思われる。
跨線橋の駅舎側には「旧国鉄岩内線一番ホーム跡地」の碑が建っており、かつてこの場所に岩内線ホームがあったことを示していた。
ホームから小樽・岩内方面を望む。線路の左側、信号の建っている辺りは線路2線分ほどのスペースが不自然に空いているが、この部分にかつて岩内線の線路があったものと思われる。
かつて線路があったと思われる箇所は現在は空き地となっており、取材に訪れた初夏のシーズンはルピナスの花がただ咲き乱れるのみであった。
ホームから倶知安・長万部方面を望む。かつては広い駅構内を有し、当駅も繁栄していたことが伺える。
倶知安方面ホーム端には「指差称呼確認」の手書き看板が人知れず残っていた。
当駅駅前、国道5号線に面した場所に「トンネル餅」を販売する「末次商会」があった。
当駅ー銀山間で通過する「稲穂トンネル」開通にちなみ発売され、100年以上の長きに渡り当駅の名物として親しまれてきた「トンネル餅」。残念ながら2022年に発売を終了し、100年以上の長い歴史を幕を下ろした。

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所在地:北海道岩内郡共和町
乗入路線
函館本線