田井ノ瀬駅

和歌山線の駅、田井ノ瀬の改札画像です。

駅名標。ラインカラー対応となっている。
駅舎。小ぢんまりとした鉄筋コンクリート製の簡易駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。和歌山線ではICOCA等の交通系ICが利用可能であるが、列車内に設置された車載機での対応であるため、当駅には簡易改札機は設置されていない。
駅舎内部。自動券売機およびベンチが3席のみ設置されている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
2番のりばの和歌山方面ホーム上にも待合スペースが設けられている。
待合室内には地元学生により絵が描かれている。絵の中に描かれた和歌山線車両は旧型のものであり、車載機IC対応の新型車両導入に伴い引退した。
当駅の便所は歴史を感じさせる雰囲気が漂い、外観は趣深いが、便所の使用には少し勇気が要りそうだ。

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所在地:和歌山県和歌山市
乗入路線
和歌山線

居組駅

山陰本線の駅、居組の改札画像です。

駅名標。ラインカラーに対応しており、山陰本線(城崎温泉〜米子)は「鳥取二十世紀梨の色」となっている。
駅舎、近年改築されコンクリート製の駅舎に生まれ変わった。
当駅には旧駅舎時代から存在する庭があるが、コンクリート製の駅舎とは残念ながらあまりマッチしていない。
駅舎内部、当駅には正式な駐輪スペースがないため、取材時は駅舎内部や駅構内に自転車が置かれていた。
駅舎内部は待合室になっており、待合用のベンチが設置されている。券売機等の設備はない。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり行き違い不可。
対面にはかつてのホーム跡が残る。

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所在地:兵庫県美方郡新温泉町
乗入路線
■ 山陰本線

長門湯本駅

美祢線の駅、長門湯本の改札画像です。

駅名標。当駅は駅名の通り長門湯本温泉の最寄駅である。
駅舎。歴史を感じさせる木造駅舎が残っている。
駅舎の正面には木が植えられているため、駅舎を正面から撮影することは困難である。
駅舎には美祢線沿線でよく見かける緑地の駅名標が取り付けられている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつての窓口跡は封鎖されており、掲示板となっている。自動券売機の設置はみられない。
駅舎内は待合室となっている
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。かつては相対式2面2線で交換可能であったようで、ホームの跡が残っている。
長門湯本の温泉街は当駅を出て左側に進み徒歩10分程度でたどり着く。
当駅ホーム厚狭方から望む長門湯本の温泉街
当駅には鉄筋コンクリート造りと思われる便所が設置されている。
便所入口には「洗面所」と書かれた看板がある。
便所にはホーム側からも入ることができる。
ホーム側には「手洗所」と書かれた看板があり、改札外のものと表記が異なる。
駅前にある「ふじた商店」では乗車券販売の委託を行なっていたようであり、そのことを示す看板が残されている。現在も営業しているかどうかは不明である。

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所在地:山口県長門市
乗入路線
美祢線

浅利駅

山陰本線の駅、浅利の改札画像です。

駅名標
駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎が残る。かつての駅事務室のスペースに山陰合同銀行の支店が入居しているため、当駅前には銀行を利用する利用者の車が駐車する光景がしばしば見られる。
駅舎に掲げられた1種駅名標は国鉄時代からのものと思われる。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
改札口跡には集札箱があるほか、改札ラッチの名残と思われる金属製の棒が残っている。
かつて窓口や駅事務室があったと思われる箇所には、前述の通り銀行が入居しているため、現在は当時どのような構造であったか伺い知ることは難しい。
駅舎内部は待合室となっている
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。
かつては島式1面2線構造を有していたと思われ、ホームの駅舎側には線路を撤去した名残と思われるスペースがみられる。
ホームと駅舎を結ぶ通路はかつて構内踏切であったものと思われる。
また、ホーム出入口付近にはかつて見張台か何かが建っていたと思われる土台のみが現在も残っている。
ホーム上の待合室は木造の趣あるものとなっている。屋根瓦は白い独特なものである。
木造待合室の屋根の鬼瓦にはJRロゴが入っている。このタイプの鬼瓦は、主に山陰地区の木造駅舎や木造待合室の屋根瓦でしばしば見かける特徴的なものである。
当駅の便所も、駅舎・ホーム待合室同様に木造の趣ある造りとなっている。しかし使用には勇気が要りそうだ。
駅舎側面には「駐車禁止」と書かれた木製手書き看板がある。
ホーム上には、○の中に□が書かれた謎の手書き記号が書かれている。
反対側には、○の中に△が書かれた記号が同様に手書きで書かれている。おそらく、タブレット閉塞時代の通票記号の名残と思われるが、真実は定かではない。

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所在地:島根県江津市
乗入路線
山陰本線

地福駅

山口線の駅、地福の改札画像です。

駅名標
SLやまぐち号停車駅に設置されているレトロデザイン駅名標
駅舎。赤い瓦屋根が特徴的な木造駅舎となっている。
当駅の1種駅名標は山口線でよく見られる青地に白字のものとなっている。
当駅は無人駅となっており改札口は存在しない。
駅舎内部は待合スペースとなっている。
駅舎内部の様子
当駅ではかつての駅事務室内も改装され、待合室として利用できるようになっている。
入口側から見た駅事務室跡地転用待合室内部の様子。真ん中にストーブが置かれていることが特徴である。
ホーム側から見た駅舎の様子
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
駅舎とホームは構内踏切で結ばれる
構内踏切付近には安全第一を啓発する緑十字の石碑がある。
このほか、駅舎から少し離れた箇所には便所と駐輪場がある。
駐輪場には自転車の施錠を啓発する手書き看板がある。
また、阿東町が設置した手書き看板も残っている。阿東町は2010年に山口市に編入合併され消滅している。

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所在地:山口県山口市
乗入路線
山口線