竜田駅

常磐線の駅、竜田の改札画像です。

駅名標。2014年ー2017年の間は当駅が終着駅であった。当駅ー富岡間の運転再開に伴い、現在は富岡駅まで列車が運行されている。2020年春には現在不通の富岡ー浪江間が運転再開し、常磐線が全線運転再開予定。
跨線橋の柱には昔懐かしいホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。緑色の屋根が特徴的な趣ある雰囲気の木造駅舎である。しかし、2020年を目処に橋上駅舎への改築が決定しており、見納めとなる。
改札口、当駅は有人駅となっている。
自動券売機は設置されておらず、乗車券は窓口で購入する必要がある。
駅舎内の待合スペース
ホームは2面3線
ホームはゆるくカーブしている
ホームから海側を望む。橋上化後の駅前広場整備と思われる工事が行われている。
楢葉町の代表駅である当駅駅前には楢葉町の観光案内図がある。観光案内図の横には放射線量のモニタリングポストも設置されている

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所在地:福島県双葉郡楢葉町
乗入路線
常磐線

富岡駅

常磐線の駅、富岡の改札画像です。

駅名標。当駅ー浪江間は東日本大震災の影響で不通となっている。隣駅の「夜ノ森」駅の表示は現在は隠されている。2020年春に全線運転再開予定。
駅舎。当駅の駅舎は2017年の当駅までの運転再開に伴い新築されたものである。旧駅舎は震災時に津波で流失し、原発事故の影響で当駅周辺は長らく立入禁止であった。当駅は内陸移設は行われず、以前の駅から北に100mほど移設されたのみである。
駅舎には売店「さくらステーションKINONE」が併設されている。
駅前のロータリーからは当駅ー浪江間の不通区間の代行バスが発着する。
改札口。有人駅となっている。発車標はいわき方面のみならず、原ノ町方面のものも準備がなされている。2020年春の当駅ー浪江間の運転再開に向け、静かに出番を待っている。
券売機周辺。震災前と異なりみどりの窓口はなく、指定席券売機で指定券を購入する。また、改札口周辺には現在の放射線量を表示する線量計が設置されている。取材時の放射線量は0.064μSv/h。他地域の自然放射線量と大差ない数値である。
駅舎内部。運行状況・時刻表を表示するモニターとベンチが置かれている。
ホームは2面3線。取材時は当駅ー浪江間の復旧に向け工事が行われていた
ホームより浪江・原ノ町方面を望む
浪江・原ノ町方面を望む。当駅ー浪江間は震災で被災した路線で最後に復旧する区間。福島第一原発にかなり近接しているため、放射線量が高く工事に時間がかかった。
当駅以南、いわき・水戸方面を望む。かつてはこの付近に駅があった。奥に見える煙突は東京電力福島第二原発の煙突。福島第二原発は当駅と竜田駅の間、富岡町と楢葉町にまたがって立地しており、第一原発同様首都圏に電気を送っていた。
震災前、この地を「スーパーひたち」として走り、仙台と上野を結んでいた651系。現在は各駅停車として、いわきー当駅間の一部列車に使用されている。
あの日、駅を押し流す濁流が押し寄せた当駅の海側。震災から8年以上経った今でも工事の槌音が響く。

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所在地:福島県双葉郡富岡町
乗入路線
常磐線

福島学院前駅

阿武隈急行の駅、福島学院前の改札画像です。

駅名標。「が」の点が剥がされ、「ふくしまかくいんまえ」になっている。
駅名の通り、当駅は福島学院大学の最寄駅である。
駅舎。盛り土上にあるホームと駅前広場には若干高低差がある。駅舎内は階段となっている。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっている。
当駅のホームからは福島市のシンボルである信夫山(しのぶやま)が見える。
また当駅周辺にはスーパーや飲食店等の店舗が多い。

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所在地:福島県福島市
乗入路線
阿武隈急行線

卸町駅

阿武隈急行の駅、卸町の改札画像です。

駅名標。当駅は福島駅の隣の駅である。
駅舎。待合室となっているが、閉鎖されている時がある。
閉鎖時は、駅舎右側の通路を通ってホームへと向かう。
ホームからみた駅舎の様子。ホームへは階段を上がる必要がある。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり、行き違いは不可能である。

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所在地:福島県福島市
乗入路線
阿武隈急行線

安積永盛駅

東北本線と水郡線の駅、安積永盛の改札画像です。

駅名標。当駅には東北本線と水郡線が乗り入れる。水郡線は当駅が終着駅であるが、全列車が東北本線郡山駅まで直通する。
自立式駅名標
取材時、当駅の黒磯・宇都宮方面ホーム端にはホーロー縦型駅名標が残っていた。錆び付いており駅名は読み難い。
当駅ホーム設置ののりかえ案内看板
駅舎。緑色のトタン屋根が特徴的な木造地平駅舎となっている。
2017年8月取材時の駅舎の様子。当時と比べて屋根の色が異なっており、近年トタン屋根の塗装を塗り直したことがわかる。
改札口。有人駅となっており、係員による集改札が行われる。IC専用簡易改札機が設置されている。なお、Suica等の交通系ICは東北本線でのみ利用可能であり、水郡線での利用はできないため気をつけたい。
ホーム側から見た改札口の様子。当駅では入場側・出場側ともにIC簡易改札機が2台ずつ設置されており、利用者が比較的多いことが伺える。
当駅にはみどりの窓口および自動券売機が設置されている。
駅舎内には待合室が設けられている。
ホームは2面3線となっており、原則として1番線から水郡線が、2・3番線から東北本線が発着する。
ホーム同士は跨線橋にて結ばれる。
跨線橋にも駅名標が取り付けられている。跨線橋に「JR+駅名(ひらがな)」の形で駅名標を取り付けるスタイルは福島県内の東北本線の駅で多く見ることができる。
跨線橋の支柱部分には手書きで番線標が書かれている。
跨線橋支柱部分の番線標
跨線橋支柱部分の番線標。3番線は剥げてきて見難くなっている。
またホーム上屋部分にも手書きと思われる番線標が取り付けられている。
3番線の手書き番線標
2番線のホーム下には「線路横断注意」と書かれているが、経年劣化により見難くなっている。

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所在地:福島県郡山市
乗入路線
東北本線
水郡線(奥久慈清流ライン)