和寒駅

宗谷本線の駅、和寒の改札画像です。

駅名標。当駅には特急サロベツ・宗谷号、快速なよろ号も停車する。
別タイプの自立駅名標。近年設置されたと思われ、文字のフォントが異なる。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。黄色と緑を基調とした、カラフルで明るい印象を与えるデザインの駅舎である。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部は待合室となっている。
取材時、「宗谷線120年の歴史」と題したパネル展示がなされていた。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能。ホームは千鳥式の配置となっている。

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所在地:北海道上川郡和寒町
乗入路線
宗谷本線

塩狩駅

宗谷本線の駅、塩狩の改札画像です。

駅名標。三浦綾子の小説「塩狩峠」の舞台となった塩狩峠の最寄り駅である。当駅は利用が僅少であるため廃止候補駅とされたが、前述の通り著名な小説の舞台ゆえに観光資源としての活用が期待できることから廃止を免れ、2021年度より地元の和寒町費用負担の下維持されることが決定した。
名所案内。塩狩峠一目千本桜は当駅の東側すぐに位置し、見頃である5月には美しい花を咲かせる。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。国鉄時代から使用されている、重厚で趣ある木造駅舎となっている。当駅は駅舎すぐそばまで山が迫っている地形ゆえに、駅舎の出入り口はホーム側と妻面のみに設けられており、特異な構造となっている。
駅舎妻面の様子。当駅は駅舎正面がホーム側を向いているため、駅舎の出入り口は妻面に設けられている。また、妻面には1種駅名標代わりか、ホーロー駅名標が取り付けられている。
ホーム側の駅舎出入り口付近には「+安全第一」のホーロー看板がある
駅舎内部の様子。比較的広々とした待合室となっている。
ホーム側に通じる扉。当駅は無人駅であり、改札口は存在しない。また、駅舎を経由せずとも駅前広場からホームへダイレクトに行くことができる。
かつての窓口は封鎖され、掲示板となっている。地元・和寒町女性部によるイラストが貼られていた。
駅舎の妻面側扉付近の様子。前述の通り、妻面側のみが駅前広場を向いているが、扉はホーム側のものと比べると小さい。
駅舎内部の様子
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。ホームの配置は千鳥配置となっている。
駅舎反対側ホームへは構内踏切を渡る必要がある。
当駅のすぐそばに建っている塩狩峠の碑。塩狩峠の名前は天「塩」国と石「狩」国の国境に当たることに由来する。なお、現在は天塩国側の和寒町も、石狩国側の比布町も同じ上川総合振興局の管内にあたり、塩狩峠は振興局の境界とはなっていない。
塩狩峠の碑の付近には「長野政雄氏殉職の地」の顕彰碑も建つ。明治時代の1909年、塩狩峠の頂上付近で最後尾の客車の連結器が外れ、逸走した客車の停止を試みようとした当時の鉄道院職員・長野政雄氏が客車の床下に巻き込まれて殉職した事故が発生した。小説「塩狩峠」はこの実話を元にしたものである。
長野政雄氏の顕彰碑と塩狩峠と宗谷線の線路。時代は変わり、現在は1日15往復程度の汽車が当地を行き交うが、石碑は過去も今も変わらず鉄道の安全運航を見守っている。
当駅近くには「塩狩峠」の作者である三浦綾子の旧宅を旭川から移築した「塩狩峠記念館」が建っている。マンサード屋根とホーロー看板がレトロな雰囲気を感じさせる風情ある建物となっている。

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所在地:北海道上川郡和寒町
乗入路線
宗谷本線

蘭留駅

宗谷本線の駅、蘭留の改札画像です。

駅名標。ドナルドは嬉しくなると、ついやっちゃうんだ。みんなも一緒にやってみようよ。せーの、らんr
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。白を基調とした鉄筋コンクリート製の駅舎となっている。
駅舎内部。当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部は手狭となっている
ホームは千鳥配置の相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能。
駅舎反対側のホームへは構内踏切を渡る必要がある。

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所在地:北海道上川郡和寒町
乗入路線
宗谷本線

比布駅

宗谷本線の駅、比布の改札画像です。

駅名標。ピップエレキバンとは関係ない…ことはなく、むしろ関係が大ありである。駅名にちなみ、かつてピップエレキバンのCMのロケ地として当駅が使用され、放映開始後は当駅を訪れる観光客でにぎわったという。
駅前には、ピップエレキバンのCM中にも登場した国鉄時代の駅名標が保存されている。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
当駅ホームに設置されている名所案内
駅舎。「スキーといちごの町」比布町の玄関口である当駅の駅舎は、新たな観光施設として町の顔となる駅舎として計画され、2016年に改築されたものである。
当駅駅舎前には、ピップエレキバンのCMをモチーフとした顔はめパネルが設置されている。CMは1980年に撮影されたもので、女優の故・樹木希林と当時のピップの会長が出演した。
駅舎内部。当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内にはカフェが営業しているが、取材時は残念ながら営業時間外であった。
駅舎内部は待合室となっている。新しい駅舎だけあり、明るく清潔感ある印象を感じさせる。
ホーム側から見た駅舎の様子
ホームは相対式2面2線で列車の行き違いが可能である。当駅には快速なよろ号が停車するほか、一部の普通列車が当駅で旭川方面へ折り返す。
跨線橋から見たホームの様子
2番線の名寄・稚内方面ホームへは跨線橋を渡る必要がある。
跨線橋内部の様子
比布町はいちごの町ということもあり、当駅付近の線路沿いの柵にはいちごのイラストが描かれている。

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所在地:北海道上川郡比布町
乗入路線
宗谷本線

北永山駅

宗谷本線の駅、北永山の改札画像です。

駅名標
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅全景。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、ホームへはダイレクトに行くことができる。
待合室内部
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可能である。当駅周辺には水田が広がり、民家は見当たらないが、高校の最寄駅となっており通学利用があるため、廃止候補とはなっていない。

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所在地:北海道旭川市
乗入路線
宗谷本線