奈良駅

大和路線・桜井線の駅、奈良の改札画像です。

大和路線駅名標。当駅は近鉄奈良駅と並ぶ奈良県の県庁所在地・奈良市の玄関口である。
大和路線駅名標。近年設置された駅名標は以前に設置された駅名標と比べると緑色の色合いが異なる。
桜井線(万葉まほろば線)駅名標。桜井線は当駅が起点である。路線記号導入に伴い赤色のラインカラーが制定された。愛称は「万葉集」と「まほろば」に由来し「万葉まほろば線」となったが、正式名称の桜井線の方が短く呼びやすいため浸透しているかは疑問である。
ラインカラー制定前の桜井線の駅名標はJR西日本標準スタイルの青い駅名標であった。
駅舎。2010年に全面高架化され、新しい高架駅舎が使用開始となった。
改札口。奈良県内のJR駅としては王寺駅に次ぐ第2位。奈良県においてはJRよりも近鉄の方が勢力が強く、当駅の利用者数も近鉄奈良駅の利用者と比べると半分強にとどまる。
ホームは3面5線となっている。
高架駅である現駅舎の横に、先代の駅舎が解体されずに保存されている。
先代の駅舎は2003年まで使用され、寺社風の外観は古都奈良の玄関口に相応しい名駅舎であった。現駅舎建設時に伴い使用終了後、現在の位置に曳家で移動された。現在、近代化産業遺産および土木遺産に指定されている。
旧駅舎は現在奈良市の観光案内所として使用されており、駅舎時代同様に奈良を訪れた人々を出迎えている。観光案内所内部にはスタバもある。

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所在地:奈良県奈良市
乗入路線
関西本線(大和路線)
片町線(学研都市線))
奈良線)
桜井線(万葉まほろば線)

畝傍駅

桜井線の駅、畝傍の改札画像です。

駅名標。「畝傍」と書いて「うねび」と読む難読駅名である。
駅舎。1940年の昭和天皇の橿原神宮行幸に際して建築された重厚な寺社風の木造駅舎となっている。
改札口。無人駅となっており、IC専用簡易改札機が設置されている。
駅舎内部。かつての有人窓口の前には券売機が設置されている。
駅舎内部は待合室になっている。
駅舎入口付近には昔の木製看板が残っている。
駅舎からホームへの階段は、重厚な寺社風駅舎にふさわしい趣のある階段である。
階段は2か所あり、どちらも大変趣がある。
ホーム屋根の造りからも歴史を感じさせるエモい雰囲気が漂う。
ホームは相対式2面2線。駅舎反対側には線路跡があり、かつては2面3線であったことが伺える。

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所在地:奈良県橿原市
乗入路線
桜井線(万葉まほろば線)


香久山駅

桜井線の駅、香久山の改札画像です。

駅名標。JR西の標準駅名標と比べると漢字の駅名表示の文字間隔が狭い印象を受ける。
駅舎。近年までは木造の趣ある駅舎が残っていたが、残念ながら解体されてしまい、現在はどこにでもありそうな簡易的な駅舎となっている。
旧駅舎は現駅舎から見て右側の、現在柵がなされているあたりに建てられていたようである。
当駅は無人駅となっており、IC専用簡易改札機と自動券売機が設置されている。
駅舎内部はかなり手狭な印象を受ける。
駅舎内にはベンチが置かれているが、座るスペースは3人分のみである。
駅舎からホームへの階段付近の様子。画像右側の柵付近に旧駅舎があったと思われる。
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。

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所在地:奈良県橿原市
乗入路線
桜井線(万葉まほろば線)

桜井駅

桜井線と近鉄大阪線の乗換駅、桜井の改札画像です。 

JR駅名標。桜井翔や桜井あゆとは関係はない。当駅は桜井線の主要駅であり、当駅始発・終着列車も多数存在する。
ラインカラー挿入前のJR駅名標
近鉄電車駅名標。当駅には特急を除く全ての列車が停車する。
駅番号導入前の近鉄駅名標
JR線駅舎。JR駅舎は橋上駅になっており、近鉄の駅は高架駅になっている。
JR改札口。近鉄王国・奈良県においては、JRより近鉄の方が利用者が多い駅がほとんどであるが、当駅においても、JR線の利用者数は近鉄電車の1/4程度にとどまる。
JR線ホームは2面3線となっており、行き違い可能となっている。当駅始発・終着列車は中線である2番乗り場から発着することが多い。
近鉄電車改札口。当駅において、近鉄の利用者数はJR線の約4倍であり、圧倒的に利用者が多いことがわかる。
近鉄電車ホームは相対式2面2線となっている。大阪線で大阪上本町から中川方面へ向かう場合、当駅付近までは奈良盆地を走るが、隣の大和朝倉駅付近からは三重県境へ向け山間部へ入っていく。

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所在地:奈良県桜井市
乗入路線
桜井線
近鉄大阪線

三輪駅

桜井線の駅、三輪の改札画像です。

駅名標。miwaとは関係がない。
当駅は国内最古の神社とされている大神(おおみわ)神社の最寄駅である。そのため、鳥居型の駅名標も設置されている。
また、屋根付きの駅名標も設置されている。
駅舎。大神神社の最寄駅に相応しい、瓦屋根が特徴の堂々とした木造駅舎となっている。
改札口。当駅は無人駅となっており、IC専用簡易改札機が設置されている。改札口にはかつて使用されていたと思われる改札ラッチ跡が残る。
自動券売機は2台設置されている。
駅舎内部は待合室となっている。
当駅は大神神社の最寄駅ということもあり、初詣シーズンや祭礼時に使用されると思われる臨時改札口がある。
ホームの奈良寄りにも臨時改札口があり、初詣シーズンなどの多客時に開設されるようである。通常は画像のように封鎖されており、使用できない。
ホームは相対式2面2線で行き違い可能となっている。
当駅の桜井方面ホームにはホーム屋根の壁と一体化した長いベンチが設置されている。
当駅は歴史ある駅舎を有することもあり、国鉄時代からのものと思われるもじ鉄案件が散見される。画像は改札口付近にある方面表示看板。
駅舎のホーム屋根下にはホーロー製と思われる安全第一看板がある。
桜井方面ホームの柵に設けられた「駅や線路を美しく」看板

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所在地:奈良県桜井市
乗入路線
桜井線