森駅

函館本線の駅、森の改札画像です。

駅名標、当駅は駅弁「いかめし」で有名な駅であり、函館本線と函館本線砂原支線が分岐・合流する駅である
当駅周辺では複数の駅が利用者僅少により廃止となっており、駒ケ岳方は東山駅・姫川駅が、石谷方では桂川駅が、いずれも2017年春のダイヤ改正時に廃止となった。その後、石谷駅・本石倉駅が2022年春に廃止となり、現在の長万部方の隣駅は石倉駅となっており、駅間距離は12.6kmである
砂原支線は北海道駒ヶ岳近辺の勾配を回避する目的で敷設されたものであり、1日7往復の普通列車と上り貨物列車が使用する線路である。かつては上り特急列車も砂原支線を経由していたが、現在では特急列車は全列車が駒ヶ岳駅周りの本線を経由する。近年では寝台特急「トワイライトエクスプレス」・急行「はまなす」の上り列車が砂原周りで運行されていた
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
当駅は函館本線と砂原支線の接続駅であるため、のりかえ看板も設置されている
当駅設置ののりかえ看板
駅舎、鉄筋コンクリート造りと思われる駅舎となっている
改札口、有人駅であり、係員による集改札が行われる。列車別改札であり、発車直前までホームに立ち入ることはできない
当駅にはみどりの窓口および自動券売機が設置されている
駅舎内部には待合室が設けられている
ホームは2面3線であり、列車の折り返しが可能である。普通列車は本線・砂原支線ともに当駅始発・終着となる列車が多い
当駅のホーム上屋は木造の趣ある造りとなっている
古レールを使用したホーム上屋がかけられている部分もある
当駅は海に隣接しており、跨線橋からは美しい噴火湾を望むこともできる
ホーム上には「森まちの四季」のイラストが設置されており、北海道駒ヶ岳や噴火湾に浮かぶ漁船等が描かれている

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所在地:北海道茅部郡森町
乗入路線
函館本線
函館本線(砂原支線)

大沼駅

函館本線の駅、大沼の改札画像です。

駅名標、当駅では函館本線の本線・砂原支線・藤城支線が合流する。大沼公園駅・仁山駅は本線の駅、池田園駅(2022年春廃止)は砂原支線の駅である。藤城支線の隣駅は七飯駅であるが、下り列車専用のため駅名標に記載されていない
自立式駅名標、当駅付近では特急列車は本線(仁山・大沼公園経由)、上り貨物列車は砂原支線と本線(仁山経由)、下り貨物列車は藤城支線と本線(大沼公園経由)を走行する。これらの使い分けは当駅付近の急勾配を回避するために行われているものである
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されていた
当駅に設置されたのりかえ案内看板、普通列車は本線経由、砂原支線経由、藤城支線経由(下り列車のみ)がそれぞれ運行されているため経由地に注意しよう
駒ヶ岳方面(本線)へののりかえ案内看板
駅舎ホーム側には当駅の歴史に関して記した看板が設置されていた
駅舎、国鉄時代から使用されている駅舎となっている
取材時は有人駅であり出札窓口も営業していたが、現在は無人駅となってしまった
駅舎内は広々とした待合スペースとなっている
ホーム側から見た駅舎の様子
ホームは2面3線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能である。函館本線の本線・砂原支線・藤城支線が合流・分岐することもあり、広い構内を有する
ホームに設置された気動車の停車位置に関する看板、気動車とそれ以外とでは停車位置が異なるのかもしれない
当駅からは雄大な北海道駒ヶ岳を間近に望むことができる
北海道道南有数の景勝地である大沼・小沼は、駅名の通り当駅付近に存在するが、大沼・小沼に挟まれた位置にある大沼公園駅が最寄駅としてアクセスを担っており、特急列車も当駅には停車せず大沼公園駅に停車する

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所在地:北海道亀田郡七飯町
乗入路線
函館本線
函館本線(砂原支線)
函館本線(藤城支線)

池田園駅

函館本線砂原支線の駅、池田園の改札画像です。

駅名標。当駅は利用者減少に伴い、2022年春のダイヤ改正での廃止が決定した。隣の流山温泉駅、その隣の銚子口駅も廃止となるため、大沼ー鹿部間にあった中間駅3駅が同時に廃止され消滅することとなった。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅舎。ベージュ色の外壁が特徴的な、比較的大きい駅舎である。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
壁には運賃表・時刻表が貼られている。当駅に停車する列車は少ない。
駅舎内部には待合室が設けられている。
ホーム側から見た駅舎の様子
駅舎からホームは跨線橋で結ばれる
ホームは単式1面1線の棒線駅で列車の行き違いは不可能である。かつては島式1面2線の交換可能な構造であり、ホームの形状にその名残が確認できる。
駅舎反対側の大沼方面に抜けることができる勝手口が設けられている。この勝手口の先には人気のレストランがあり、当駅から歩いて訪れることもできるが、駅廃止に伴い列車での訪問は難しくなった。もっとも、列車利用でレストランを訪れる客はそう多くなく、ほとんどが車利用であるものと思われる。

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所在地:北海道亀田郡七飯町
乗入路線
函館本線(砂原支線)

流山温泉駅

函館本線砂原支線の駅、流山温泉の改札画像です。

駅名標。当駅はJR北海道が経営する流山温泉へのアクセス駅として2002年に開業した。流山温泉が経営悪化に伴い営業終了した2015年以降は利用者が僅少となっており、2022年春のダイヤ改正での廃止が決定し、20年間の営業を終了することになった。
駅入口。当駅はホームがあるのみの無人駅となっており、駅舎や待合室は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。
当駅にはかつて、東北・上越新幹線で使用された200系車両が展示されていた。新幹線の北海道延伸を願い設置されていたものであったが、北海道新幹線の札幌延伸が決定したこと、車両の老朽化が著しかったことから2013年に車両は解体され、現在では車輪とレール・連結器カバーが残るのみである。
ホーム上には運賃表・時刻表が設置されている。当駅に停車する本数は上下合わせて1日7本のみとなっている。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。
駅前の様子。駅前は広々とした空き地になっている。流山温泉の施設はJR北海道から別会社に譲渡され、現在は大沼流山牧場として営業している。
当駅へは大沼流山牧場の私有地を通過しないとアクセスすることはできない。大沼流山牧場へ通じる唯一の道にはロープが2本かけられている。
このロープは牧場で飼育されている動物等が駅に侵入することを防ぐために設置されているもので、通行の際は紐を外すかくぐって通行する必要がある。
牧場から駅までの通路の様子。非舗装の通路が伸びているが、前述の通りこれが駅への唯一のアクセス手段である。
駅へ通じる唯一の道の先にある大沼流山牧場。かつての流山温泉跡地をJR北海道から引き継ぎ、在来和種馬「どさんこ」を飼育している。
大沼流山牧場敷地内で飼育されている馬。在来和種馬「どさんこ」であるものと思われる。
雄大な駒ケ岳と大沼に抱かれた大自然の下、馬が放牧されている様子は牧歌的な雰囲気そのものであるが、周辺に人家が皆無であることを鑑みると、当駅の廃止もやむを得ない状況であろう。

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所在地:北海道亀田郡七飯町
乗入路線
函館本線(砂原支線)

銚子口駅

函館本線砂原支線の駅、銚子口の改札画像です。

駅名標。当駅は利用者減少に伴い2022年春のダイヤ改正での廃止が決定した。隣の流山温泉駅およびその隣の池田園駅も廃止される予定で、大沼ー鹿部間の中間駅3駅が同日に廃止され消滅することとなる。
当駅に設置されている名所案内。駒ケ岳が書かれているが、大沼ー森間の函館本線および砂原支線は駒ヶ岳を囲むように線路が敷かれているため、当駅に限らず駒ケ岳が見える駅は多い。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅全景。オレンジ色の外壁が特徴的な駅舎を通らずとも、ホームへダイレクトに行くことができる無人駅である。
待合室内部の様子。カラフルなベンチが4脚ずつ置かれているが、ベンチの脚数が1日の平均利用者数を既に超えているため、全てのベンチに乗客が座るシチュエーションはなかなか発生しないものと思われる。
待合室出入り口付近の様子。左側の扉は冬季に使用する除雪作業時の控室兼倉庫と思われる。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。砂原支線は上り貨物列車の通行ルートとなっており、交換設備も有するため、駅廃止後は信号場として活用されるものと思われる。
ホーム同士は構内踏切で結ばれる。
駅舎反対側ホームには勝手口が設けられている。

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所在地:北海道亀田郡七飯町
乗入路線
函館本線(砂原支線)