幌延駅

宗谷本線の駅、幌延の改札画像です。

駅名標。当駅は特急宗谷号・サロベツ号が停車する、幌延町の中心駅である。幌延町にある宗谷本線の8つの駅のうち、唯一「秘境駅」とされていない駅が当駅である。
自立式駅名標。日光の影響か、若干色褪せている。かつては宗谷本線のほか、日本海沿いに伸びる羽幌線も当駅に乗り入れていたが、1987年に羽幌線が廃止となって以降は宗谷本線の単独駅となっている。
近年交換されたと思われる、真新しい自立式駅名標も設置されている。
2番線には「のりば2番」の表示がついた自立式駅名標もある。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
当駅設置の名所案内。利尻富士とサロベツ原野のイラスト入りであるが、日光の影響か色褪せてしまっている。
近年交換されたと思われる色褪せていない名所案内もある。利尻富士とサロベツ原野のイラストは共通である。町内には北欧・フィンランドから連れてきたトナカイを飼育するトナカイ観光牧場もある。
駅舎。赤い駅名表示が特徴的な、鉄筋コンクリート製の地平駅舎となっている。
改札口。当駅は有人駅であり、駅員による集改札が行われるが、みどりの窓口閉鎖時間帯は無人駅となる。
駅舎内部。みどりの窓口が設けられており、窓口で乗車券類が購入可能。自動券売機は設置されていない。駅事務室横には幌延町の移住PRセンター「ホロカル」があり、「北の駅訪問証」や秘境駅グッズ等が購入できる。
駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。
駅舎出入口付近には風除室が設けられているが、風除室内にもベンチがあり、待合室同然に使用できる。
ホーム側から見た改札口の様子
改札口付近には木製の手書き駅名標が設置されている
また、乗車券回収箱は手作り感溢れるものになっている
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能である
ホーム下には「左右注意」と手書きで書かれている
当駅の跨線橋は歴史を感じさせる雰囲気となっている
裏側から見た跨線橋の様子
跨線橋の傍らには国鉄コンテナがしれっと置かれている
跨線橋入口付近の様子
跨線橋入口付近には幌延町キャラクター「ブルピー」と「ホロッピー」をあしらった看板が設置されている
跨線橋内部の様子
幌延町は北緯45度線が通っていることで知られており、駅構内にはそのことを示す看板が設置されている。
駅前に設置されている観光マップ。街全体の観光名所が示されており、町内にある7つの秘境駅と秘境駅キャラクター「ぬまひきょん」や「ぬかにゃん」等も地図上に描かれている。

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所在地:北海道天塩郡幌延町
乗入路線
宗谷本線

南幌延駅

宗谷本線の駅、南幌延の改札画像です。

駅名標。当駅のかつての両端駅であった安牛駅、上幌延駅は利用者僅少により2021年春のダイヤ改正で廃止となってしまった。理由の1つとして、両駅と当駅の駅間距離が比較的短いため、当駅が利用可能であることが挙げられている。
駅舎。赤い三角屋根が特徴的で、近年改修が実施され外装が美しくなった。駅舎外壁には、当駅駅舎をモチーフとした幌延町キャラクター「ミナミほろりんさん」のステッカーが貼られている。
駅舎内部。当駅の外装改修時に内装もリニューアルされ、美しくなった。
他駅同様、駅舎内部には除雪器具が置かれている。
駅舎内部には「ミナミほろりんさん」のステッカーや当駅の写真等が飾られており、利用者は少ないながらも秘境駅である当駅が地域のシンボルとして地元住民・町から愛着を持って親しまれていることが伺える。
駅舎内部には木製のベンチが置かれており、グリーン座席指定と書かれている。恐らく日本で最も粗末なグリーン指定座席である。
駅舎はホームから若干離れた場所に建っている。
ホームから見た駅舎の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅で行違い不可能である。北海道で比較的よく見られる板張りの短いホームである。

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所在地:北海道天塩郡幌延町
乗入路線
宗谷本線

雄信内駅

宗谷本線の駅、雄信内の改札画像です。

駅名標。かつては隣に上雄信内駅があったが、利用者僅少により2001年に廃止となったため、隣駅表示「ぬかなん」がステッカー貼りとなっている。当駅も廃止が検討されたが、「宗谷本線の歴史を伝える国鉄型木造駅舎の希少性について考究が必要なこと」を理由に、2021年度より幌延町での維持管理に移行された。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
当駅のホーロー駅名標について、一部盗難にあったためか、ホーロー駅名標を模したデザインのプラスチック製「偽ホーロー」駅名標が設置されている。
駅舎。宗谷本線でも数少なくなった、国鉄時代からの木造駅舎が残っている。トタン屋根は腐食による錆びが酷くなってきているため、一部補修がなされている。
駅舎出入口付近の庇は重厚な造りとなっている
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部にはかつての窓口跡が残る
駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。冬季に使用される除雪機が駅舎内部に置かれている。
ホーム側から見た駅舎の様子
駅舎のホーム側出入口付近にある「JR雄信内駅」と書かれた縦型の駅名標が、当駅のレトロで味のある雰囲気にアクセントを加えている
駅舎ホーム側にはスノーカート置場がある。しかし、取材時は初夏であったためか、スノーカートと思われる物体は置かれていなかった。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。駅周辺はほぼ無人の集落となっており、野生動物の出没に注意が必要である。
2番線の名寄・旭川方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある

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所在地:北海道天塩郡幌延町
乗入路線
宗谷本線

糠南駅

宗谷本線の駅、糠南の改札画像です。

駅名標。宗谷線におけるキング・オブ・秘境駅として名高く、オタク人気も非常に高い。利用者は僅少であるが、有志によるクリスマスパーティが毎年開かれており、「秘境駅等鉄道系資産によるまちおこしの象徴的存在であり民間有志による大規模イベントも開催されていること」を理由に、2021年度より幌延町の維持管理に移行している。
駅全景。原野の中に板張りホームと物置を転用した待合室のみが設置されている風景は宗谷線で1番の秘境駅との評価に相応しいものである。
当駅の名物がヨド物置「あぜくら」を転用した待合室である。この待合室は当駅の象徴となっており、幌延町ではこの待合室をモチーフとしたキャラクター「ぬかにゃん」も登場している。
待合室は木材で作られた土台の上に建てられている。
待合室内部の様子。物置転用のため非常に狭く、撮影難易度も高い。普段は利用者が平均1人以下のため問題ないが、クリスマスパーティの際や18きっぷシーズン等にオタクが複数名訪れると、全員が待合室内で待つことは極めて困難であると思われる。
ホームは単式1面1線の棒線駅で列車の行き違いは不可能である。
駅周辺の様子。駅周辺には牧場が1軒あるのみで、人家は皆無である。

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所在地:北海道天塩郡幌延町
乗入路線
宗谷本線

問寒別駅

宗谷本線の駅、問寒別の改札画像です。

駅名標。「秘境駅のまち」として知られる幌延町で最も南に位置する駅である。利用者僅少により廃止候補に挙げられたが、駅周辺に市街地があることを理由に2021年度より地元の幌延町による維持管理に移行している。
鳥居型支柱の自立式駅名標も設置されている。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
盗難にあったためか、ホーロー駅名標を模したデザインのプラスチック製縦型駅名標も設置されている。
駅舎。北海道でよく見られる廃車体転用の駅舎となっている。外装は近年改装されたためか美しくなっている。
ホーム側から見た駅舎の様子
駅舎内部。長いベンチが設置されているほか、問寒別の歴史について解説したイラスト等が貼られており、利用者が少ないながらも町の顔として駅が大切にされていることが伺える。
入口側から見た駅舎内部の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅で列車の行き違いは不可能である
駅前の様子。比較的大きな集落が形成されていることが伺える。

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所在地:北海道天塩郡幌延町
乗入路線
宗谷本線