津和野駅

山陰の小京都、津和野の改札画像です。

駅名標。当駅は森鷗外の故郷として知られる山陰の小京都「津和野」の玄関口である。当駅は山口線の主要駅の1つであり、特急スーパーおき号は全列車が停車するほか、当駅始発・終着の普通列車も存在する。当駅は島根県であるが、隣の船平山駅は山口県となる。
SLやまぐち号停車駅に設置されているレトロデザインの駅名標。当駅はSLやまぐち号の終着駅である。なお、当駅はSLやまぐち号の走行区間では唯一島根県に位置する駅である。
駅舎。赤い屋根が特徴的な、横に長い駅舎となっている。
駅舎の外壁にはツルのイラストが入っている。
当駅の1種駅名標は立体文字となっている。
改札口。当駅は有人駅となっており、係員による集改札が行われる。
2015年5月頃撮影の改札口。当時は国鉄電照式のみどりの窓口看板が設置されていたことがわかる。なお、この看板は残念ながら現在は撤去されてしまった。
改札窓口付近にある「案内所」の文字からは国鉄っぽい趣が感じられる。
また、改札口付近には精算所の表記もあり、こちらも国鉄っぽい雰囲気が感じられる。
きっぷうりばの様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機も設置されている。
自動券売機付近には、往復きっぷを窓口で購入するよう書かれた手書き看板がある。
また、新幹線特急券と山口線特急券の乗継割引について案内する手書き看板も設置されている。
駅舎内部は待合室が設けられており、デザインは津和野の街並みをモチーフとしたものとなっている。
待合室内部には待合スペースのほか、売店・立ち食いうどん店が設けられている。
駅舎からホームへは跨線橋を渡って連絡する。跨線橋へ向かう通路上にはベンチと転てつ機が置かれている。
跨線橋から改札口付近を望む
跨線橋付近には国鉄電照式の出口看板が残っている。
ホームは島式1面2線となっており、列車の折り返しが可能である。ホーム上屋は木造の風情あるものとなっている。
当駅のホーム上に設置されている番線標は国鉄電照式となっている。
3番のりばの番線標も電照式である。
駅構内には側線が複数あり、比較的広い敷地を有している。
当駅はSLやまぐち号の終着駅であることから、駅構内には転車台が設けられている。SLやまぐち号運転時は当駅での折り返し時間中にこの転車台を用いて機関車の方向転換が行われる。
当駅構内には多数のもじ鉄案件が存在する。改札外には駅長事務室の国鉄電照式看板が残っている。
また、観光のまち・津和野の最寄駅ということもあり、コインロッカーの案内看板も設置されているが、これも国鉄電照式看板である。
当駅ホームと改札外とを区切る柵の付近には、関係者以外立入禁止の国鉄看板が設置されている。国鉄フォントと丸刈り坊主のイラスト、適度な錆び具合が趣を感じさせる。
当駅駅前にはD51 194号機が保存されている。屋外展示であり雨晒しとなるが状態は良好であり、恐らく丁寧な整備がなされているものと思われる。

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所在地:島根県鹿足郡津和野町
乗入路線
山口線

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