武雄温泉駅 佐世保線の駅、武雄温泉の改札画像です。 駅名標。武雄温泉のシンボルで重要文化財にも指定されている楼門のイラストが入る。当駅は駅名の通り武雄温泉の最寄駅であり、特急みどり・ハウステンボスを含む全列車が停車する。 駅舎。高架駅となっている。 改札口。有人駅となっている。 きっぷ売り場の様子。自動券売機があるほか、みどりの窓口も設けられている。 駅舎内部。武雄市観光案内所があり、レンタサイクルも準備されている。観光案内所前には、待合室も設けられている。 高架下に入居する武雄市観光案内所。こちらでは土産物の販売等も行われている。また、「カイロ堂」という食事処もあり、佐賀牛を使用した定食が味わえるほか、駅弁も販売している。 駅構内にはキオスクも営業している。 ホームは相対式2面2線で列車の行き違いが可能となっている。なお、当駅のホームは本来2面3線であるが、長崎新幹線の工事に伴い1線が使用停止となっている。 2番のりばには屋根が設けられている一方、1番のりばには屋根はわずかしか設けられていない。当駅では、すべての特急列車とほとんどの普通列車が2番のりばを発着し、1番のりばを使用するのは行き違いを行う一部の普通列車のみである。 当駅は、長崎新幹線の停車駅となっており、取材時は駅の工事が行われていた。2022年に予定されている暫定開業時には、博多ー当駅間が在来線、当駅ー長崎間がフル規格新幹線のリレー方式で整備がなされる予定である。 ————————————— 所在地:佐賀県武雄市 乗入路線 ■ 西九州新幹線 ■ 佐世保線
諫早駅 西九州新幹線・長崎本線・大村線・島原鉄道の駅、諫早の改札画像です。 JR長崎本線・大村線駅名標。当駅は長崎県第3の都市である諫早市の玄関口であり、長崎本線と大村線の接続駅である。 JR線の自立式駅名標。JR九州デザインであるが、吊り下げ式同様に名所・名物のイラストは入っていない。 新デザイン駅名標。国指定天然記念物である諫早公園の大クスと国指定重要文化財の眼鏡橋がデザインされている。シンボルマークは諫早のんのこ節である。 駅舎。長崎新幹線建設に伴い近年新しい橋上駅舎に改築された。 改札口。SUGOCA等の交通系IC対応の自動改札機が設置されている。なお、交通系ICは長崎本線長崎方面、および大村線当駅ー竹松間でのみ使用できる。長崎本線の東諫早駅以遠および大村線松原駅以遠では使用できないため注意。 駅舎内部。自由通路となっており、ミスド・ファミマ等の店舗が複数入居している。 自由通路の端にはベンチが複数置かれている。 待合室は改札内に小ぢんまりとしたものが設置されている。 JR線ホームは2面4線となっている。 当駅に進入する817系(アルミ缶)使用の、長崎本線の当駅止まり普通列車。当駅は長崎地区における主要駅であるため、長崎本線新線(市布経由)・旧線(長与経由)・大村線いずれも、当駅始発・終着となる列車が存在する。 取材時、建設中の長崎新幹線ホームの様子も見ることができた。当駅では、長崎新幹線は地上駅となるようである。 島原鉄道駅名標。島原鉄道は当駅を起点とし、島原半島東海岸の海岸線に沿うように走り、島原港駅に至る非電化の路線である。駅名標は、路線図や社章・マスコットキャラが入ったにぎやかなデザインとなっている。 島原鉄道の駅は、JR線と同じ橋上駅舎内に入居している。改札は分かれているものの、乗り換え自体は屋根の下で荒天時にも濡れずに乗り換えができる。 島原鉄道改札口。有人駅であり、券売機および窓口で切符の購入が可能である。 島原鉄道ホームは単式1面1線の棒線駅となっている。横にあるホームはJR線のホームである。 島原鉄道は日本初の蒸気機関車が走った路線として知られており、ホームにはそのことを示す看板がJR線ホームからも見えるように設置されている。 ————————————— 所在地:長崎県諫早市 乗入路線 ■ 西九州新幹線 ■ 長崎本線 ■ 大村線 ■ 島原鉄道
長崎駅 西九州新幹線と長崎本線の駅、長崎の改札画像です。 駅名標。当駅は長崎本線の終着駅であり、長崎県の県庁所在地・長崎市の玄関口でもある。駅名標には長崎を代表するお祭りである「長崎くんち」の龍踊りをモチーフとしたイラスト入りである。 新デザイン駅名標。世界新三大夜景の一つである稲佐山の夜景、長崎の観光名所や長崎独自の「和華蘭文化」で異国情緒あふれる長崎市の町並みがデザインされている。シンボルマークは長崎銘菓として知られるカステラである。 駅舎。2020年春に使用開始された高架駅となっている。 改札口。SUGOCA等の交通系ICが使用可能な自動改札機が6通路設置されている。 改札内コンコースの様子 ホームは頭端式2面4線となっている。 地上駅時代同様、浦上方は切り欠きホームとなっている。 当駅は長崎本線の終点であることから、線路は当駅で行き止まりとなっている。 取材時、2022年秋に予定されている西九州新幹線(武雄温泉ー長崎間)の開業に向けた工事が急ピッチで行われていた。 西九州新幹線の高架線と工事現場。この場所には地上駅時代の留置線が設けられていた。今後は駅ビルが整備される予定となっている。将来の長崎駅の姿はどのようになるのであろうか。 旧駅舎時代の駅名標。「長崎くんち」の龍踊りをモチーフとしたイラスト入りである点は現在と変わらない。 2020年3月27日まで使用されていた地上ホーム0番のりばには、国鉄時代から残ると思われる自立式駅名標が設置されていたが、残念ながら現在は撤去されている。 地上時代の駅舎。長らく長崎の玄関口として使用されていた地上駅時代の駅舎は、2020年3月28日の当駅高架化に伴い、役目を終えた。 地上駅舎時代の改札口。自動改札機が設置されており、うち1通路はSUGOCA等の交通系IC専用となっていた。新駅舎開業後は改札機が撤去され、新駅舎へ向かう通路として一時期使用されていた。 旧駅舎時代、改札口の上部には3枚のステンドグラスがはめ込まれていた。 左側の緑色を基調としたステンドグラスには浦上教会、平和祈念像、めがね橋、長崎くんち、崇福寺等がデザインされていた。 真ん中の赤を基調としたステンドグラスには、大浦天主堂、グラバー園、長崎新地中華街等がデザインされていた。 一番右の青を基調としたステンドグラスには、出島、オランダ船、長崎の夜景等が描かれていた。これら3枚のステンドグラスは長崎の異国情緒溢れる「和華蘭文化」を感じさせる大変素晴らしいものであったが、残念ながら高架化に伴う旧駅舎解体に伴い撤去されてしまった。 地上駅舎時代の切符売り場。自動券売機横にみどりの窓口が営業していた。 地上駅舎時代、改札口わきには待合室があり、長崎市の観光案内所やカフェが入居していた。 地上時代の駅舎内部の様子。地上時代の駅舎と駅ビル「アミュプラザ」の間にある広場には屋根がかけられており、「かもめ広場」と呼ばれ長崎市民に親しまれていた。 かもめ広場の様子 地上駅時代のホームは頭端式3面5線であった。 地上駅時代のホームは頭端式3面5線であった。 地上駅時代のホームのうち、0番・1番のりばは他のホームと比べ長さが短く、主に長崎本線旧線(長与経由)の列車が発着していた。 当駅は長崎本線の終着駅であることもあり、全てのホームが行き止まりの頭端式ホームである。函館駅などと同様、終着駅情緒が感じられる。 地上駅時代のホーム上屋は歴史を感じさせる雰囲気が漂うものであった。 また、4番のりばの諫早寄りにはかつて当駅を発着していた寝台特急「あかつき」の表示が残っており、当駅の長い歴史を感じさせる生き証人であった。 地上駅時代、当駅には併設して留置線が設けられており、かもめ号に使用される車両など、様々な車両を見ることができた。また、画像奥には新しい高架線の姿を見ることができる。 留置線も長崎本線同様、当駅構内で行き止まりとなっていた。 前述の通り、当駅は高架駅へ生まれ変わった。今後は、長崎新幹線の開業も予定されており、それに伴い地上駅跡地には駅ビルや駅前広場等が整備される予定となっている。変わりゆく長崎駅が今後どのような姿を見せてくれるのか楽しみである。 ————————————— 所在地:長崎県長崎市 乗入路線 ■ 西九州新幹線 ■ 長崎本線