西岸駅

アニメ「花咲くいろは」の聖地、西岸の改札画像です。

駅名標。副駅名は「小牧風駅」となっている。
国鉄時代に設置されたと思われる木製・手書きの駅名標も残っていた。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されていた。
筆文字タイプのホーロー縦型駅名標も残っていた。スミ丸ゴシックのものより古くから設置されたと思われるためか、劣化が激しい。
西岸湯乃鷺駅名
「「湯乃鷺駅」駅名標。当駅はアニメ「花咲くいろは」の「聖地」の1つとして知られ、作中で当駅は「湯乃鷺駅」として登場する。
「湯乃鷺駅」仕様の縦型駅名標も設置されている。
当駅設置の名所案内看板
駅舎。歴史を感じさせる雰囲気の木造駅舎となっている。この駅舎もアニメで描写されている。
当駅の1種駅名標は手書きと思われる。
当駅は無人駅となっており改札口は存在しない。

 
当駅の駅舎内には花咲くいろは関連のポスターが多数貼られている。
 
2018年1月取材時の駅舎内部の様子。現在と比べると展示物の量が少なかったことがわかる。

駅舎内は待合スペースとなっている。ベンチ側の壁にはアニメの登場人物である松前緒花(まつまえおはな)が描かれたデザインの「急行ゆのさぎ」ヘッドマークが貼られている。毎年4月の桜の開花シーズンには貸切団体列車「急行ゆのさぎ〜緒花見(おはなみ)列車〜」がこのヘッドマークを掲示して運行されている。
待合室脇には、花咲くいろは関連の書籍や駅ノートが置かれたスペースがある。
ホームは相対式2面2線となっており、行き違いが可能となっている。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。
駅舎反対側ホーム上にも木造の待合室が建てられている。
ホーム上待合室内部の様子
駅裏に通じる勝手口も設けられている。
駅前には「国定公園 小牧台」の手書き看板が残っていた。当駅の副駅名「小牧風」はこれに由来するものと思われる。

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所在地:石川県七尾市
乗入路線
のと鉄道七尾線

穴水駅

のと鉄道の終着駅、穴水の改札画像です。

駅名標。当駅はのと鉄道七尾線の終着駅であり、副駅名「「まいもんの里駅」が命名されている。なお「まいもん」とは能登の方言で「美味いもの」を指す。
自立式駅名標。当駅は現在はのと鉄道の終着駅であるが、かつては輪島駅まで七尾線が、蛸島駅までは能登線が伸びており当駅が分岐駅であった。七尾線は2001年に、能登線は2005年に廃止となった結果、当駅が終着駅となった。
現行と様式の異なる吊り下げ式駅名標も残っていた。
また、能登線廃止(2005年)前に使用されていたと思われる旧駅名標も残っていた。中居駅は能登線の隣駅であり、能登線の廃止に伴い2005年春に廃止となっている。
2018年1月取材時は旧デザインと思われる駅名標が存在したが、現在は更新されて存在しないようである。
当駅にはホーロー縦型駅名標も残っていた。
字体の異なるホーロー縦型駅名標も設置されている。
駅舎。国鉄時代から使用されている鉄筋コンクリート造りの駅舎となっている。
当駅は有人駅であるが、駅での集改札は行わないため改札口は存在しない。ホームには入り放題となっている。
きっぷうりばの様子。当駅併設の「のと鉄道旅行センター」にみどりの窓口があり乗車券類の購入が可能なほか、簡易型の自動券売機も設置されている。
駅舎内部には待合室が設けられている。
車椅子利用者に対応するため、トイレの横にスロープが設けられており、ホームへダイレクトに行くことができる。
ホームは2面4線となっており大規模な構内を有するが、全列車が駅舎に面した1番のりばから発着し、その他の線路は入換等で使用されるのみとなっている。
当駅には国鉄時代に設置されたと思われる番線標が残る。
2番のりばの番線標。現在2番のりばを発着する列車は存在しない。
3番のりばの番線標。2番のりば同様に3番のりばも列車の発着はない。
1番のりばには「金沢方面」と書かれたホーロー方面看板が残っていた。
当駅構内には車庫が設けられている。
当駅から廃止区間である輪島・蛸島方面を望む。線路は当駅の少し先で行き止まりとなっており、入換車両等が線路を使用しているようである。
切り欠きホームである0番のりばはかつて七尾線輪島方面、能登線蛸島方面へ向かう列車が使用していたが、同線の廃線に伴い旅客列車の使用はなくなり、現在は保存車両の展示に使用されている。
能登線廃止まで使用されていた0番のりばにはのと鉄道の旧型車両である「NT100」が留置されている。後継のNT200型の導入に伴い廃車となったが、一部車両はミャンマーへ譲渡され、首都ヤンゴンで走っているようである。
保存車両の車内は倉庫として使用されており、七尾線の当駅ー輪島間が廃止となった際に使用されたと思われるヘッドマークが置かれていた。
保存車両の車内に置かれていた「のと穴水」駅時代の駅名標。1988年に能登線の当駅ー蛸島間がのと鉄道に移管されてから、1991年に七尾線の七尾ー輪島間がJR西日本からのと鉄道に移管されるまでの間、能登線の駅が「のと穴水駅」と名乗っていた。
保存車両同様に、跨線橋も現在は使用されていないため、物置同然に使用されている。
物置同然となっている跨線橋内部の様子
ホーム上では歴史を感じさせる雰囲気の水飲み場が確認できた。
また、当駅以北の区間が残っていた頃の時刻表が転用された看板も確認できた。
ホーム上にはのと鉄道の車両をかたどった顔はめパネルが設置されていた。
のと鉄道ではアニメ「花咲くいろは」のラッピング車両が2編成運行されている。作中ではのと鉄道が通学列車として登場するほか、西岸駅が「湯乃鷺駅」のモデルとなっており、のと鉄道が同作の「聖地」となっている。

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所在地:石川県鳳珠郡穴水町
乗入路線
のと鉄道七尾線

和倉温泉駅

JR七尾線終着駅、和倉温泉の改札画像です。

駅名標。当駅はJR七尾線の終着駅であり、のと鉄道七尾線の起点駅でもある。特急サンダーバードが1往復、特急能登かがり火が5往復、当駅を始発・終着とする。当駅より先、のと鉄道の区間は非電化のため普通列車は気動車で運転される。
花嫁のれん駅名標。観光列車「花嫁のれん」は金沢ー当駅間で運行される。
駅舎。当駅は北陸有数の温泉地・和倉温泉の玄関口である。「花嫁のれん」運行開始に伴い、外観が若干リニューアルされている。温泉街と駅は若干離れており、バスや旅館の送迎車で移動する必要がある。
駅舎の第一種駅名標、七尾線のカラーリングと同じ赤を基調とした駅名標となっている。
リニューアル前の駅舎。駅名表示部分が現在と異なる。
改札口、七尾線内はICOCA使用可能となっている。しかしながらICOCAは七尾~和倉温泉間ののと鉄道の普通列車には使用できず、当駅発の特急の乗車時のみ使用が可能となっている。
改札口ホーム側、当駅はJR西日本の直営駅であり改札ラッチもあるが、改札は特急発着時のみ行う。普通列車(全列車がのと鉄道の車両)発着時は、改札は行われない。
ICOCA導入前の改札口。
窓口周辺、かつてのみどりの窓口跡が今も残る。隣の有人窓口はのと鉄道の有人窓口となっている。自動券売機は計3台設置されており、 左からのと鉄道近距離券売機、JRのみどりの券売機、JRの近距離券売機となっている。
窓口跡には「お帰りのきっぷもお買い求めください!」とあるが、窓口が閉鎖されている為、自動券売機のみで買うことが可能である。
以前の窓口周辺、かつてはみどりの窓口が設けられていた。
駅舎内部には待合室が設けられている。
待合室内部にはベンチが設置され、観光案内所も併設されている。
ホームは相対式2面2線で行き違いや折り返しが可能な構造になっている。特急は全列車が1番のりばを発着する。
和倉温泉キャラクター「わくたまくん」が利用者を出迎えてくれる。
駅舎内には観光列車名の由来である「花嫁のれん」が展示されている。

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所在地:石川県七尾市
乗入路線
七尾線
のと鉄道七尾線

七尾駅

七尾線の駅、七尾の改札画像です。

電照式駅名標。当駅は能登地方最大の都市・七尾市の玄関駅となっており、区間列車を除く全ての七尾線の普通列車は当駅始発・終着としている。
自立式駅名標、のと鉄道ホーム設置の駅名標ではあるが、当駅~和倉温泉駅間はJR七尾線のためJRの駅名標となっている。
花嫁のれん駅名標。当駅には観光列車「花嫁のれん」が停車する。
花嫁のれん駅名標の横には実物の花嫁のれんが置かれている。
駅舎、地平駅舎となっている。
改札口、当駅にはIC専用自動改札機が設置されている。
ICカード導入前の改札口。自動券売機の配置が現在とは異なる。
改札口周辺、自動券売機はみどりの券売機を含め3台設置されている。
のと鉄道改札口。のと鉄道は車内で精算を行うため、フリーパス状態となっている。
かつてはのと鉄道のホームとJR線ホームには乗り換え通路があったが、ICカード導入とともに廃止された。
かつてのJR線乗換口。JR線・のと鉄道の列車が到着した際に使用されていた。
ホームは2面4線で、JR七尾線用のホームが3線と、のと鉄道用のホームが1線ある。1駅北の和倉温泉までがJR七尾線であるが、和倉温泉駅にはJRの列車は特急のみ乗り入れる。JR七尾線、のと鉄道ともに、普通列車は当駅で系統が分かれている。
のと鉄道用の切り欠きホーム。前述の通りのと鉄道の列車は当駅まで乗り入れる。当駅ー和倉温泉間はJR七尾線であるが、普通列車は全てのと鉄道の車両で運行される。
当駅には車両を留置する留置線があり、駅構内は広くなっている。
駅前の風景。当駅は能登地方の中心都市・七尾市の中心部に位置している。そのため、駅前はそれなりに発展しており、賑やかな街並みが広がる。
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所在地:石川県七尾市
乗入路線
七尾線
■ のと鉄道七尾線)

津幡駅

IRいしかわ鉄道と七尾線の分岐駅、津幡の改札画像です。

※2017年5月再取材

津幡駅名
吊り下げ式駅名標、七尾線は当駅が起点であり、全列車がIRいしかわ鉄道に乗り入れ金沢まで直通する。なお、七尾線は直流で電化されており、当駅ー中津幡間で電源が切り替わる。
自立式駅名標、IRいしかわ鉄は旧北陸本線の石川県区間を第三セクター化した路線で、倶梨伽羅~金沢間の各駅の管理を行っている。
津幡駅舎
駅舎、外壁には石川県の形が描かれている。
津幡駅 駅舎
JR時代の駅舎、駅舎の配色が現在とは異なる。また特急「北越」や「サンダーバード」といった北陸線の優等列車の一部も当駅には停車していた。
駅舎の第一種駅名標、JR時代の駅名標にIRを加えたものを使用している。
改札口、IC専用自動改札機が1台設置され、IRいしかわ鉄道線内・七尾線内共にICOCAが使用可能となっている。
津幡駅 改札
JR時代の改札口、北陸本線時代は交通系ICカードは導入されていなかった。
窓口周辺、有人窓口のほか自動券売機が1台設置されている。窓口ではJRの切符も購入できる。
駅舎内部には待合室が設けられている。
改札口を内部より撮影、窓口と改札口は兼用されている。
改札口付近には国鉄時代から残ると思われる「精算所」の看板が今も残る。
駅事務室の入り口付近にも「駅長事務室」の看板がある。
駅舎外の「手洗所」の看板も国鉄時代からのものと推測される。
改札内のトイレにも「手洗所」の手書き看板が掲げられている。
ホームは2面4線のホームで、折り返しや七尾線の列車の行き違い等が可能な構造になっている。
1・2番ホームには木造の待合室が設置されている。
ホーム待合室内部、内部は比較的広い。中には長い木製ベンチが置かれている。
3番ホームの上屋の鉄骨部分には「北陸号 8両編成 1号車 停止位置」と書かれた停止位置のシールが残る。寝台特急北陸は2010年まで金沢~上野間で運行されていた寝台特急で当駅には上り下り共に停車していた。

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所在地:石川県河北郡津幡町
乗入路線
IRいしかわ鉄道
七尾線