和田山駅

山陰本線と播但線の駅、和田山の改札画像です。

駅名標。当駅は朝来市の中心駅であり、特急こうのとり号、きのさき号を含む全列車が停車する。
自立式駅名標。ラインカラーに対応している。

駅舎。橋上駅舎となっているが自由通路は設けられておらず、出入口は南口側のみに存在する。
駅舎の第一種駅名標、国鉄時代からのものと思われる。
改札口。有人駅となっており駅員による集改札が行われる。改札ラッチには播但線の観光列車「うみやまむすび」のイラストが入る。

かつての窓口跡にはみどりの券売機が設置されている。
駅舎内部には待合室が設けられている。
山陰本線・播但線の交わる主要駅のため、待合室内部は比較的広々としている。
ホームは2面4線となっており、1・2番のりばと4・5番乗り場でホームが分かれている。空白の3番のりばはホーム間の中線に番号が振られている。
当駅のホーム上屋は木造の趣ある雰囲気が感じられる。
ホーム上には昔懐かしの水飲み場が設けられている。
当駅構内は広々としており、給水塔とレンガ車庫の跡が残っている。これは、かつて存在した旧豊岡機関区和田山支所の名残りである。支所は1991年に廃止され、現在は線路は剥がされ敷地には柵がなされている。
給水塔跡。コンクリート製と思われ、JRのロゴが入っている。
レンガ車庫跡。明治45年築のレンガ機関庫が現在も残っている。残念ながら屋根はなくなり骨組みのみとなっているが、機関区があり鉄道の要衝として発展した当駅の歴史を物語る貴重な鉄道遺産である。
駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。
駅舎と跨線橋を結ぶ階段付近には「ここでは左側通行」の手書き看板が設置されている。
また、駅舎内の別の箇所には担架の場所を示す手書き看板も存在する。

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所在地:兵庫県朝来市
乗入路線
 山陰本線
■ 播但線

楡原駅

高山本線の駅、楡原の改札画像です。

駅名標、「楡」の字が入る駅は当駅と東武日光線の楡木駅のみである。
駅舎、ホームより低いところに駅舎がある。
駅舎内部は待合スペースになっている。
駅舎内部の待合スペースには駅ノートが置かれている。
駅舎通路部分、無人駅で券売機の設置はない。
駅舎裏側から撮影、集札箱が置かれている。
ホームは駅舎より高い場所にある為、駅舎からホームへは長い階段を上る必要がある。
ホームへと続く階段内部
かつては反対側ホームへ行くトンネルの通路があったが、ホームが棒線化したため廃止されている。
かつての通路は完全に封鎖されている。
なお階段を通らずに駅舎横からホームに上がれる道も存在する。
上から見た通路の様子、駅のホームから駅舎隣にダイレクトに下りることが出来る。
ホームは1面1線の棒線ホームで行き違いは不可。
対面にはホーム跡が残り、かつては相対式ホームだったことがわかる。
富山方面の線路は対面ホームへの分岐部分があったせいかゆるくカーブしている。
ホーム上にも趣のある木製の待合室が残る。
ホーム上の待合室内部、ベンチ以外特に設備はない。
ホームの待合室は昭和5年築で、現在のホームはかつては「上り」ホームであったことが表記からわかる。
年撤去が進み、手抜きステッカー仕様で代替されつつあるJR西の縦型駅名標であるが、当駅では看板仕様のものが残存している。
階段の上がった部分には木製の上屋があり、こちらも趣がある。
上屋下の階段口にはのりば案内がある。「笹津・富山方面」と「猪谷・岐阜方面」 と書かれていたものと思われ、国鉄時代から残るものと推測される。
ホームからは駅舎や駅前の国道41号線を眺めることが出来る。

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所在地:富山県富山市
所属路線
高山本線