阿漕駅

紀勢本線の駅、阿漕の改札画像です。

自立式駅名標。悪どいことや図々しいことを「阿漕な商売」「阿漕なまね」などと言うことがある。これは、当駅付近にある阿漕ヶ浦はかつて伊勢神宮に供える魚をとる漁場であったため禁漁であったが、ある漁師がたびたび密漁をして捕らえられたという伝説に由来するようである。
吊下式駅名標。経年劣化のためか英語表記が剥がれてしまっている。
待合室の様子。かつては趣ある雰囲気の木造駅舎が残っていたが、老朽化に伴い2014年に解体され、現在は簡易的な待合室となってしまった。JR東海も阿漕なまねをするものである。
当駅は無人駅となっており改札口は存在しない。ホームにはダイレクトに行くことができる。
待合室内部の様子。ガラス張りのため夜には外から丸見えとなる。また、夏季は相当暑くなることが想定される。
待合室内部の様子
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能である。
ホーム間の行き来は跨線橋を渡る必要がある。

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所在地:三重県津市
乗入路線
紀勢本線

一身田駅

紀勢本線の駅、一身田の改札画像です。

自立式駅名標。「一身田」と書いて「いしんでん」と読む難読駅名とされている。
吊下式駅名標。当駅の近隣には伊勢鉄道東一身田駅、近鉄名古屋線高田本山駅がある。東一身田駅へは徒歩20分程度、高田本山駅へは徒歩30分程度で連絡できる。
駅舎。築100年程度の趣ある風情の木造駅舎となっている。
駅舎に掲げられた1種駅名標は木製・手書きのものとなっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部。かつての窓口跡は封鎖されている。また、自動券売機等は設置されていない。
駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。
駅舎のホーム側には歴史を感じさせる造りのベンチが設置されている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
上下線ホームの行き来は地下通路にて行う。
当駅のホーム上屋は木造の趣ある造りとなっている。
2番線のホーム上屋。1番線同様に木造のレトロ感ある造りである。

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所在地:三重県津市
乗入路線
紀勢本線

下庄駅

紀勢本線の駅、下庄の改札画像です。

自立式駅名標
壁掛け式駅名標。経年劣化により英語表記が剥がれてしまっている。
駅舎。鉄筋コンクリート造りの簡易駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内には集札箱が置かれており、自動券売機は設置されていない。
駅舎内部の待合スペース
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
ホーム同士の行き来は跨線橋にて行う。
駅前には駐車禁止の手書き看板が設置されている
放置自転車禁止の手書き看板も設置されているが、放置厳禁の文字が経年劣化により日焼けし色あせてしまっている。

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所在地:三重県亀山市
乗入路線
紀勢本線

海南駅

紀勢本線の駅、海南の改札画像です。

自立式駅名標、ラインカラーに対応している。
電照式駅名標、ラインカラーには対応しておらず従来のJR西日本標準の青色になっている。
駅舎、高架駅となっている。
海南
駅入口部分には虹の模様がある。
改札口、自動改札機が3通路設置されている。なお当駅は紀勢本線のICOCAエリアでは最南端の自動改札設置駅となっている。
海南
かつては改札隣には売店やみどりの窓口設置駅であったが現在は廃止されている。
改札口周辺、かつての窓口跡が残る。その横にはみどりの券売機プラスを含む自動券売機が設置されている。
駅舎内部、改札前は自由通路になっている。またかつて改札横にあった売店は通路内にある。
ホームは島式ホーム2面4線で折り返しや通過待ちが可能な構造になっている。
ホーム貼られた特急「くろしお」の自由席乗車位置案内。特急「くろしお」は速達型を含め当駅には全列車が停車する。
駅コンコースには「海南」と書かれたイラストが展示されている。
同タイプのイラストは小さなものを含め3枚掲出されている。
海南
当駅はかつてICOCAエリアがの最南端駅であった。これは2015年にあったわかやま国体にあわせて宮前~海南間でICOCAエリアが拡大されたからである。写真はエリア拡大直後にコンコースの看板を撮影したもの。

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所在地:和歌山県海南市
乗入路線
紀勢本線(きのくに線)

黒江駅

紀勢本線の駅、黒江の改札画像です。

自立式駅名標。ラインカラー対応となっている。
吊り下げ式駅名標。自立式とは異なり、ラインカラーには非対応となっている。
駅舎。国鉄時代に建てられた橋上駅舎となっている。画像は東口側から撮影した様子。
当駅の1種駅名標からは国鉄っぽい雰囲気が感じられる。
西口側から見た駅舎の様子。東口・西口ともに駅前には駅前広場等は設けられておらず、手狭となっている。
西口側には歩道橋が設けられている。
西口側の1種駅名標は国鉄っぽい立体文字となっている。
改札口。有人駅であり、ICOCA対応の簡易改札機が2台設置されている。
取材時は窓口が営業していたが、窓口営業は2021年3月を持って終了した。自動券売機が設置されている。
当駅の2番のりば(御坊・田辺方面ホーム)の和歌山寄りには、智辯学園の生徒のみが利用できる専用口が設けられている。
専用口の扉には手書き看板が設置されている。
ホーム側から見た智辯学園専用通路の様子。智辯学園和歌山小学校・中学校・高等学校は小中高の一貫校であり、特に高等学校は高校野球の強豪校として全国的に知られる。また、東大・京大等の難関大学に多数の合格者を輩出する和歌山県下有数の進学校でもある。
智辯学園専用出入口付近には簡易型自動改札機が1台設置されている。無人改札のため、インターホンが設けられている。
ホーム側から見た智辯学園専用改札口の様子。出場側には通常集札箱が設置されることが多いが、学校専用口であるという特性上、定期利用者がほとんどであるためか、集札箱は設置されていない。
ホーム端から専用口方向を望む。専用口までは結構な距離があることがわかる。登校日の朝ラッシュ時は小中高の学生が一挙にこの改札を目指すため、ホームは智辯学園の通学生で埋め尽くされる。
ホームは相対式2面2線となっている。

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所在地:和歌山県海南市
乗入路線
紀勢本線(きのくに線)