太地駅

紀勢本線の駅、太地の改札画像です。

駅名標、捕鯨のまちとして全国的に知られる和歌山県東牟婁郡太地町にある唯一の駅であり、全ての特急「くろしお」号が停車する
駅名標
駅舎、地域の防災拠点となる複合施設として2021年に太地町が整備した駅舎であり、外観はかつて多くの町民が移住した米国西海岸・ターミナル島の駅舎をモチーフとしたセラミックタイル張りの落ち着いたデザインとなっている
駅舎内部の様子、駅舎は1F部分にのみ駅舎としての機能を有している
駅舎に取り付けられたステンドグラスには太平洋の海を泳ぐイルカと太平洋に沈む夕日が描かれており、捕鯨とイルカ追い込み漁で発展した太地町を象徴するようなデザインとなっている
駅舎1F部分の天井は非常に高く開放感があるが、これは南海トラフ巨大地震による津波に伴い当駅周辺で最大3.2mの浸水が想定されており、2Fの床面を浸水高さより高い位置にするためである。有事の際には駅舎2F部分は避難場所となり、最大で200人を収容できる集会所と備蓄倉庫が準備されている
ホームへ向かう通路入口の様子、通路入口付近には自動券売機が設置されている
駅舎内部には待合室も設けられている
ホームは盛り土上の高い位置にあるため、駅舎からは長い階段を登る必要がある。階段の壁には太地町らしく海の中の生き物の様子を描いたイラストが描かれている
ホーム側から見た階段の様子、高低差がかなりあることが伺える
当駅ではバリアフリーの観点からエレベータも整備されているため安心してほしい
改札口、当駅は無人駅であり、ホーム上の階段出入り口付近にIC専用簡易改札機が設置されている
ホーム上にも待合スペースが設けられており、壁にはクジラのイラストが描かれている
ホーム壁に描かれたイルカのイラスト、当駅に着いた段階から捕鯨のまち・太地が感じられる造りである
ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である。特急「くろしお」の停車駅としては唯一の棒線駅である

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所在地:和歌山県東牟婁郡太地町
乗入路線
紀勢本線(きのくに線)

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