真布駅

留萌本線の駅、真布の改札画像です。

駅名標。地図とは関係がない。
駅全景。板張りホームと木造の待合室があるのみの無人駅である。駅周辺に人家はまばら。
待合室外観。板張りの外観が特徴的な木造の待合室は、仮乗降場として開業した当時からのものと思われる。積雪の多い気候を考慮してか、屋根は急勾配で、ホームと反対側に雪が落ちるような構造となっている。
待合室内部。壁や床、ベンチなど全てが木造であることが見て取れる。
待合室内部。趣が感じられる雰囲気が漂う。

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所在地:北海道雨竜郡沼田町
乗入路線
留萌本線

神居古潭駅

旧函館本線の駅、神居古潭の廃駅画像です。

駅名標。当駅は函館本線の納内ー伊納間にあった駅であるが、函館本線の電化・複線化に伴う線路付け替えに伴い、1969年に廃止された。納内ー伊納間の旧線は、石狩川に沿うように走っていたが、現在はトンネルで直線的に山を貫いている。
駅舎。この駅舎は営業当時から残るものではなく、1989年に復元されたものである。
当駅の駅舎は旭川市の指定文化財となっている。
ホーム付近の様子。ホーム跡が現在も残っていることがわかる。また、ホームが千鳥式に配置されており、かつては相対式ホームで交換可能であったことが伺える。かつての線路跡はサイクリングロードへと転用されている。
ホーム上には駅名標のほか、名所案内も残る。
当駅付近から深川方面を望む。
当駅構内には3両の蒸気機関車が保存されている。
蒸気機関車の手前には小川が流れているが、この小川付近にはレンガ造りの橋脚の遺構が確認できる。
当駅の駅名となった神居古潭は景勝地として知られ、現在も函館本線を走る特急カムイの名前の由来でもある。神居古潭の駐車場付近には碑が建てられており、ここから駅へアプローチすることができる。
駅へは駐車場から伸びる神居大橋を渡ってアクセスすることができる。

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所在地:北海道旭川市
乗入路線
函館本線

愛国駅

国鉄広尾線の駅、愛国の廃駅画像です。

駅名標。当駅は国鉄広尾線の廃線に伴い、1987年に廃止された。駅名標は、「国鉄広尾線 愛国駅」と書かれたものと、国鉄時代の駅名標デザインを模した駅名標の2種類が設置されている。
駅舎。当駅の駅舎は国鉄広尾線の営業当時から使用されているものである。駅舎は交通記念館として整備されており、鉄道用品の展示等がなされているが、取材時は営業時間外であった。
駅舎横には、当駅および国鉄広尾線のあゆみについて解説する看板が設置されている。
廃止から30年以上経った現在でも、ホームと線路は残されており、線路上にはSLが保存されている。なお、営業当時の線路は単式1面1線の棒線駅であったが、かつては相対式2面2線のホームを有していたようである。
ホーム上には保存されている9600型蒸気機関車の解説看板が設置されている。
当駅駅舎横に設置された「愛国から幸福ゆき」の乗車券をモチーフとした看板。営業当時、同じ広尾線にある幸福駅と並び、「愛の国から幸福へ」とのキャッチフレーズで、演技のいい駅名として人気を博したという。
看板のみならず、切符をモチーフとした碑も設置されている。愛国から幸福ゆきの切符は、現在でもレプリカを駅前の商店で販売しているほか、十勝バスでもバス乗車券を販売しているようである。
当駅前には錆び付いた廃車両が無残な状態で置かれている。なお、当駅と幸福駅はどちらも観光地化しているが、幸福駅の方がかなり観光地じみた雰囲気が漂うのに対し、当駅の観光地感はかなり薄い。

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所在地:北海道帯広市
乗入路線
 広尾線

漆山駅

神岡鉄道の駅、漆山の廃駅画像です。

駅跡地付近。当駅は2006年に神岡鉄道の廃線に伴い廃止となった。現在はレールマウンテンバイクの発着基地となっており、営業当時の面影はない。
駅跡地付近から猪谷方向を望む。廃線から15年近くが経過するが線路は比較的状態よく残されている。
さらに猪谷方面に進むとトンネルがあるようだが、入口は当然封鎖されており、中に入ることはできない。(駅跡地付近から望遠で撮影)

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所在地:岐阜県飛騨市
乗入路線
 神岡鉄道神岡線

忠類駅

国鉄広尾線の駅、忠類の廃駅画像です。
 
駅名標。当駅は国鉄広尾線の廃線に伴い、1987年に廃止となった。ホーム跡には営業当時から残ると思われる駅名標が残っている。広尾線には廃止後に保存されている駅が複数あるが、営業当時の駅名標がそのまま残るのは当駅のみと思われ、非常に貴重なものである。
駅舎。営業当時に使用されていたと思われる木造駅舎がそのまま残っている。駅舎横の大木と合わさって、趣ある雰囲気を感じさせる。
駅舎。営業当時に使用されていたと思われる木造駅舎がそのまま残っている。駅舎横の大木と合わさって、趣ある雰囲気を感じさせる。
駅舎には、ホーロー駅名標が廃止から30年以上経った現在でも残っている。
駅舎内部の駅舎からホームに出る扉付近の様子。木製の古い窓や扉がそのまま残されている。
かつての窓口・駅員詰所跡の様子。ベンチが2台置かれているほか、国鉄時代のポスターや看板がそのまま残されており、タイムスリップしたような感覚に陥るエモい空間が広がる。
看板類の様子。国鉄時代の運賃表、お知らせ看板等、古い看板が大量に残されており、看板マニアにはたまらない空間となっている。
駅員詰所内には、ホーロー看板2枚と、古い構内図があり、非常に貴重な看板を見ることができる。(ガラス窓越しに撮影)
駅舎内部の様子。カーキャッチャーや標識等が置かれている。また、営業当時に使用されていたと思われるストーブ等もあり、趣が感じられる。
駅舎のホーム側には木製の看板が設置されている。
同様に、ホーム側には忠類駅と書かれた手書きっぽい看板が残されている。
駅舎のホーム側には、営業当時に使用されている古い看板が、見せつけるかのように何枚も置かれている。
荷物扱いの看板、安全第一の看板。このように、当駅には趣ある木造駅舎や古い貴重な看板が残っている。愛国駅や幸福駅も遺構が残されているが、それらと比べて当駅は観光地化されていないばかりか、貴重なものがたくさん残されておりマニア的には見所に溢れている。
ホーム・線路は現在も残されており、貨物用車両が保存されている。当駅は帯広から50km、帯広空港からも25kmほど離れており、お世辞にもアクセスがいいとは言えない。しかし、看板マニア必見の代物が多数あるため、十勝地区に来たならばぜひ訪れたいスポットである。
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所在地:北海道中川郡幕別町
乗入路線
 広尾線