佐伯駅

日豊本線の駅、佐伯の改札画像です。

駅名標。当駅は日豊本線における主要駅かつ運行拠点駅の1つであり、当駅始発・終着となる列車が多い。特に、大分宮崎県境を通過する当駅ー延岡間の区間は特急列車を除くと普通列車が1日上下6本の運行にとどまる閑散区間である。
駅舎。鉄筋コンクリート造りの横に長い駅舎となっている。
当駅の1種駅名標は国鉄時代に設置されたと思われる黒地に白文字の行灯タイプの看板となっている。
改札口。有人駅であり、係員による集改札が行われる。SUGOCA等の交通系ICは使用できない。
当駅にはみどりの窓口および自動券売機が設置されている
駅舎内部の様子
駅舎内部には広々とした待合室が設けられている
当駅の改札外には国鉄時代に設置された駅長事務室の看板が残っていた。かつて当駅にはこれ以外にも国鉄看板が多数設置されていたが、近年一斉に撤去され、現在ではこの看板しか残っていないものと思われる。
ホームは2面3線となっており列車の行き違い・折り返しが可能である
駅構内は比較的広く側線が設けられている
駅構内には国木田独歩の「城山」の歌碑が設置されている

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所在地:大分県佐伯市
乗入路線
日豊本線

上岡駅

日豊本線の駅、上岡の改札画像です。

駅名標。駅付近にある「上岡十三重塔」のイラストが入っている。
支柱の形が異なるタイプの駅名標も設置されている。
駅舎ホーム側には国鉄時代より残ると思われる木製・手書きの駅名標が残っていた。
駅舎。開業当時から使用されていると思われる木造駅舎が残っていた。
当駅の1種駅名標は手書きと思われる。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつて使用されていたと思われる改札ラッチの跡が残る。
駅舎内に自動券売機等の設置はなく、船の模型とゴミ箱が置かれている。
駅舎内部は待合室となっている。
当駅に停車する列車の本数は1日上下合わせて6本と極端に少ない。このうち3本は重岡駅始発・終着であり、県境を越えて延岡駅を発着する列車は僅か1日3本にとどまる。当駅を6:23(取材当時)に発車する延岡行きは当駅から延岡へ向かう始発列車であり最終列車でもある。
ホーム側から見た駅舎の様子
駅舎のホーム側には手書き看板が残っていた。記載内容から、かつて気象板を表示する用途で使用されていたものと推測される。
駅舎とホームは跨線橋で結ばれる。
駅舎とホームは跨線橋で結ばれる。
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能である。当駅に停車する列車は極端に少ないが、当駅を含む佐伯ー延岡間には普通列車のほか特急列車が1日9往復運行されている。無論、特急列車は当駅を含む佐伯ー延岡間の途中駅には停車しない。
跨線橋から見たホームの様子
ホーム上にも待合室が設けられている。
当駅に進入する佐伯行き普通列車。1日3本の普通列車のためだけに普通列車用車両を準備するのも非効率であるという理由から、延岡ー佐伯間を運行する普通列車は特急型車両が使用される。なお重岡駅発着の普通列車は普通列車用車両が使用されるようである。
佐伯ー延岡間の普通列車で使用される特急型車両は4両繋いでいるが、乗車可能なのは最も佐伯寄りの4号車のみであり、実質1両編成での運行に等しい。他の3両はドアが開かず車内への立ち入りもできないため注意したい。

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所在地:大分県佐伯市
乗入路線
日豊本線

夜明駅

久大本線と日田彦山線の分岐駅、夜明の改札画像です。

久大本線駅名標。当駅は久大本線と日田彦山線の分岐駅である。山をバックに走行するゆふいんの森号のイラストが入っている。当駅は大分県最西端の駅であり、隣の筑後大石駅は福岡県となる。
イラストのないタイプの駅名標も設置されている。
日田彦山線駅名標。日田彦山線は当駅が終点であるが、全列車が当駅から久大本線に乗り入れ日田駅まで運行される。2017年夏の九州北部豪雨により日田彦山線の副田ー当駅間が被災し、長らく運転休止であったが、BRTへの転換が決定した。これにより、日田彦山線は日田にも彦山にも行かない路線になってしまった。
久大本線ホーム設置の乗り換え案内看板。日田彦山線添田ー当駅間のBRT転換により、田川後藤寺・小倉へは列車で行けなくなった。
日田彦山線ホームに設置の乗り換え案内看板。日田彦山線のBRT転換により、今後当駅から日田彦山線の列車が発着することは二度とないため、この看板はもはや設置されている意味を失ってしまっている。
駅舎。2010年に改築した、比較的新しい木造駅舎である。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部は待合室となっている。

駅舎内には自動券売機は設置されていない。
当駅のホームへは駅舎を通らずともダイレクトに行くことができる。
ホームは2面3線となっており、久大本線が1番・2番のりば、日田彦山線が3番のりばから発着する。

跨線橋から見たホームの様子
右側2線が久大本線、一番左が日田彦山線の線路である。日田彦山線は長年の運休により、線路が錆びついてしまっていることが分かる。無論、日田彦山線のBRT化が決定しているため、この線路を列車が通ることは二度とない。

当駅の駅舎に隣接して「夜明の鐘」が設置されている。取材班は鐘を見ると鳴らしたくなるため、訪問記念に8〜9回程度鳴らしておいた。 
取材時、ホームに隣接して植えられている桜の木が美しく咲いていた。
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所在地:大分県日田市
乗入路線
久大本線

日田彦山線

光岡駅

久大本線の駅、光岡の改札画像です。

駅名標。当駅は久大本線の駅であるが、隣の夜明駅から分岐する日田彦山線の列車も乗り入れる。なお、日田彦山線は2018年夏の九州北部豪雨の影響で添田ー夜明駅間が不通となっている。日田彦山線は廃線の上BRTへ転換する方針が決定したことから、今後当駅に日田彦山線の列車が停車することは二度とない。
ホーム上には手書きと思われる名所案内看板が設置されている。
駅舎。2007年に改築されたもので、「すこやか光岡」と名付けられた待合室と便所が一体となった建物である。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部の様子
ホーム側から見た駅舎の様子
ホームへは構内踏切を渡って移動する
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能である。

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所在地:大分県日田市
乗入路線
久大本線
日田彦山線)

日田駅

久大本線の駅、日田の改札画像です。

駅名標。当駅は久大本線の主要駅であり、全ての特急列車が停車する。かつては2駅隣の夜明駅から分岐する日田彦山線の列車も乗り入れていたが、2017年夏の九州北部豪雨の影響で不通となっている。日田彦山線はBRTに転換され廃止となる方針のため、今後当駅に日田彦山線の列車が乗り入れることは二度とない。
取材時、当駅には国鉄標準タイプの電照式駅名標、下部がグレー色となったタイプ2種類の国鉄駅名標が設置されていた。どちらも国内での残存例が大変少ない貴重なものであったが、残念ながら両方とも2021年末頃に撤去されてしまった。
ホーム上には国鉄時代から残ると思われる手書きの名所案内も残っていた。
JR化後に設置されたものと思われる新しい名所案内看板。書かれている内容は国鉄時代のものと全く同じである。
駅舎。国鉄時代より使用されている鉄筋コンクリート製の駅舎は2015年に水戸岡デザインにリニューアルされた。駅舎の外装を黒色に塗装するデザインは豊後森駅、阿蘇駅等、同氏がリニューアルを手がけた他駅でも見られる量産型のものである。
駅前には”HITA”の字のモニュメントが建てられており、HとTの間に人が立つことで”HITA”が完成するものとなっている。当駅を訪れた際の記念撮影にいかがだろうか。
改札口。当駅は有人駅となっており、係員による集改札が行われる。
きっぷうりばの様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が1台設置されている。
当駅の運賃表。取材時、日田彦山線は運賃表に書かれていたが、今後添田以南の区間は廃止され、BRTに転換されるため運賃表から消えるものと思われる。
駅舎内部には広々とした待合室が設けられている。水戸岡氏のデザインに特徴的な、木材を多用した内装となっている。
逆サイドから見た待合室内部の様子
待合室の奥側にはソファや本棚が設けられたスペースがある。居心地が良さそうで何時間でも汽車を待てそうである。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能となっている。
ホームには国鉄時代より残ると思われる電照式の番線標が設置されていたが、2021年末に撤去された。
2番・3番のりばの番線標。1番のりば同様に2021年末に撤去された。
ホーム上の柱には安全第一の看板が取り付けられている。
ホーム上には特急ゆふ号の足元乗車位置表示がある。
ホーム上には下駄のモニュメントが置かれている。大分県日田市は下駄の産地として知られている。
当駅が立地する大分県日田市は、人気マンガ「進撃の巨人」の作者である諌山創先生の出身地である。日田市内各地には「進撃の巨人」キャラクターのパネルが多数設置されており、当駅の待合室内にも設置されている。
取材時、当駅駅前では「進撃の巨人」のグッズ販売が行われていた。

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所在地:大分県日田市
乗入路線
久大本線
日田彦山線)