早岐駅 佐世保線と大村線の駅、早岐の改札画像です。 駅名標。渦潮で有名な西海橋のイラスト入りである。当駅は佐世保線と大村線の接続駅である。大村線は当駅が終着駅であるが、ほとんどの列車が佐世保線佐世保駅まで乗り入れる。 2021年春設置の新デザイン駅名標。日本に現存する唯一の長波通信施設である「旧佐世保無線電信所」とご当地グルメである佐世保バーガーをイメージした「バーガーボーイ」と「ポコちゃん」がデザインされている。シンボルマークは早岐茶市と早岐瀬戸の渦潮となっている。 水戸岡デザインの駅名標も設置されている。かつて、大村線と佐世保線当駅ー肥前山口間が長崎本線であった名残から、佐世保線は当駅がスイッチバック構造となっており、佐世保方面・肥前山口方面ともに同じ方向へ発車する。 駅舎。近年まで開業当時からの木造駅舎が残存していたが、橋上駅舎へ改築されてしまった。 改札口。有人駅となっている。 駅舎内部の様子 駅舎内部には、売店と待合スペースが設けられている 改札口を入ってすぐの場所にも待合スペースがあり、佐世保名産の三川内焼がベンチとして使用されている。 ホームは2面4線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能である。 1番のりばは頭端式ホームとなっており、主に当駅折り返しの佐世保線普通列車が使用する。 当駅は大村線・佐世保線の分岐駅・運行拠点駅であることもあり、駅構内は広い。駅構内には、長崎駅高架化により移転してきた車庫が設けられている。 駅構内には留置線もあり、長崎・佐世保地区で使用される様々な車両が留置されている。 当駅構内には転車台も設けられている。この転車台は国鉄時代から残るものではなく、車庫機能移転に伴い近年整備されたものである。 当駅東口駅前には、SL時代に使用されていたと思われる給水塔が残る。 給水塔は入り口から中に入って見学することができる。 給水塔内部の様子 佐世保市により設置された、給水塔跡の解説看板。この給水塔は、佐世保市遺産に指定されている。 ————————————— 所在地:長崎県佐世保市 乗入路線 ■ 佐世保線 ■ 大村線
筑後大石駅 久大本線の駅、筑後大石の改札画像です。 駅名標。当駅は福岡県であるが、隣の夜明駅は大分県となる。 手書きの名所案内看板が設置されている。 駅舎。2007年に改築された新しい地平駅舎である。 当駅は無人駅となっており改札口は存在しない。 駅舎内部の待合スペース 駅舎内部の待合スペース 駅舎を通らずともダイレクトにホームへ通じる勝手口が設けられている ホームは単式1面1線の棒線駅で列車の行き違いは不可能。 当駅付近には桜の木が植えられており、取材時は七分咲きといった状況であった。 また、駅付近には菜の花畑もあり、春には美しい花を咲かせる。 ————————————— 所在地:福岡県うきは市 乗入路線 ■ 久大本線
東園駅 長崎本線の駅、東園の改札画像です。 駅名標。名所・名物のイラストは入っていない。 JRマークの入ったタイプの駅名標も設置されている。 駅入口。当駅には駅舎はなく、ホームのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。 ホーム出入口付近にはIC専用簡易改札機が設置されている。 ホーム上の屋根の下に自動券売機やベンチ等が置かれている。 ホームは単式1面1線の棒線駅で行違いは不可能となっている。 長与支線の大草ー喜々津間は海岸線に沿って走っており、車窓からは穏やかな大村湾を望むことができる。特に、当駅付近の線路は大村湾に沿って弓なりの線形を描いており、長崎出身である福山雅治の「道標」の歌詞である「弓なりに続く線路」のモチーフとなった場所とされている。 ————————————— 所在地:長崎県諫早市 乗入路線 ■ 長崎本線(長与支線)
三河内駅 佐世保線の駅、三河内の改札画像です。 駅名標。手書きタイプとなっており、佐世保特産の三川内焼のイラストが入る。 近年交換された新しいタイプの駅名標も設置されており、同様に三川内焼のイラストが入る。 駅舎。小ぢんまりとした比較的新しい駅舎である。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 駅舎内の待合スペースは手狭であり、椅子は地元名産の三川内焼となっている。また、なぜかソファが置かれている。 ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。 ホーム上にも、三川内焼の焼き物が置かれている。 取材時、当駅ホームにD&S列車の「或る列車」が進入してきた。 当駅跨線橋から見た駅周辺の様子。三川内焼の産地である焼き物のまちということもあり、所々に煙突が建っていることが見て取れる。 ————————————— 所在地:長崎県佐世保市 乗入路線 ■ 佐世保線
夜明駅 久大本線と日田彦山線の分岐駅、夜明の改札画像です。 久大本線駅名標。当駅は久大本線と日田彦山線の分岐駅である。山をバックに走行するゆふいんの森号のイラストが入っている。当駅は大分県最西端の駅であり、隣の筑後大石駅は福岡県となる。 イラストのないタイプの駅名標も設置されている。 日田彦山線駅名標。日田彦山線は当駅が終点であるが、全列車が当駅から久大本線に乗り入れ日田駅まで運行される。2017年夏の九州北部豪雨により日田彦山線の副田ー当駅間が被災し、長らく運転休止であったが、BRTへの転換が決定した。これにより、日田彦山線は日田にも彦山にも行かない路線になってしまった。 久大本線ホーム設置の乗り換え案内看板。日田彦山線添田ー当駅間のBRT転換により、田川後藤寺・小倉へは列車で行けなくなった。 日田彦山線ホームに設置の乗り換え案内看板。日田彦山線のBRT転換により、今後当駅から日田彦山線の列車が発着することは二度とないため、この看板はもはや設置されている意味を失ってしまっている。 駅舎。2010年に改築した、比較的新しい木造駅舎である。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 駅舎内部は待合室となっている。 駅舎内には自動券売機は設置されていない。 当駅のホームへは駅舎を通らずともダイレクトに行くことができる。 ホームは2面3線となっており、久大本線が1番・2番のりば、日田彦山線が3番のりばから発着する。 跨線橋から見たホームの様子 右側2線が久大本線、一番左が日田彦山線の線路である。日田彦山線は長年の運休により、線路が錆びついてしまっていることが分かる。無論、日田彦山線のBRT化が決定しているため、この線路を列車が通ることは二度とない。 当駅の駅舎に隣接して「夜明の鐘」が設置されている。取材班は鐘を見ると鳴らしたくなるため、訪問記念に8〜9回程度鳴らしておいた。 取材時、ホームに隣接して植えられている桜の木が美しく咲いていた。 ————————————— 所在地:大分県日田市 乗入路線 ■ 久大本線 ■ 日田彦山線