止別駅

釧網本線の駅、止別の改札画像です。

駅名標。隣駅表示「しれとこしゃり」がステッカー貼りとなっているが、知床斜里駅は1998年に改称されるまでは斜里駅であったため、ステッカーを剥がすと「しゃり」と書かれているものと推測される。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅舎。国鉄時代から使用されている木造駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅事務室跡には「ラーメン喫茶・えきばしゃ」がテナントとして入居している。釧網本線の駅では無人駅の駅舎内に飲食店が入居する例が散見され、当駅のほか藻琴・北浜・川湯温泉駅が挙げられる。
駅舎内部は待合室となっており、便所も設けられている。
ホーム側から見た駅舎の様子。便所部分は増築されていることが伺える。
駅舎ホーム側にはホーローと並んで木製縦型の手書き看板が設置されていることがわかる。しかし、文字は薄くなりかなり読み難くなっている。
妻面から見た駅舎の様子
駅舎妻面にも駅名看板が設置されており、手書きであることがわかる。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である。
駅舎横には駅舎を通らずにホームへダイレクトに行くことのできる勝手口が設けられている。
勝手口の横には手書きと思われる看板が設置されているが、いつから建てられているものかは不明である。
また、勝手口の横には駐輪場と思われる木造の建築物がある。取材時、自転車は1台も駐輪されていなかった。
駐輪場にも手書きと思われる縦型の駅名看板が設置されていた。

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所在地:北海道斜里郡小清水町
乗入路線
釧網本線

御影駅

根室本線の駅、御影の改札画像です。

駅名標。隣駅名「とかちしみず」がステッカーで上貼りされているが、これは十勝清水ー当駅間にあった羽帯駅が利用者僅少により2018年春に廃止となったためである。
当駅にもホーロー縦型駅名標が残っていた。
駅舎。鉄筋コンクリート造りの地平駅舎である。
当駅は無人駅であり、改札口は存在しない。
駅舎ホーム側には有人駅時代に使用されていたと思われる改札ラッチ跡が残る。改札ラッチは石造りと思われるが、駅名「御影」にちなみ御影石を使用したものかどうかは定かではない。
かつての窓口跡は封鎖されている。
窓口跡には「1」「2」と数字が記載されていた。かつては複数窓口が存在するほど繁栄していた時代があったのかもしれない。
広々とした駅舎内には、壁に沿うようにベンチが設けられているのみであり、ほとんどの空間を持て余すばかりであった。
ホームは相対式2面2線であり、列車の行き違いが可能である。
駅舎反対側にもホームへ出入可能な勝手口が設けられていた。
当駅を通過する札幌行き特別急行「とかち」2号。札幌と帯広・釧路を結ぶ大動脈である根室本線であるが、当駅を含む新得ー帯広間は帯広近郊輸送として特急列車と同程度の本数の普通列車が運行されている。

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所在地:北海道上川郡清水町
乗入路線
根室本線

然別駅

函館本線の駅、然別の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されていた。
駅舎。小ぢんまりとした簡易的な駅舎となっている。
当駅は無人駅であり改札口は存在しない。駅舎内部は待合室となっている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能となっている。ホームは千鳥配置となっている。当駅で小樽方面へ折り返す列車が複数本存在する。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。
取材した6月上旬はホーム上にルピナスの花が咲いていた。

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所在地:北海道余市郡仁木町
乗入路線
函館本線

豊浦駅

室蘭本線の駅、豊浦の改札画像です。

駅名標
支柱の形が異なる駅名標も設置されている。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されていた。
駅舎。地域の集会所および喫茶店が併設された、近代的な外観の駅舎である。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部は待合室となっている。
駅舎内には喫茶店が入居しているが、取材時は営業時間外であった。喫茶店の営業中は喫茶店にてきっぷの購入が可能なようである。
駅舎からホームへは跨線橋を渡り移動する。
駐輪場横には駅舎を通らずともダイレクトに跨線橋へアプローチできる勝手口が設けられている。
跨線橋は自由通路も兼ねており、駅舎のない北口側からもホームへダイレクトに行くことができる。
跨線橋内部の様子
跨線橋内部にはスプレーで手書きされたと思われる番線標があった。
2番線の番線標
3番線の番線標
ホームは2面3線となっており、列車の折り返しが可能である。室蘭本線では東室蘭ー当駅間の区間列車が運行されており、半数程度の列車が当駅で東室蘭方面へ折り返す。長万部行き列車の一部に、当駅で後ろの車両を切り離し、折り返し東室蘭行き列車となる運用も存在する。
取材時、1番のりばにはホーローと思われる番線標がしれっと残っていた。
逆サイドから見たホーロー番線標
ホーロー番線標とホーロー駅名標の夢のコラボレーション。永遠に残ってほしい鉄道風景の1つであろう。

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所在地:北海道虻田郡豊浦町
乗入路線
室蘭本線

浜小清水駅

釧網本線の駅、浜小清水の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
小清水原生花園のイラスト入り名所案内看板が設置されている。
駅舎。道の駅はなやか小清水との合築となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。ホームと道の駅との間にある風除室にベンチが置かれており、待合室として利用できる。
ホーム側から見た駅舎出入口の様子
駅舎の大部分は道の駅としてのスペースが占めている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
上下線ホームは構内踏切を渡って移動する。
駅舎とは反対側の浜小清水海岸側に出る勝手口も設けられている。

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所在地:北海道斜里郡小清水町
乗入路線
釧網本線