幌糠駅

留萌本線の駅、幌糠の改札画像です。

駅名標。駅名標の隣駅表示「とうげした」がステッカー対応となっているが、これは、2006年まで当駅の隣に東幌糠駅があったためである。現在は利用者減少により廃止となっている。
駅舎。廃車体を転用したタイプの駅舎となっている。
駅舎内部は待合室となっている。無人駅のため改札口は存在せず、ホームへはダイレクトに行くことができる。
駅舎内部の様子
駅舎にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可

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所在地:北海道留萌市
乗入路線
留萌本線

上志文駅

国鉄万字線の駅、上志文の廃駅画像です。

当駅は国鉄万字線の廃線に伴い1985年4月に廃止された。廃止から35年が経過しているが、赤いトタン屋根と煙突が特徴的な駅舎は現在も残っている。
駅舎には木製と思われる1種駅名標が現在も残っている。
現在、当駅跡地はスキー場の私有地となっており、一見するとここが駅跡であったとは思えない雰囲気となっている。現役時代には、隣接するスキー場へのスキー客を輸送する臨時列車も運行されていたようである。
裏側から見た駅舎の様子。古レールを利用したと思われる柱などが確認できる。
かつて線路やホームがあったと思われる部分は現在スキー場の敷地として整地されたため、線路やホームは全て撤去されている。廃止から35年が経過し、現役当時から残る駅施設は駅舎のみとなっている。

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所在地:北海道岩見沢市
乗入路線
 万字線

砂川駅

函館本線の駅、砂川の改札画像です。

駅名標。吊り下げ式はLED式の最新タイプとなっている。当駅は特急カムイ・ライラックの全列車と、一部のオホーツク号が停車する、函館本線札幌ー旭川間の主要駅の1つである。
自立式駅名標
駅舎。洋館風デザインの、可愛らしい印象の駅舎となっている。
駅舎の横にはガラス張りの建物が建っているが…
これは、砂川市が設置した、当駅の東西自由通路である。
改札口。みどりの窓口設置の有人駅で、集改札業務を行う。当駅は、函館本線札幌ー旭川間の特急停車駅では、唯一の自動改札機非設置駅である。
きっぷうりば。みどりの窓口のほか、自動券売機が1台設置されている。
改札口付近の様子
駅舎内部。広々としており、待合スペースとなっている。
ホームは2面3線となっている。ホームの配置は、上下線が千鳥配置となった、道内でしばしば見られるスタイルとなっている。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されており…
ホーム屋根の柱に、ホーロー駅名標が大量に設置されている。

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所在地:北海道砂川市
乗入路線
函館本線

追分駅

室蘭本線と石勝線の駅、追分の改札画像です。

駅名標。当駅は石勝線と室蘭本線の接続駅であり、4方向に線路が伸びる。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。国鉄時代からの交通の要衝としての風格が感じられる駅舎となっている。
改札口。有人駅となっており、集改札も行われるが、駅員は平日の日中のみの配置となっている。営業時間外は無人駅となる。
駅舎内部は待合室となっている。また、簡易型の自動券売機も設置されている。
駅舎内部。追分駅の古い写真が展示してあるスペースもある。
ホームは2面3線と、切り欠きホームが1線存在する。石勝線・室蘭本線ともに、当駅始発・終着列車となる普通列車が存在し、特に石勝線の当駅ー新夕張間は普通列車の本数が極端に少ないため、18きっぱー泣かせの区間の1つである。
切り欠きホームの4番線は岩見沢・新夕張方面ホームの岩見沢・新夕張寄りにあり、現在は使用されていないようである。
当駅構内の跨線橋は、内部の骨組みや雰囲気から歴史を感じさせる雰囲気が漂う。
当駅に停車する石勝線と室蘭本線の普通列車。両線の普通列車では日高線仕様の気動車が使用されることがしばしばある。
当駅に進入する特急スーパーおおぞら号。当駅には、特急おおぞら号の一部列車と、特急とかち号の全列車が停車する。
当駅改札付近に展示されているイラストは、エモい雰囲気が感じられる味のあるイラストとなっている。
また、改札口のホーム側には、「ご利用ありがとうございます お い わ け」と書かれた看板が設置されている。このような、国鉄時代から残ると思われるエモい看板が、当駅構内にはいくつかある。
ホームにあるのりかえ案内看板。スミ丸ゴシックが使用されており、バリバリ国鉄の看板と思われる。
駅構内に設置された出口案内看板。国鉄みが感じられる。
1番線の番線標
2番線の番線標
3番線の番線標
3番線・4番線の番線標。
駅長事務室の看板
改札外にある手洗所の看板。このように、当駅には看板マニア必見のもじ鉄案件が大量に存在する。
駅前広場にはD51の動輪が設置されている。ここ追分は、D51と関連が深いまちである。場所を駅から、少し離れた施設に目を向けてみよう。
当駅から車で5分、徒歩で15分程度の国道234号線沿いには「道の駅あびらD51ステーション」がある。2019年春に完成した新しい道の駅で、道の駅内には鉄道の拠点として発展した追分地区を紹介する鉄道資料館が併設されている。
併設資料館の入り口には、当駅のホーロー看板をモチーフとした看板も取り付けられている。
鉄道資料館内には、D51 320号機のほか、キハ183系車両が屋外展示されている。なお、屋外展示のキハ183は冬季の間シートで覆われるため見学ができない。
鉄道資料館内には、追分駅の古い駅名標、のりかえ看板が設置されており、看板マニアには必見である。

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所在地:北海道勇払郡安平町
乗入路線
室蘭本線
石勝線

峠下駅

留萌本線の駅、峠下の改札画像です。

駅名標。駅名の通り、当駅は「恵比島峠」の麓に位置する。
駅舎。トタン屋根が特徴的な味のある木造駅舎となっている。
駅舎に掲げられた駅名標とJRマークは木製であるものと思われる。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
当駅には窓口があった痕跡が残る。かつて窓口であったと思われる箇所は板で塞がれている。
駅舎内部
当駅周辺には熊の目撃情報がある。訪問時には熊鈴やラジオを持参するなど、熊対策を行いたい。
当駅駅舎内には、留萌駅長からの「密閉空間でのエンジン始動は一酸化炭素で死に至る恐れがあるため禁止する」との貼り紙がある。しかし、駅舎内でエンジンを始動するシチュエーションがどんな場合に起こりうるのか、謎の極みである。
当駅の駅舎ホーム側にも、木製の駅名標が取り付けられている。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
また、縦型駅名標とは別に、「安全第一」のホーロー看板も設置されている。しかし、錆が進んでおり文字をほとんど読むことができない。
ホームは相対式2面2線で、行き違い可能である。留萌線の中間駅としては、唯一の交換可能駅となっている。ホームは北海道でしばしば見られる、上下線ホームが千鳥配置となった構造となっている。
上り・深川方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある。当駅周辺には人家は見当たらす、無人地帯となっている。もしかすると、人よりも熊の数の方が多いかもしれない。

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所在地:北海道留萌市
乗入路線
留萌本線